ジンクス | ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og
この病院にまつわる(?)マル秘ジンクスを、病歴の長いお隣さんが教えてくれました。カーテンが閉まっていたのを見かねて、わざわざ私の元へ足を運んで下さいました。


“この病院”というと語弊がありますが、どの病院に居ても同じことが言えそうです(その方がこの病院でしか入院したことなかったそうなので…)。

外に出ない人は、入院期間が延びる


これは単に夜風に当たるとか、そういうものではなく、『日光の恩恵を受ける』『軽い運動をする』ことでセロトニンという神経伝達物質の生成を促すことができるそうです。セロトニンは精神を安定させる効果があることで有名ですね。
ここは主治医から許可が出ないので何とも言えない状況ですが、とにかく外出を許可してもらえるように、周りの人の言う事をよく聞きなさいとのお達しです。

一人で悩むと、周りを受け入れられなくなる


今日みたいにカーテンで引きこもっていると、自分と他者との間に大きな壁を作ることになり、周りの輪に入り込んでいけなくなるそうです。この「壁」というのが実に厄介。それは自分を「隠す」ことになるからです。隠れると治療するのも困難になり、病状が悪化・長引く危険がある。
引きこもることを良しとしない訳ではありません。引きこもる(隠れる)ことはつまり自分なりの療養ができることになるので、否定はしません。しませんが、できるだけ自分に素直になり、病気を受け入れて適切な治療を受けることが、君にとって一番なんじゃないかな?とのことです。

将来に自信がない人ほど自惚(うぬぼ)れる


どうやら私は、どこの誰が見ても相当なナルシストだそうです。自分こそ至高の存在であり、自分の意見は絶対意見。私がよく悪戯をするのも、それは自分が「それでも正しいことをやっている」事を自己主張しているようなもの。
ではなぜ将来と繋がるのかというと、所謂“自暴自棄”に近しいものですね。将来を見据えられないから、新しいことを始めようとしない──過去に培われた自己の「良いところ」だけ寄せ集めて行動しているので、あまりの出来の良さに陶酔する──まさに自分が陥っているのがコレです。
もう少し、先達(せんだつ)の意見も取り入れながら自分の性格を変遷させていくことが、病気を克服する近道になるのです。そうすることで、思いもよらないところから自信の芽が生えてくるかもしれない。

我々が賢くなければ、医者はつけ上がる


主治医を選ぶのも、薬を選ぶのも、突き詰めていけば結局は自分自身。自分に合わない医者がいたとしても、自分に合わない薬を処方されたとしても、自分からそれを言わない限り、治る病気でも治らない危険があります。私は初めに掛かった医者がハズレでした。問診は1分で終わり、大量の薬を飲まされ、一時期は呂律が回らなくなる重篤症状が現れたことがありました。全ての医者が善良な医者とは限らない。患者をモルモットとしか見ていない医者だっていることを忘れてはなりません。私はセカンドオピニオンをうまく利用し、この病院へ転院することができました。
「賢く在れ」。これが私たちに必要な器量です。


かれこれ1時間近く話を聞いてくれて、自分が他の人からどういう風に思われているか、どうしたら外出許可がもらえるか(笑)とか、たくさん教えてもらうことが出来ました
まだ多くのジンクスを語ってもらったのですが覚えきれなくて…( ´(ェ)`)ゴメンナサイ


入院期間が延びて「学校入学辞退」
なんて考えたくもないので、もうちょっと自分に素直になります。はい。。。m(_ _ )m