こんにちは、婚活コンサルタント@旦那の”おちころん”です。
僕はこの仕事に就く前は、IT企業の拠点責任者を務めていました。
そんなこともあってか、今でもIT関連の書籍やニュースには一通り目を通すことが
すっかり習慣化してしまっているのですが、
今日お話するのは、最近なにかと話題のAI(人工知能)のお話。
ここのところ清水亮さん著の「よくわかる人口知能」に噛り付いて読んでいます。
ここ数年の人工知能ブームのキーワードは「ディープラーニング(深層学習)」。
人工知能に機械学習をさせることで、
人間同様、成長させることができるというものです。
そしてその進化のスピードや凄まじく、
既に各分野において、既にAIは人間の領域を超えはじめています。
2016年には、GoogleのAlpahGoと言う囲碁をするための人工知能が、
世界的なプロ棋士 李世乭(九段)を破り、話題となりました。
将棋やチェスよりも盤の目が多く、遥かに複雑な囲碁。
基盤のパターン数は、約1.74×10の170乗にも上ると言われています。
(要は174の後に0が170個付く数字・・・想像もつきません)
だからこそ囲碁で、AIが人間に勝つにはまだまだかかると言われていたのですが、
予想よりはるかに早く成長したというから驚きです。
さて、そんなAIの研究の中から、恋にまつわるちょっと怖い話があります。
同著の中の、清水氏と満倉靖恵准教授との対談における話題なのですが・・・
恋愛感情は、ただの電気信号。
どういうことかと言うと、
人間の感情や心は脳の中においては、「ただの電気信号に過ぎない」ということ。
もっと分かりやすく言うと、
楽しいときには楽しいときの電気信号が流れ、
悲しいときには悲しいときの電気信号が流れる。
逆説的に言えば、
楽しい電気信号を流してやれば、
たとえ悲しいときでも楽しくなれるというのです。
全ての感情は、ただの電気信号だそうで、
この研究が進めば、人間の感情もコントロールできるようになるのかも。
なんかものすごく刹那的ですよね(笑)
ちなみに恋愛感情も、ただの電気信号だそうです。
我々が普段、惚れた晴れたで、ウズウズしたり、
キュンキュンしたり、切なくなったり・・・
それらが電気信号だなんて、ちょっと信じがたいですよね。
でも実際、こんな実証結果が出ているです。
脳内の”腹側被蓋野”という部分に刺激を与えると、
必ず目の前の人が好きになる。
これは絶対だそうです。
腹側被蓋野に刺激を与えれば例外なく、相手のことを好きになるんだとか。
たとえそれがどんな人であっても。
仮にサルであったとしても。
ちょっと怖いですよね。
なので作ろうと思えば、「惚れさせ機」なんてものも作れなくはない訳です。
夢があるような、夢のないような・・・(笑)
ちょっと使ってみたい・・・なんて思った方もいるのではないでしょうか?(笑)
とは言え、現実問題、腹側被蓋野は頭のかなり奥深くに位置しているようで、
相当長い針か何かで刺激を与える必要があるそうですので、
実際、実用化においては、そう簡単な話ではないようですが。
倫理的な観点からもね(笑)
恋愛。
時に幸せを感じ、時に苦しみをうみ、
喜んだり、落ち込んだり、ときめいたり、もがいたり。
人によっては人生そのものさえ変えていまうほどのものです。
しかしそれも、科学的には”電気信号”1つ。
こう言うと夢もへったくれもないですが(笑)
恋に悩んだり、落ち込んだりした時には、
あえて「たかが電気信号」と割り切って捕らえるのもいいかもしれませんね。
ということで、今日はちょっと固くて、ちょっと怖いAIのお話でした。
婚活コンサルタント@旦那”おちころん”