結婚相談所のメリット・デメリット
婚活コンサルタント@旦那の”おちころん”です。社会人にとって、出会いを見つけるということは、とっても大変なことですよね。僕自身も2年間の婚活をしたからこそ、「こんなにも社会人って出会いがないのか」と絶望的になったものでした。でも結婚相談所ってなると、なかなか敷居が高いですよね。お金がかかりそう。行きにくい。そこまでしなくてもいいかなぁ・・・など。特に男性になるほど、こういった傾向がありますね。今回は、そんな「結婚相談所」について考えてみたいと思います。結婚相談所のメリット・デメリットって一体どんなことなんでしょう?結婚相談所のメリットまずは結婚相談所のメリットについて考えて見ましょう。1.結婚の本気度が高い人と出会える。何と言っても1番はコレでしょう。登録自体にも結構な金額がかかるわけですから、おのず真剣に結婚を考えている人だけが集まってくるわけです。コンパや婚活パーティやマッチングアプリなどでは、出会いはほしいけど、結婚には前向きではない人も残念ながら紛れてます。特に男性は。その点、結婚相談所は男性であれ、基本、結婚に対して本気の人だけの集まりですから、本気の交際以外したくない人には大きなメリットといえるでしょう。2.サクラや既婚者が紛れ込んでいない。別の記事でも書きましたが、婚活パーティやコンパでは、残念ながらサクラや既婚者が紛れてることがあります。その点、結婚相談所では、登録時に独身証明が必要。まずそういったことはありません。3.相手の身元がはっきりしている。何歳で、何処に住んでいて、どんな職に就いているのか?相手がどんな人か知った上で出会うことができます。もちろん自己申告制ですから、中には多少偽っている人もいる可能性はありますが。。。結婚を真剣に考えて、高額な費用を払って入会をした結婚相談所。後々バレる嘘をわざわざつく人は、ほとんどいないでしょう。コンパやパーティなどでは、その辺はやっぱりどうしても曖昧。むしろ曖昧だからこそ男性にとってはその方が気楽に参加しやすいのでしょうけど。折角いい出会いがあったのに、実はその人は無職だった。これでは話になりませんもんね。4.事前に条件で絞込みができる。また、ある程度、事前に相手のことを知ることができるからこそ、事前に条件で絞込みをすることもできます。何歳から何歳まで?どんな仕事についている人?どこに住んでいる人?家庭に対する価値観は?etc一方、パーティやコンパでは、残念ながらそこまで事前に絞り込むことはできません。もちろん最近では、職種限定の婚活パーティーや、年齢制限のある婚活パーティーなんかもありますが。精度の高さでは、やはり結婚相談所にはかなわないでしょう。結婚相談所のデメリットでは逆に、結婚相談所のデメリットとは何でしょうか?1.費用が高額なんと言っても一番はコレ。数ある婚活サービスの中でも、おそらく一番高額なのは結婚相談所でしょう。費用は、業者によってまちまちですが、一般的な相場で言えば、 入会時に10万~30万 月々の会費が1万~3万 お見合い1件セッティングで5,000~8,000円 成婚時に10万~30万ざっとこんな感じです。仮に、入会して3ヶ月間在籍して、その間、お見合いを6回行ったとしたら、ざっくり約30万~60万ぐらいはかかります。もちろん、入会費が高い代わりに成婚料不要とか月々の会費が高い代わりに、お見合いセッティング料無料とか業者によって料金体系はさまざまですが。婚活パーティもコンパも月会費はかかりませんし、1回4,000~6,000円程度(女性であれば無料になる可能性も)。それに比べたら、やはり高額な点は否めないでしょう。2.実は少ない。結婚相談所に登録している人は独身男女の数%!?お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、結婚相談所に登録されている人って、独身男女全体で見たら、ごくわずかなんです。数値は年代によって様々ですが、おおよそ数パーセント。つまり100人独身の人がいたとしても、結婚相談所で出会えるのは、その中の数人ってこと。だから出会いがいっぱいあるようで、実際、多くの独身の人とは出会えないんです。例えば30代の独身の例で見てみましょう。現在、日本の30代(30~39歳)の人口は下記の通り。 男性 約793万 女子 約770万 計 約1,563万 ※総務省統計局データ(2015年12月時点)一方、各世代別の独身の率は下記の通り。 男性 30~34歳 46.5% 35~39歳 34.5% 女性 30~34歳 33.7% 35~39歳 23.3% ※平成27年国勢調査以上から計算すると、全国の30代の独身男女の人数は下記の通り。 男性 318万 女性 217万 計 535万つまり30代の独身男女は全国に約535万人いるわけです。しかし結婚相談所に登録されている人数で言うと・・・?一番多いところで約5万人。よくあるのは、1~2万人ぐらい。少ないところだと数千人。ちなみに一番多い5万人はおそらくIBJさん。これは1社でと言うわけではなく、連盟のようになっていて、全国の結婚相談所が加盟しているんですね。だから数も多い。でも。それでも5万人。535万人のうちのわずか1%。登録者は増える傾向にあるとは言え、結婚相談所に登録している人は実は独身全体の中のごくわずか。婚活しているからと言って、必ずしも結婚相談所には行かないんですもんね。そりゃ当然です。3.成婚できるかどうかは別問題一番大きなのはコレ。必ず結婚できるか?と言われれば、実はそうではない。案外、成婚率を謳っている結婚相談所は多くないのですが、それもそのはず。厳密な数字にすれば、おそらくは5~10%程度と思われます。実際、50%やら90%やら歌っている業者も見かけますが、これは事実上、お見合い率であったり、交際率だったりすることが殆ど。ちなみに、結婚相談所が何を持って成婚と言うかといえば、お見合いの後、仮交際期間が数ヶ月設けられるわけなのですが、(相談所に登録した上で交際をする期間)仮交際期間が終わった時、もしその人と継続して交際したい場合は、結婚相談所上では”成婚”とみなされるのです。つまり成婚料を払って、相談所を卒業して、交際をするということ。すなわち、結婚相談所を卒業したからと言って、イコールすぐさま結婚、というわけではないんですね。結婚相談所さえ行けばなんとかなる。そんなマインドで行くと肩透かしをくらうことになるかもしれません。あくまでも結婚までたどり着けるかどうかは自分次第。この辺が、微妙なところです。以上、今回は結婚相談所のメリット・デメリットについて考えてみました。婚活コンサルタント@旦那”おちころん”婚活コンサルティングLacco.inc