


















11月10日、足利にて「蝶々夫人」を見て参りましたっ

会館に入るとプッチーニがお出迎え

歌舞伎?と思わせる程、立派な舞台装置。
不透明と半透明の二重の緞帳が間をあけて上がりました。
半透明の幕になった時、霞がかったように見えて、
蝶々さんのお家を遠くから眺めているようで、
その幕が上がるとズームインしたように近づきました。
左右に満開の桜、前面にはストックのような花壇。
結婚式の場面。
上手の花道から、芸者衆や親戚などの参列者が登場するあたりでは
オペラと歌舞伎の混ざったウキウキ感がしました。
夜通し、障子に穴あけして、
蝶々さんと坊やとスズキと3人で眺めている場面は
まるで絵のように美しくはかなげでした。
ピンカートンの不実が分かって自害しようとした初めの時に、
坊やが 「ママ~」と駆け寄って抱きついた
大隅さんの演技の見事なこと

鳥肌たちました。
グングン 大隅さんの歌唱に惹きつけられます。
そして最後、衝撃的な自害の場面で終わります・・・。
素晴らしかったです

今回ご覧になれなかった方・・・お気の毒でしたね

終演後、ポスター頂く時に職員の方とお話させて頂きました

大隅さんが足利でこれからも続けていかれるとの事ですから、
これ以上の演奏をとは大変なことでしょうね・・・。
ソプラノ殺しと言われる「蝶々夫人」を
決死の覚悟で挑まれると書かれていました。
舞台の蝶々さんは死んでしまったけれど、
無事に歌い終えた表情のカーテンコールでした。
昨年の夏の「トゥーランドット」のリュウ役から追いかけています。
今回ご一緒した方の中の4人はリュウに感激したはずなのですが、
帰りの車中で、リュウ



初めてお聴きしたのは、
2010年12月の「シラノ・ド・ベルジュラック」
ロクサーヌ役。シラノ役がピンカートンの内山さん。
この時に合唱で横山さんが出てらしたのです。
そして今年、川崎溝の口、渋谷伝承ホール、
川崎ミューザ、横浜みなとみらいホールと行きました。
大隅さんが今年のオペラは終わったと書いてらっしゃいます。
今年最後の最高のオペラは終わりましたが、
もう一つ、年末恒例の

私、行く予定にしています

そして来春へ
