足利にて☆ | ☆ CORONET BLUE ☆

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夢みたものはひとつの愛、願ったものはひとつの幸福。

12月になってしまいましたあせる
ブログをさぼっておりましたが、
書くことがなかったのでなく
コンサート三昧の日々でした。
だぁ~、どこから手をつけて良いのやら状態ですブヒ

てなわけで、遅ればせながら・・・
11月9日の日曜日。 
V・ベッリーニ作曲「ノルマ」を聴いて参りました。



公演特別監督   直野資

指揮       菊地彦典 
      
出演
大隅智佳子    ノルマ
田崎尚美    アダルジーザ
城宏憲      ポッリオーネ  
斉木健詞    オロヴェーゾ   
渡辺大      フラーヴィオ   
林眞暎      クロティルデ   
城りりあ     子役   
松田梨沙      〃

足利オペラ・リリカ・アンサンブル
足利オペラ合唱団
OHSUMI&PRODUCEオペラ合唱団

菊地さんの指揮を拝見するのは
「トゥ―ランドット」に続き2度目。
その時のリュウ役が大隅さんでした。

「ノルマ」は昨年も聴いていましたので
あらすじはほぼ知っていたのですが、
会場へ向かう間に丁寧な予習を
トリル★さんにして頂きホボ完璧でございましたうふふ

紀元前50年頃。
ローマ軍から迫害を受けているガリア地方。
その地の巫女をしているノルマとアダルジーザと
そして敵であるローマ軍ガリア地方総督ポッリォーネの三角関係。

ポッリォーネは、密かに子供までもうけたノルマを捨て
若いアダルジーザを愛するようになります。
やがて、2人の関係を知ったノルマは、
アダルジーザもポッリォーネも処刑すると告げます
アダルジーザだけは助けて欲しいと懇願するポッリオーネ。
それを聞いてノルマのくだした決断は・・・
何と罪を犯したのは自分だと、
処刑されるべきは私なのだと告白するのでした。
それを聞いてポッリォーネはノルマの愛に気づき
ノルマとポッリォーネと2人で火刑台に向かうのでした。


昨年の「蝶々夫人」とはまた違う女性を描かれていました。
どちらも自分よりも愛する者の幸せを強く願うという
気持ちは共通しています。
ノルマ役の大隅さん初め、どの方も歌声が素晴らしく、
演技も容姿も申し分なくて
すんなりと物語に入り込めました。
今回、演奏形式という説明でしたが、
実際は、大がかりではなかったけれど舞台装置もあり
お衣裳をつけ演技もされていました。
合唱団が演技無しでした。
今までに私が見たオペラでも、何度かう~ん…と思う方がいました。
今回そんな事を全く感じずに見終えましたうるうる
出来ることなら、
オーケストラが舞台上でなければ良かったのですが。

オペラエクスプレスのFBに写真掲載されています。

Norma Casta Diva


この日、女子高校生も多く見に来ていたのでした。
終演後のロビーで大隅さんと城さんは
女子高校生達に囲まれていました。
大抵、オペラの観客は中高年が多いですが
このように、素晴らしいオペラとの出会いがあれば
若い人も感動を得られるという事ですね。

正直観客は少なかったのですが、
終演後の賑わいは凄かったです。
再演があると良いなぁと思いますけれど、
ノルマ役は大変そうですね。

お陰様で、
大隅さんの演奏を今年6回聴かせて頂いています。
「ノルマ」の前、10月の終りにも聴いています。
シークレットという事ですので
詳細は書けないのですが、
それは贅沢で素敵なハーモニーでしたビックリ

嬉しい事に12月は2回予定していますスキップ*