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Registered Dietitian のつぶやき in the U.S.A

現在アメリカ、カリフォルニアでRD(登録栄養士)として仕事中♪

カリフォルニア生活、仕事、様々な葛藤について報告していきます。

しばらくご無沙汰している間に実はお引越しをしました。


今までは普通の家の一部屋を借りて、2家族と一緒に住んでました。

が、なんだか最近他人と一緒に暮らすことに疲れてきて、手ごろなアパートがないか探してみたんです。

そしたら、今までの家賃より多少高くなるものの、それでもこのあたりにしてはリーズナブルな部屋が見つかって、1週間前にお引越ししました!


アメリカに来るまでは実家で両親と暮らし、4年前に初めて親元を離れ(けっこう遅いですよね 笑)、そして人生初のまったくの一人暮らしです!!何が一番嬉しいのかというと、


台所を独り占めできることドキドキ

冷蔵庫全部使えることラブラブ


あはは。こんな理由なんですけどね。今までは冷蔵庫の1/4程度しか使えるスペースがなくて、ちょっと大きめの野菜を買おうものなら収納するのに一苦労。ちょっとしたことなんですけど、かなり料理の幅が限られてたんです。料理にはいろいろな調味料も必要になってくるけど、それが更にスペースを圧迫。


今までの食材をすべてアパートの冷蔵庫に移してみると、すっからかん!感動して、いろいろと食材を買い込んじゃいましたニコニコ ますます料理するのが楽しみになりました♪


そして、自分の好きな色、雰囲気に部屋を飾れることも嬉しいことのひとつですよね。お財布との兼ね合いもあるので(笑)完成しているわけではないですが、とりあえずの様子を紹介しますね~。



くみこ日記 in the USA-room 1

部屋のスペースを区切るために付けたカーテンのおかげで部屋の雰囲気が単調じゃなくなったのと、暖かい感じになりました。このカーテン気に入ってます♪



くみこ日記 in the USA-room2

コードのごちゃごちゃが見えてますね 笑

日本の部屋と違って、天井に電気がついていないので、フロアランプを買いました~。


このテレビも新しく買ったんですが、これまた独り占めっていうのもいいですよねにひひ


快適生活を送ってます~~。


数日前の夕飯です~。


くみこ日記 in the USA-pasta

前日に鶏肉と野菜のクリーム煮を作りました。

鶏胸肉、青梗菜、さやえんどう、にんじんをコンソメで煮て、最後に牛乳と少しコーンスターチを入れてとろみをつけたものです。

その残りをちょと違った形で食べたいなぁと思い、Rotiniというショートパスタとあわせてみました。

リサイクルメニューだったんですが、クリームがパスタに丁度良くからまって、予想以上においしく仕上がりました~。

写真もけっこうおいしそうに撮れた気がするんですが、いかがでしょ?

今日は職場で1時間ほどの勉強会がありました。

テーマは Omera-3 fatty acid

fish oil (魚の脂)の主成分です。

日本でもEPA, DHAなどが以前話題になったことがありますよね。

DHAを食べると頭がよくなるって。。。ま、まったくうそではないにしろ、頭がよくなるというのはどうもねぇ(笑)


そのOmera-3 FA は炎症を起こしにくくする、または抑える働きがあると研究で明らかになっています。

そこで最近では、critical care (ICUなどの急性期ケア)で使われるようになっているらしいのです。

たとえば、手術の数日前からfish oilを摂っていると、術後の細胞の回復が早くなり、病院滞在日数も短くなるとのこと。


さらには、日本でも問題になっている褥瘡の治療に効果が見られるようなんです。

褥瘡とは、長期間身体の一部がベッドなどに接触してると、その部分で血行不良を起こし、最終的には細胞が壊死してしまうという状態。この細胞の状態はつまり炎症をおこしているということ。特に口から食べることが困難になり、栄養状態が悪化した患者さんには、fish oilの混ざった経腸栄養剤を与えると効果があるとのことでした。


fish oilは中性脂肪を下げる働きがあり、心疾患を予防するというのが慢性疾患分野ではよく言われていますが、急性期でも最近はこういった使われ方をするんだ、ととっても興味深い勉強会でした。


