どんな行為がファウルに当たるのか、競技規則から学ぶ。 | こりーさんのブログ

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長男と共に37歳でサッカーを始めた父が、サッカー、子育て、ユーチューブや他競技から学んだこと、感じたことをなどをブログに綴っています。
「気づき」や「感じたこと」を伝えていきたいと思っております。

サッカーとプロレスの共通点、それは反則の基準があいまいであることだ。どこまでがプレーとして認められた範囲で、どこからが反則であるかを知ることは、自身がどのようなプレーや技術を身に着け行うのか判断する前提として知っておくと有効だ。

 

そもそもプロレスについては5秒以内の反則ならOKとされており、何をもって反則負けになるのかはレフリーにしかわからないが、一番ひどい人になると、チェンソーを凶器として振り回している。とりあえず反則負けになっていない所を見ると、チェンソーを振り回すことは反則負けにはならない許容された範囲内で行為となるようである。

(チェンソーを振り回す行為は許容範囲内だけど、凶器での攻撃が成功してしまったらどうなのかな?と疑問ではあるが、、、)

 

 

動画を見ていても、ただただ怖いだけだし、もし本人と会ったら「本業はきこりですか?」とぼけてみたい気もするが、チェンソーを手にしていることを考えるとその質問は心の奥にしまっておいた方がよさそうだ。

 

 

 

お戯れはこのあたりにしておいて、ここからが本題。

ファールについての自分の考えを述べようと思っていたが、そのためにはルール上のファールについて正しく知る必要があると思った。

 

今回は話が長いうえに、自分で書いていても説明ばかりで特に面白くもないので、結論を先に述べておきます。

 

小学生のサッカーでもボールに対してプレーし、かつ相手に対して危険でないよう配慮したと、主審が判断した上であれば、体当たりやタックルは認められたプレーであり、結果相手が転んでしまってもファウルとはならないと考えられる。

 

また、ボールに対してプレーできる距離で相手をホールドせずに押さえることも認められるプレーだと自身は解釈しおります。

 

そのため、体当たりや相手を押さえるテクニックについても、学んで身に着けるべき技術であり、試合において必要に応じ行使するべきプレーであると自身は考えている。

 

という結論です。

補足として考えておきたいことは、本来芝生グランドでサッカーは行われる競技であり、土のグラウンドは本来あるべき形ではないのではないか、ということです)

 

↓ここからは特に面白くもないですが、自分や子供の身の回りのサッカー現場、JFAの動画や競技規則12条を2~3日にわたって読んだことを書かせていただいております。

はじまり、はじまり

 

 

 

なんとなくの印象なのだが、バスケットボールはオフェンス側の体当たりには寛容だが、ディフェンス側はちょっと腕をはたいただけでもファウルを取られ、ジャッジがフリースローを与えている印象がある。

 

サッカーはオフェンス・ディフェンスともに、ボールの所有権を争う際のぶつかり合いや、ボールに触れた後に相手が足に引っかかって転倒しても、ファールにならない場合も多くみられる。

 

ラグビーやアメフトまでとはいかなくても、自身の印象ではバスケよりは激しめのボディーコンタクトが許容されているのがサッカーの身体接触の基準だと考えている。

 

 

しかし実際の身近な場面で考えてみると、ボディコンタクトに不寛容なレフリーやチームも存在する。

息子が練習試合をした相手のチームは、こちらの選手が腕を使うこと、相手を押さえること、体当たりすること、などに対して外野にいる関係者のおじいさんから「ファールじゃないか!」「手を使うな!」などの声が上がった。

(相手側から出た審判はファウルを取らず流していた)

 

以前練習試合をした際にもこちらのチームは、サッカー経験者ではないと思われる審判がファウルを取る際には、身体接触に厳しく無言で笛を吹いたあとギョロっと子供をにらみつけていた。とにかく先方の子供はすぐに転び、転んだらとりあえずファウルであった。

 

また、自身の行っている個人参加のフットサルでは、もめ事を避けるために、開始の際にあえて身体接触や激しい当たりは行わないようにと説明がある。

わざわざ説明があるということは、(レクリエーションなら別だが、)競技としては基本的に身体接触があるということだと考えられる。

 

日本サッカー協会の競技規則ではどうなっているのか。これが競技として一つの正しい基準となるのだが、

 

JFAの競技規則 第12条 ファウルと不正行為よりざっくり抜粋

サッカー競技規則2023/24 | 日本サッカー協会 (jfa.jp)

 

チャージする。飛びかかる。ける、またはけろうとする。
押す。打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
タックルする、またはチャレンジする。
つまずかせる、またはつまずかせようとする。

 

リンクよりいくつか動画で例が上がっているが、以上の行為を「不用意に、無謀に、または過剰な力で行ったと主審が判断した場合」ファウルとなる。というところがポイントだ。

 

より具体的な例はこちらのページに乗っている。

【Q&A】反則(はんそく)にならないチャージとは? | FC Gradation Kashiwara

 

 

その他にも、

相手競技者を押さえる。
・身体的接触によって相手競技者の進行を遅らせる。

・ハンド

【Q&A】進路妨害(しんろぼうがい)Impede(インピード)は、どういう反則(はんそく)ですか? | FC Gradation Kashiwara


さらに、以下のプレーは関節フリーキックのペナルティになる。

・危険な方法でのプレー

ボールに対してプレーしようとするとき自分を含む競技者を負傷させる、負傷を恐れてプレーできないようにするプレーも含む。

 

・身体的接触なしで相手競技者の進行を遅らせる

相手競技者の進行を遅らせるとは、ボールが両競技者のプレーできる距離内にないとき進行を妨げる、ブロックするなど。

 

競技者が、相手競技者とボールの間に自らを置くことは、ボールがプレーできる距離にあり、相手競技者を手や体で押さえていない限り、反則ではない。ボールがプレーできる距離にある場合、その競技者は、正しい方法で相手競技者にチャージされることがある。↑(上記の動画では、背中や腕を広げて自身のプレーしているボールを守っているのであって、相手を押さえているわけではないという解釈だと思われる。ボールの方向以外に対しては相手の選手は自由に動ける)

 

下記写真の彼氏の後ろにボールがあったとして、相手は自由に動けないので、こちらはファウルに該当する押さえ方となる。

 

また、体で押さえるについては、二人以上で挟んで押さえるイメージなのだろうか。コーナーキックの際にGKが囲まれたりはさまれて注意が入ったのは高校サッカーで見たことがある。

 

 

大まかにファウルを上げるとこんな所がある。

 

実例集やプロの試合を見ても、どれくらいの強度であるとファウルになるかは審判の判断が基準となるため、リーグや審判によってファウルの基準は少しあいまいな部分はあるようだ。

 

プロのファウルの基準が小学生やその他の年代とそのまま同じというわけではないが、1種(一般年代)から4種(小学生)と体系的な組織であることから、本質的な基準は共通していると考えられる。

 

以上により、先ほども述べた結論に至るが、

小学生のサッカーでもボールに対してプレーし、かつ相手に対して危険でないよう配慮したと、主審が判断した上であれば、身体接触はファウルとはならない

 

ボールに対してプレーできる距離で相手をホールドせずに押さえることも認められるプレー

 

体当たりや相手を押さえる技術も、身に着け必要に応じ行使するプレーという結論です。

 

最後まで目を通してくださった皆様、まことにありがとうございました。

 

今回どんな行為がファウルに当たるかが分かったので、今後自身のファウルに対する考え「競技においてはプロフェッショナルファウルは一つの手段」について書こうと思っております。

 

また長くなりそうなので、またその気になった時にでもと思っております。