本日のおすすめの一冊はこちら
金原ひとみ 「アミービック」
蛇とピアスで芥川賞を受賞し、
綿谷りさとともに脚光を浴びた彼女ですが、
本来の作風はだいたいこんな感じです。
蛇とピアスは映画で先に見てしまって(吉高由里子のヌードが見たかったからじゃないですよ!)
読む気がしなかったので、
とりあえず装丁がきれいだったので
なんとなく買った本作。
なんというか女版、町田康とでも言いましょうか、
とてもいい感じで病んでます。
そして、やはり芥川賞作家だけあって、
文章に力があるので、ぐいぐい物語に引き込まれます。
それから何冊か金原さんの本を読みましたが、
だいたい主人公は病んだ女です。
マンネリっちゃあマンネリなのですが、
それでも不思議と読んでしまう。
文章の力は偉大ですね。
いい感じに病みたい女子!
必読ですよ