
ブログをさぼっておりましたが、
書くことがなかったのでなく
コンサート三昧の日々でした。
だぁ~、どこから手をつけて良いのやら状態です

てなわけで、遅ればせながら・・・
11月9日の日曜日。
V・ベッリーニ作曲「ノルマ」を聴いて参りました。
公演特別監督 直野資
指揮 菊地彦典
出演
大隅智佳子 ノルマ
田崎尚美 アダルジーザ
城宏憲 ポッリオーネ
斉木健詞 オロヴェーゾ
渡辺大 フラーヴィオ
林眞暎 クロティルデ
城りりあ 子役
松田梨沙 〃
足利オペラ・リリカ・アンサンブル
足利オペラ合唱団
OHSUMI&PRODUCEオペラ合唱団
菊地さんの指揮を拝見するのは
「トゥ―ランドット」に続き2度目。
その時のリュウ役が大隅さんでした。
「ノルマ」は昨年も聴いていましたので
あらすじはほぼ知っていたのですが、
会場へ向かう間に丁寧な予習を


紀元前50年頃。
ローマ軍から迫害を受けているガリア地方。
その地の巫女をしているノルマとアダルジーザと
そして敵であるローマ軍ガリア地方総督ポッリォーネの三角関係。
ポッリォーネは、密かに子供までもうけたノルマを捨て
若いアダルジーザを愛するようになります。
やがて、2人の関係を知ったノルマは、
アダルジーザもポッリォーネも処刑すると告げます
アダルジーザだけは助けて欲しいと懇願するポッリオーネ。
それを聞いてノルマのくだした決断は・・・
何と罪を犯したのは自分だと、
処刑されるべきは私なのだと告白するのでした。
それを聞いてポッリォーネはノルマの愛に気づき
ノルマとポッリォーネと2人で火刑台に向かうのでした。
昨年の「蝶々夫人」とはまた違う女性を描かれていました。
どちらも自分よりも愛する者の幸せを強く願うという
気持ちは共通しています。
ノルマ役の大隅さん初め、どの方も歌声が素晴らしく、
演技も容姿も申し分なくて
すんなりと物語に入り込めました。
今回、演奏形式という説明でしたが、
実際は、大がかりではなかったけれど舞台装置もあり
お衣裳をつけ演技もされていました。
合唱団が演技無しでした。
今までに私が見たオペラでも、何度か

今回そんな事を全く感じずに見終えました

出来ることなら、
オーケストラが舞台上でなければ良かったのですが。
オペラエクスプレスのFBに写真掲載されています。
Norma Casta Diva
この日、女子高校生も多く見に来ていたのでした。
終演後のロビーで大隅さんと城さんは
女子高校生達に囲まれていました。
大抵、オペラの観客は中高年が多いですが
このように、素晴らしいオペラとの出会いがあれば
若い人も感動を得られるという事ですね。
正直観客は少なかったのですが、
終演後の賑わいは凄かったです。
再演があると良いなぁと思いますけれど、
ノルマ役は大変そうですね。
お陰様で、
大隅さんの演奏を今年6回聴かせて頂いています。
「ノルマ」の前、10月の終りにも聴いています。
シークレットという事ですので
詳細は書けないのですが、
それは贅沢で素敵なハーモニーでした

嬉しい事に12月は2回予定しています
