久しぶりに本読んだ | 今日誰とも話してない

今日誰とも話してない

ギリ30代、OL、

40歳で総資産額5000万がとりあえずの目標。→7000万に変更
38歳、5000万達成

私はひとり旅が多い。最近になってようやく自分が、かなり旅行行ってる方なんだ、とわかったけど、別に多いとも思ってない。
何故なら、常に飢餓状態だからだ。

あー、旅立ちて〜。旅を旅をくれ〜と。

もはや病気w
会社のキラキラさんは私の比じゃない。真の旅行好きとはああいう人のことをいう。キラキラさんはおしゃべりが上手いので、旅行の話をよくして盛り上がっている。私は虚ろに聞いているのみだ。私が会社でどこかに行った話はしない。土産を買わないといけなくなるし、何より、うまく話せないからだ。


昨日、旅屋おかえり、と言う本を読んだ。

丘恵理子。りゃくしておかえり。売れないタレントのおかえりは、旅に行けない人の代わりに旅をする旅屋を始める。

おかえりはキラキラさんに似ている。明るくて、言葉を操るのが上手くて、おしゃべりが好きで、とにかく人を巻き込む力を持つ。こんな人がひとり旅をしたら、出会いもある。おかえりはタレントとはいえ、売れないタレントなのであまり認知度がない。その人間性が、様々な出会いを生み暖かいドラマをつくる。

本自体は3時間もあれば読める。私は風呂場で読み切った。旅好きとしてわかる部分もあるけど、おかえりと私は違いすぎて途中しんどくなった。

私みたいな大人しい人見知りが旅をしても、ぶっちゃけ何も起こらないwええ。何もw

誰かと話すこともない。いつも弾丸旅行。淡々と時間内にスケジュールをこなすような旅だ。

唯一、人の縁に触れたのは、台湾に行った時。
親切な老紳士がひとり旅を心配してあれやこれや世話を焼いてくれた(知らなかったが、実はこの方、Wikipediaに載るレベルの偉い博士だった)帰国後お礼のメールをした。
日光に行った時に、隣のインド人に写真見せてもらったり、タイ人に道案内したりはあっても、毎回ほぼ人との出会いは何もない。人見知りのひとり旅はやはり孤独だ。
私はそこそこ旅行に行く。羨ましいと言われるが
私は仲間のいるあなたの方が羨ましいよ。

行ってらっしゃい。と見送られ?ただいま。と帰ってくる?‥誰に。
読むのがしんどくなってきた。
とてもいい本なのは確かだ。暖かくて、感動的で泣ける。(語彙力貧困
だが辛い。私にはないものだから。

ひとり旅は理解されない。苦笑いされる。ひとりで行っても共有できない寂しさは確かに感じるが、それでも私がひとり旅を辞めないのは何故だろう。安らげなくても楽しくなくても旅に出たい、それを人はジャンキーとかいうんだがw



最近、伊勢神宮や、大塚美術館、イスラムモスクに行ったから、読んでみようと思って注文した。
私の旅の理由はそれでいいのかもしれない。