変わった?変わらない? | ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og
久々の自分自身の闘病日記。

2か月前、相当病んでそうなネガティブ発言が多かった私ですが、その時はやっぱり調子的にもどん底状態にあったのだと思います。よくもまあ、あの状態でも学校に行けたものだと。。。

実はあの時、授業中ずっと座布団を胸に抱いてました。もちろん周りからは奇異な目で見られましたし、ギャグだと思われてたりもしました。
でもそうしなければならなかった理由──いつ感情のわだかまりがコントロールから外れてしまうか分からなかった。両手でがっちりと座布団を抱えていないと、誰かの首根っこをつかんで殴っていたかもしれない。

必死に抑えて、時には寝たふりをしながら嗚咽を消すように泣いていた。


リーゼ錠5mgも一段と強めのものに変わりました。強めの作用を及ぼすという事は、ほぼ同時に副作用も強くなります。私の場合は「口渇」「味覚の変調」「日中の眠気の増大」でした。
特に「味覚」が変わってしまったのは酷かった。何を口にしても、「苦い」としか感じなくなってしまう。「苦い」オレンジジュースを飲んで口が渇くのを防ぎ、「苦い」から揚げを食べてお昼を凌ぎ、「苦い」飴をなめながら眠気を飛ばし、「苦い」水でうがいをする。
初めからそんな薬を飲まなければよかったと言ってしまえばそれまでですが、試行錯誤を繰り返したうえで主治医が適切な処方をしてくれて、決定しました。

「この薬はねぇ、私もいろんな人を見てきましたが、飲める人がなかなかいないんですよ。ヒドいと苦みが強くなって吐いてしまう。効果は高いんですがね…」

薬剤師もこう言っていました。『ゾビクール(アモバン)』(リンク先はzusuさんのサイト)という名前です。


そんな心身ともに疲弊しながらも約8週間を耐え抜き、ようやく主治医から薬を軽くしてみようかと提案が下りた。次の候補は『グッドミン』(Good 眠?)。なかなか面白いネーミングです。「副作用が少ないけど、寝られなくなるかも」と言われました。
「試します。」…ということで今2週目です。この『グッドミン』という薬、実はうつになりたての頃に飲んでいたものです。今の病院に転院する前に処方されていたので、私がこの薬を飲んでいたことは現在の主治医は知りません。

「昔の、まだ症状が軽かった時のように、戻れるかな?」

そんな思いを馳せながら、日に日に効果を実感しつつ、数か月前のどん底状態を笑って話せるような、毎日を送っています。