こういう勉強会に参加すると、とってもわくわくするし、自主勉強しよう!というモチベーションをあげてもらえて感謝です♪

私の職場はいわゆる長期療養型の病院。

患者さんの中には10年以上病院で暮らしている人がいます。

そういった患者さんに対して、栄養士はどう必要とされているんだろう、とちょくちょく考えます。


やはり病院である以上、健康に問題がある患者さんはいるわけで、医療の知識は必要。でも、具合の悪くなった患者さんは別の病院に搬送されていくから、日々使う知識といったら、肥満、糖尿病、高脂血症、時々腎、肝疾患がある程度。高度な知識は必要なし。


じゃあ、他に何が必要とされているんだろうか。

病院が家である患者さんにとって、毎日の食事は大きな楽しみでもあり不満のたまりやすい要素。

特に治療食なんて食べたくない、という不満がほとんど。

医療者として、患者の健康状態に合った(予防を含め)食事を勧める。

でもそれをすんなり受け入れる患者は少ない。

毎日がnegotiation (交渉)の連続(本当は交渉と言ってしまうのもよくないんだと思うけど)

栄養士の価値観と患者の価値観。

ついついこちらの進める食事をすんなり受け入れてくれる患者は「良い患者」と感じてしまうことが多い。

でも改めて考えると、それはこちらの勝手な都合なんだと思う。

だって、私がもしdiet sodaを飲めといわれたら、絶対に拒否すると思うから(人口甘味料の後味に耐えられない。。。)

やはり精神疾患を持つ患者ということでその交渉がより難しかったりするけれども、それぞれの患者が何を考えているのか話を聴くことは重要な位置を占めると思う。


それとは対照的に急性期の病院というのは、ほとんどの患者がせいぜい2-3日で退院する。

多少病院食が嫌いであろうとも、数日だったら我慢できてしまうんじゃないか。

となると、栄養士に必要な能力は医療の知識、それをその場その場で的確に使うこと。


今の職場での栄養士の役割も患者にとって大切だと思うし、自分なりにもっと勉強して、患者さんの為にできることはあるはず。でも、アメリカにわざわざ留学した理由というのが急性期の病院で働きたい、医療の知識、スキルを増やしたいということだった。この気持ちがまだまだ心の中に大きく占めている。今積み重ねている経験と、やってみたいと思っていること。それを組み合わせて自分なりのキャリアが積めたら、なんてことも考えたりしてる。


ぜんぜん具体的じゃなくて、もやもや~なんです。

今年に入ってから、うちの病院では栄養士も週末仕事をしろ!と言われ、交代でカバーしてます。

一応、緊急の患者がいる可能性があるから、という理由なんですが、そんなことは1年に1回2回あれば良いほう。というのも、うちの病院は急性期ではないのですぐにアセスメントをしなければならないような症例というのはほとんどないんです。去年までは、その緊急の患者を見逃さないように、on call つまり家から電話をかけ確認をしてました。電話で確認でいいじゃないか、と誰もが思ってるんですが、病院の経営者もいろいろと理由があるようで(たぶん理にかなってないものだけど むっ)、従うしかありません。。。


で、今日は私の番。午前中一生懸命仕事したら、お昼ごろに集中力が切れ始め(笑)、午後は病棟にいって患者のアセスメントでもしようと行ってきました。週末というのは、患者ものんびり、スタッフものんびり、カルテも全てそろっていて(他のスタッフがあまり使わないから)、仕事がはかどるはずが。。。。。


