『ダイエットしてよかったなって一番思えることは、糖尿病のようなものを患っていれば健康ですが、一般の人は・・・』
「分かった！痩せたことだ」
『ブブー、ざ～んねん。痩せたことだと答えるものです。では一般的なイメージで痩せるとはな～んだ？』
「うわ～、まさかのひっかけ問題でお手つきしちゃったよ。」
美咲にとっての痩せるはこの一語に尽きる。
「細くなること」
『せいか～い、では細くなることはダイエットでしょ～か❓』
「えっ？ダイエットだよね。」
『ざ～んねん』
😈地からのDebooのざわめき👿
ダイエットは食事療法な。
画面に、サカセン一択でも苦しいかもしれない大きなサイズのおばちゃんが映された。
アタオカサイトが言うには極端な例として食事療法で細くなるのはこのタイプだという。
続いてグラフが表示された。
横軸が年齢、縦軸が胴囲である。
年齢が増すにつれて右肩上がりになっている。
もう一つの縦軸あった。
それが肥満度を表すBMIであった。
あるところから急に右肩上がりになり、そのあとはなだらかに右肩が下がっていた。
アタオカサイトの説明を読むと、あるところから体重が減るのに胴囲が増すということだそうだ。
続いて、同じグラフの男性版も表示された。
先に見た女性のものよりもさらに顕著になっていた。
アタオカサイトが言うには、男性は妊娠出産をすることがないために、分散が小さいのではないかということだ。
『細くなるのはダイエットではなくてな～んだ❓』
適切な食事の管理と適度な運動と二本柱で語られれるものは横文字に直せば
「ダイエット＆フィットネス(Diet and Fitness)」
だ。
👼天からのAbooのささやき👼
痩せ体型を作るのはダイエットでもフィットネスでもない。
ボディメイクに属する。
とは言っても、コルセットダイエットでは筋力を余分に付けたりなどといったことは要求していない。
ひ弱で、脆弱で、華奢な印象でよいのだ。
そのためには、実は強靭？な筋肉によって姿勢を一定に保つ必要がある。
しかも手持ちの筋力だけを利用する。
筋肉の負荷を落とすために体重は軽いに越したことはない。
併せてもっと重要なことは、絶妙のバランス感覚で少ない筋力で見事に上体を立ち上げることだ。
ちょうど子供のころに手の指の上に傘を乗せバランスを取るようにしたのと似ている。
傘がしっかりと束ねられて細くなっている方が、束ねていない量よりはるかに簡単だ。
ただのまっすぐな棒ならもっと簡単だ。
棒が柔らかくてふらふらしてしまうようだとまず不可能だ。
つまり、背筋(せすじ)をまっすぐに立て、まっすぐに立った背筋(せすじ)にすべてを寄せるようにする必要があるのだ。
この時の筋肉の使い方をマスターすれば痩せ体型になれるのだ。
あとは、現在の身長と体重でどこまで寄せられるかにかかっている。
なんとなくそんな感じでありかなと妙に納得した美咲であった。
■作者紹介
）プロクビレイター（のAbooです。
世界中のウエストを『くびれ』させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット
コルセットを締め上げて肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。
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