まわりまわってフランケン | コルシカで朝食(または昼食)を

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高松市のコーヒー屋、コルシカ珈琲のマスターが思いついたことを書き留めていくために作られたブログ。

大相撲初場所11日目。


ここまで10戦全勝の把瑠都が


2敗の大関稀勢の里と対戦しました。


結果は立ち合いの変化で把瑠都が勝利。


場内からは「帰れコール」が起こるほどでした。



そして結びの一番。


1敗の横綱白鵬に、日馬富士が挑みました。


結果はこれまた立ち合いの変化で日馬富士が勝利。


国技館には座布団が飛び交う波乱の結果となりました。



一夜明け、


立ち合い変化をした両力士に対し、厳しい意見がちらほら。


「大関なんだから立ち合いの変化なんて」


「正々堂々勝負しろ」


などなど。


中には心無い発言もありました。



正直な話、稀勢の里ファンの私も、昨日はがっかりしました。



でもそれは仕方ありません。



そういうルールなのです。


相手を土俵から出すか、相手の体を土俵に付ければ勝ち。


それが相撲のルールです。


立ち合いの変化はたしかに褒められたもんではないですが、


それを食ってしまう方も、不用意に頭を下げて突っ込んだりしてるわけで、


負けて当然っちゃあ当然なのです。



白鵬にしても、日馬富士に同じように負けたことが、


何度もあります。


そういう手を使うこともある、と注意していれば、


あんな手は喰らわないのです。



立ち合いの変化はしてはいけない。


というルールができないかぎりは、


何を言っても負け惜しみにしかならないんですよね。


相撲道うんぬんより、優勝したかったのでしょう、把瑠都も。


日馬富士だってあの小さな体で、


白鵬、把瑠都、琴欧州、臥牙丸ら、巨漢力士と戦わなければいけないのです。


たまには変化でもしないと体がもちません。


横綱若乃花だってちょいちょいやってましたし。


実際、稀勢の里も9日目に琴奨菊に対して同じことしてますしね。


まわりまわって自分に帰ってくるのです。



立ち合い変化が禁止になって


一番困るのは何といっても






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阿覧



ですね。



わかるひとだけ笑ってください。