3人アセスメントを予定して行ったんですが、結果はゼロ。

一人目は家族が面会に来ていて不在。二人目はアセスメントに必要な検査データがまだ無くて断念。

そして3人目。部屋をたずねてもいないので、こちらも家族との面会かと思いきや、トイレにいることが判明(笑)

他の患者さんが「栄養士が話しをしたいって来てるよー」と声をかけてくれたんです。

「ちょっとまってー」との返事。

声をかけてくれた患者さんが「どれくらい待てるの?」と私に聞いてくるので、

「時間は大丈夫よ」と伝えると、

そのトイレに入ってる患者さんは「30分くらいかかるかもしれない」(;^ω^A

なんだかいろいろと大変なご様子(笑)

5~10分を想像していたので、「また来週くるよ」と言い残して病棟を去りました。


月曜日には全ての患者さんのアセスメントが出来ることを祈るのみです

昨日、一昨日と久しぶりに風邪をひいて寝込んでしまいました。

月曜日午後からのどが痛くなり始め、夜中には38度の熱。。。

こんなに熱が出たのは何年ぶりだろうかと前回が思い出せないほどめずらしいことでした。

2日間も仕事をお休みしちゃいました。いやいや、健康第一ですね。


そして、風邪と直接関係あるわけじゃないですが、今日、ラジオのニュースを聞いていてほぉーと思ったこと。

糖尿病の薬を出している会社が、血糖コントロールの良い人に対してのみ薬のディスカウントをすると発表したらしいんです。アメリカだと、他の商品と同じで、高頻度である薬を購入する人に対してディスカウントがあるようなんです。でも、薬を使うということはその後ろには病気があるということ。それなのに沢山買ってくれるからディスカウントってやっぱりおかしな話ですよね。


これって私はとってもいいアイデアだなぁと思ったんです。

とくに糖尿病のような実際に痛みなどの症状が無い病気だと、病気を持っているという実感がなく、治療のモチベーションもあがらないんですよね。でも、薬代の節約という目に見える成果があれば、患者教育の助けにもなりそうだなぁって。


このシステムがどんどん広がってくれるといいなぁ♪



このあいだの「わらびうどん」は誤解を招いたようで(笑)


今回のうどんはタイトルの通り。

私の手打ちうどんです。


くみこ日記 in the USA-うどん 1

私、そばに弱いアレルギーがあるんです。そのため、大のうどん好き。

多分、毎日うどんでも飽きません。といっても「さぬきうどん」のようなこしのあるうどんならばの話。

アメリカ生活では乾麺ばかりで、もちもちしたうどんが食べたいなぁと常日頃思ってました。

そしたら友達に「自分で打ってみればいいじゃない!」と言われ、ミシガンにいるとき一度トライしたんですよ。


日本ではうどんといえば、中力粉。

それを受けて、こちらでは all purpose(薄力粉?) と bread flour(強力粉?)を混ぜて作ってみたんです。

そしたら大失敗!!

どうもアメリカの小麦粉はたんぱく質含量が高いみたいで、グルテンが生成されすぎちゃったんです。

うすく伸ばそうと思ってもゴムのように戻ってきちゃって(笑)


そこで今回は all purposeだけで試して見ました。それが上の写真。

今回はしっかり伸びてくれました(笑)たたんでこれから切る段階。

そして茹で上がって食べる直前がこれ。

くみこ日記 in the USA-うどん 2


サラダうどんにしようと思ったけど野菜が無くて、ツナとトマトだけです(笑)


一応うどんになってますよね??

かなりこしがあって、煮込みうどんにはもってこいの頑丈さ(笑)

今回はうどんを打つだけで疲れてそれ以上の料理はギブアップ。


とりあえず、2度目にしてやっと「うどんらしいもの」に!!

