2010年の9月1日杉並公会堂の
「蝶々夫人」見に行きました。
その時はハイライトでしたが、
今回全編を楽しませて頂きました。

ゴロ-役、テノールとしてありますが、
いつもの柔らかな歌声でなく
チョイ悪の中低音で歌われてました。
ピンカートンに蝶々さんを金銭取引で紹介したのですから、
芸者の蝶々さんをピンカートンは水揚げしたことになるのでしょうか?
以前は、役どころが女衒と書かれていましたが、
結婚仲介人になってますね。
「女衒」という映画がありました。
亡くなった緒形 拳さん主演。
TV放映で見た記憶ありますが、
暗く暴力的でエロチックな記憶があります。
1幕が、蝶々さんとピンカートンの結婚を仲介したので、
あれこれゴロ-は歌う場面も多く、
舞台中を動き演じられていました。
いつのまにかゴロ-を見失ってしまいました

ブログでの写真では、無精ひげを生やされていましたが、
当日は多分剃られて、髭剃り後も青々とした舞台メイク。
髪は、真ん中分けピタッとなでつけ耳にかけていました。
お衣裳は、灰色の地に亀甲のような小紋柄。
灰色か紺の足袋に草履履き。
そして、結婚式に備えてでしょうか、
黒の紋付を羽織られていました。
巴の紋だったと思います。
2幕ではその羽織は脱いで、
蝶々さんの世話役のスズキに裏手から庭まで追いかけらます。
悪態をつき、
私にはスズキに柄杓で叩かれていたように見えましたが
お水をかけられていたという方もいました。
そして、大慌てで駆けて逃げて行く時の花道で、
裾が乱れ、赤い裾よけが見えちゃったぁ

赤いステテコでした


荒れ模様と天気予報でしたが、
終演後に少し降ってきたくらいでした。
10日の朝に割と大きめの地震がありましたが
電車が少し遅れた位で無事到着出来て良かったです。
そうそう、17日は、
北区で見つかった不発弾処理の影響で
JRは、京浜東北線、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線の一部区間で
一時、運転を見合わせるそうですから、
10日でなくて良かったです
