改めておさらいすると、今回のテーマは
「やっぱり自分がやりたいと思うことを一生懸命やろう」というテーマです。
画一的価値観なんかに収まらない、
日本のダイナモ黒柳徹子。
御年90歳になる徹子は、中国の出版社から自身の本『続 窓ぎわのトットちゃん』の販促イベントのオファーを受け、飛行機に乗って訪中。年をとっても意欲に満ち溢れている。
さらに訪問先の北京の大学では「特別講座」を行い、日本語を学ぶ学生たちを激励した。
TVでは延々と早口でしゃべり倒し、ユニセフ大使として世界中を回り、90歳にもなって海外まで赴き活動する。
徹子のバイタリティーの源。
それは「やりたいことをやる」と、「人間愛」なのだと思う。
訪中中の記事をいくつか読んだが、徹子のおしゃべりの量が尋常でないようで、各社の記事が全てひとつひとつ異なっている。
その中からいくつか紹介。
90歳の「トットちゃん」北京で軽快トーク 黒柳徹子さんの名著が中国で売れ続ける訳 (tv-asahi.co.jp)
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ぬいぐるみのパンダを受け取り「本物のパンダくらい思いですね」とひと笑いつかみに行く。その上で通訳にでたらめな中国語を返す。
こんな不要なやりとりをするサービス精神。いや、やりたいからやっただけなのかな?そんなところに人間愛を感じる。
その後の発言では、HP上の青いカラーの部分で、
「思い通りにいかなくても何かひとつワクワクすることをみつけてください」
「私が仕事を始めてから、70年ですよ、70年!足りないことだらけですよ私でも、70年も仕事を続けているのだから、皆さん『やりたい』と思うことに出会えるよう、進んで挑戦してください」
と言っている。
さらに、
中国訪問中の黒柳徹子さんが北京外国語大で特別授業「日本語の勉強をずっと続けて」 - 社会 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
黒柳さんは「若い時は迷いがあるけれど、人と比べる必要はない。やりたいことがあるならやってみることが大事」と話した。
90歳・黒柳徹子 「昨日の夜から北京に滞在しています」中国版“トットちゃん”大人気に「びっくり」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
「『続窓ぎわのトットちゃん』を書いている途中にびっくりしたのは、子どものころも大人になってからも、ただただ失敗の繰り返しで、やっていることがほとんど変わってないなぁってことでした」と告白した。
そして「もちろん成長している部分もあるんだろうとは思いますけど、基本的には人間って変わらないんだということに気がつきました(笑)」と明かした。
黒柳徹子さん 中国で「特別講座」 日本語学ぶ学生と交流 | TBS NEWS DIG (1ページ)
学生
「どのように愛されキャラ(になれるのか)、あるいは様々な愛に囲まれることができますか」
黒柳徹子さん
「やっぱり自分がやりたいと思うことを一生懸命やろうと思ったことがあります。みんなにいろんなことを言われるかもしれないけれど、とにかくやってみる。人のために何かをしてあげようって思う人になることも、とても大事なことだと思うんです。そうするとだんだん優しい顔になってきてね」
やりたいことをやる。失敗してもやる。
好奇心や情熱はいつになっても人を動かす原動力になるのだと思いました。
また、生産性がどうか能力がどうかではなく、人間愛にあふれる人物は本人も幸せそうだし、周りの人も幸せにするのではないかと思いました。
自分もこんな風に人生を生きてみたい。
子供たちにはサッカーやそれ以外にも大好きなものを見つけて欲しいし、人間愛あふれる幸せな人になってほしい。
指導者は能力だけでなく、愛情をもって選手と関わってくれるといいな、なんて思いました。