オル#04「どっか連れてって」|「どっかって、どこさ」「どっか」って、どこなんでしょう。 団地の一室から、男の子の声が聞こえてきました。 「ねえー、どっか連れてってよー。」 「つまんないよー。」 台所で食器を洗うお母さんは、少し笑いながら答えます。 「どっかって、どこさ。」 屋上にいたオルは、その声を、ただ聞いていました。 男の子が本当に行きたい場所って、どこだったのでしょうか。 🌸 オル #04「どっか連れてって」、よかったら読んでみてください。 オル #04「どっか連れてって」|今季 洋(いまき よう)オルは団地の屋上にいました。 三階建ての古い団地です。 風が吹いていました。 洗濯物が揺れています。 遠くでは鳥の声が聞こえました。 オルは手すりにもたれて、 空を見ていました。 すると、 隣の棟の窓が見えました。 カーテンが開いています。 部屋の中には、 男の子がいました。 小学校の低学年くらいです。 男の子は畳の上に仰向けになっていまし…note.com
オル #04「どっか連れてって」|今季 洋(いまき よう)オルは団地の屋上にいました。 三階建ての古い団地です。 風が吹いていました。 洗濯物が揺れています。 遠くでは鳥の声が聞こえました。 オルは手すりにもたれて、 空を見ていました。 すると、 隣の棟の窓が見えました。 カーテンが開いています。 部屋の中には、 男の子がいました。 小学校の低学年くらいです。 男の子は畳の上に仰向けになっていまし…note.com