毎年学生が趣向を凝らして、先生を驚かせるストーリーを考えます。
去年のブログを見て頂ければその様子が解りますが、
http://ameblo.jp/correlated-interference/day-20101122.html
昨年はドアの裏から段ボールで貼りまくって、
『予算縮小強制執行のため、この研究室は閉鎖されました。 行政刷新大臣 蓮舫』
とプリントアウトした紙を張って鍵を閉め、先生を研究室に入れない様にしました。
毎年何が起こるか半分楽しみにしている先生は、『これは面白い!』とiPhoneに記念に撮影されていました。
あれから、一年・・・・土曜日の大々的な国内外の学者のみなさんのそれには出れませんでしたが、
今日の研究会は学生ベースなので小さなケーキで会費500円。これならよこしま★ちゃんの、負担がないっ。
しかも、サプライズ!!! 愉しそう。それなら、怖くないから出れる!
(さっきの発表で、どちらかというと、一見、ネガティブに見えますが、
それはポジティブへのきっかけに過ぎない、と思うと、
皆さんや先生に自分と言う人間性を解ってもらう大きな切欠になった、
という意味では、とても短時間で効果のある出席となりました。)
やっぱり、『この日』だったんですね♪
古い大学なので、古い講義室。
で、これが先生。もうバレテもいいや。だって業界では世界的に有名で、
実名で顔も公表されている人だもの。
先生、そんな事では怒りましぇ~ん。

写真自体は、サプライズ後だったので、秘書さんからレイを首にかけてもらっています(笑)

で、これが発表の場所。古い教室でしょ?
学生が、発表の途中で、
『それでは、今やっている実験をビデオにまとめました。
ごらんください。』
といい、あたかも自分の研究を見せているようにしました。
ところが流れ出したのは、
土曜日に先生のほぼ同期の東大の先生や、他の大学の先生のコメントやご家族様のコメントを一編にまとめた動画!!!!
それを皮切りに、みんなでわざとらしく、『あれ?あれ?どうしたんだろう?』となって、
ドヤドヤドヤと、准教授も秘書さん達もケーキやクラッカーなどを持って入って来ました。
しばらく、動画(先生の困った所や、ここでしか言えない所、やご家族だけが知っている普段の先生)
が流れて、研究室の雰囲気が和んだところで、HappyBirthday

ずっと体調が悪くていけなかったのだけど、この日だけは、這ってでも行けるようになりました。
サプライズだから、愉しいから、辛いことが隠れるから。
ケーキ食べてクラッカーのリボンカラフルだからもらって、
心でずっと「ピンク、ピンク」と呟いていました。
さっきの記事で相当ダメージ受けたけど、ピンク、ピンク・・・ぶつぶつぶつ。
早退するとき、貧血で立ちくらみがして(本来なら、外界を接触を絶つ指導をされた期間)、
思わずとなりに座っていた同期の、今や助教に、倒れかかってしまい、
『あ。ごめん。貧血起こした。』というと、
『うん、いいよ。』って肩を貸してくれました。
ま、入学試験の春に、『はじめまして~』と会話を交わしてから、
8年半知っているので、まあ、それまでの苦しい過去も知っているので、
途中何度も倒れた事も、知っているので、
旧友みたいなもんかな。
今は温厚な彼も、学位を獲る時期が同じだったときは、相当、ストレスがたまって、
周りに当たり散らして精神状態がおかしくて、(博士課程ってそうなるんですよ)
『そんなに獲りたかったら、どうぞ。ふんっ。』て身を護ったりしていました。
他にも学位取得予定の学生が何人も重なって(相当大きな研究室だったんですよ、当時。)、
あの時期は相当、同時期に、皆が混乱して、良くも悪くも私の特性を知らず、
結果として、ちょっかいを出した人が多かったために、
先生は、
『君たちは、よこしま☆ちゃんの人生の責任を取れるのかーーーー!!!!!!』
と1人1人に呼び出して、怒鳴っていたそうです。
後で知りました・・・。
で、これまで、いくらもサプライズを受けているので、
最後に一言。
『え。これで、サプライズのつもりなん?』
みんな椅子から落ちそうに(苦笑)
もっと凄くて、先生が驚いて飛びあがったのも、あったからなぁ・・・。
つまりは、これって、学生の企画力なんですよね。
とっても驚かせた学生は、卒業して、とっても、優秀な先生になって、
各大学で教鞭をとっています(笑)
よく遊びよく学べ。
私、これ、結構合っていると思います。