みんなで考えよう!② | ティル・ナ・ノーグ Tir na n-Og
今日は生物関連のクイズですよ~


ヘビの中でも世界最大の毒蛇と称される“キングコブラ”。今から約85年前には5.5m以上の超大型個体も捕殺されています。その大きさもかなりのものですが、厄介なのが「猛毒を持っている」こと──日本には生息していませんが、インドでは『噛まれたら象
ゾウでも一撃と言われるほど強力な神経毒を持っています。


ではでは、そのコブラ同士が毒の噛み合いでもしたら、噛まれたコブラはどうなるでしょうか
そもそも毒が効くのか効かないのか、効いたとして生き残れるのか…これを考えていただきましょう



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~①の答え~

一見してもチンプンカンプンな文字列ですね
ただこの文面には江戸時代の世情が読み取れる、非常に興味深い文献だったりするのです。

着目すべき点は二つ。文字列は縦に書かれている(縦読みである)こと、そしてなるべく“三次元的視点”で見る事が読み解くカギとなります。

・まず一番上の「油」という文字。この文字の下、「よ」との間に隙間があります──つまり高い位置にあることを示しています。

・2文字目の「よ」。縦に長~く書かれています。

・3文字目~5文字目の意味深な丸印小さな丸が2つ並んでおり、最後に二重丸⇒大小2つの丸が書かれています。


これらを加味して総じてみますれば、
1.「油」が高い
2.「よ」が長い
3.小丸、小丸、大小の丸

よって…

油の値段が高い上、夜(よ)も長くなってきた。。。困る(小丸=こまる)、困る、大困る(大小丸=おお・こまる)


と読むのが正解です。江戸の時代においてはまだ電気などありませんから、夜の寒さを凌ぐには油が必需品だったのでしょう。しかし暖を取るその油も値上がりしていて、なかなか手に入らない(夜が長いという事は、つまり冬が近づいてきて寒くなってきたということです)。あぁ困った困った、大変困った
…という当時の世情がよく伝わってきます。


現代においても節電することは大変重要なことです。被災された方々が少しでも快適に越冬できれば……。国民的・政治的課題が山積みな昨今、こういうユーモアな言葉の一つでも出ないものですかね