さすがにサラダうどんにするにはこしが強すぎるので、次回はもう少しやわらかく、細めのうどんが作れたらなぁと思ってます♪


修行だ~。

最近、やっとキッチン用品をそろえ始めました。


包丁やら、計量カップ、計量スプーン、そのたもろもろ日常に必要な小さい道具は以前から持っていたんですが、引越しの時に売ったり人にあげたりしたものも多くて、いまいち料理・お菓子作りがしづらい状況でした。


で、まずはmixing bowl。お菓子作りの時に使うボールですね。

今までこれさえなかったんですよ(笑)。

マフィンやらクッキーやらを作ったときには、間借りしているお家のお鍋で代用でしてました。

これがまたやりにくいショック! 当たり前ですね(笑)

お鍋の端に生地が残る。ゴムベラならましですが、ウィスク(あわ立て機?)では全体を均一に混ぜられない。

調理器具のそれぞれの形の意味を実感したときでした(笑)


そして、そのmixing bowlを買ったときにお店で目に付いて買ってしまったのがこれ。


くみこ日記 in the USA-計量カップ

シリコン製の計量カップ。

計量カップとしての使用はもちろん、料理の時に食材をいれておく小皿の役割も果たします。

私としては、後者の役割に引かれて即購入。

間借りしている家で借りているまな板(これもそのうち買わなくては。。。)はあまりにも小さくて切った食材をおいておくスペースがない、しかも小皿もない。このカラフルカップを見たとたん、

「これは使える♪」。

かなり嬉しくなっちゃいました。


全ての調理道具がそろっているキッチンで料理をすることにあこがれるけど、一つ一つ気に入ったものをそろえていくのも楽しいなぁ~♪


今日、同僚の日本人Nさんから山菜の「わらび」をいただきました!

Nさんも誰かからいただいたようで、おすそ分けしてもらっちゃいました。

すでにあくぬきしてあり、茹でてあるとのことだったので、あっさりとわらびうどんに。



くみこ日記 in the USA-わらび

暖かいお汁を作ろうかと思ったんですが、今日は日中かなり暑くなっていたので冷たい付け汁に。


アメリカに来て以来山菜なんて食べていなかったので、とっても美味しかったです。

やっぱり心から満足できる食事は私にとっては和食のようです。


Nさん、ありがとうございました~。

今日は、必要水分量の算出の時に、どの計算式を使ったらいいか、というテーマで午前中に短いミーティングがありました。


なぜこんなトピックがいまさら出てきたのか??


最近のエビデンスでは必要水分量の推定の時に実際の体重を使うべきだとされています。

たとえば、55歳までの大人は 「 体重 x (30 - 35ml) 」 という式で推定しています。


でも、BMI が35やら40といった極度の肥満の人は (日本ではあんまり見ませんが、アメリカには結構いるんですよね) 一日の必要水分量が4L~5Lといった非現実的な数字になってしまうんです。やはりこんな量を飲めと患者に勧めるのはちょっとおかしい、脂肪細胞は筋肉細胞に比べて水分含量が少ないし、という議論がたびたび今までにもミーティングに上っていたんです。


現在、4~5種類の計算式があるようで、式によって2L近くの違いが出てきます。でも、どれか一つに絞れるほどそれぞれの計算式にエビデンスがない。一方で、DRI (Dietary Reference Intake)、日本でいう食事摂取基準は男性で3.7L, 女性で2.7L程度という数字を出しています。


私としては、DRIが出している数字と、今までの計算式で出てきた数値を最小値、最大値 (ex. 2.7L - 4L) とする範囲を示したらいいんじゃないかなぁと思ってます。どちらもエビデンスのある数字だし、一つの数字に特定することはあまり理にかなっていないと思うし。


結局結論は出ず。というより、私達の意見を踏まえて上司が決めるべきだろうということになりました。どうもこの分野はあまりエビデンスがないようで、他の病院もこれでいいのかな?と思いながらそれぞれの計算式を使っているようです。


日本でも「EBN(Evidence Based Nutrition)」という言葉が出ていますが、全ての分野でエビデンスが出揃っているわけではないので、臨床分野で働くことって手探りなんだなぁと実感しました。