Registered Dietitian のつぶやき in the U.S.A -4ページ目

Registered Dietitian のつぶやき in the U.S.A

現在アメリカ、カリフォルニアでRD(登録栄養士)として仕事中♪

カリフォルニア生活、仕事、様々な葛藤について報告していきます。

今回からまた3回にわたって、飽和脂肪酸とトランス脂肪酸について書いてみようと思います。

というのも、最近アメリカでは、トランス脂肪酸の方が健康にとって悪影響を及ぼすことから、飽和脂肪酸を推奨するようなメッセージを流すCMやら番組があるんです。どちらが健康にとって悪いのか、本当に飽和脂肪酸の方がいいのか。。。整理してみようかと思います。

で、今日は「飽和脂肪酸」とはなんぞや!

いわゆる脂肪と呼ばれる栄養素は分解されて脂肪酸とグリセリンになります。
そのうち、脂肪酸は大きく3種類に区分されています。

1.飽和脂肪酸
2.一価不飽和脂肪酸
3.多価不飽和脂肪酸

これは化学構造の違いによって分けられています。
脂肪酸というのは、炭素、水素、酸素から出来ているんですが、炭素と炭素の間がすべて2本の手でつながれているのが飽和脂肪酸。一箇所だけ一本の手でつながれているのが一価不飽和脂肪酸。2箇所以上で一本の手でつながれているのが多価不飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸とは主に、牛、豚、鶏、ココナッツに含まれていて、常温で固形の脂のことです。

研究から、飽和脂肪酸をたくさん食べると、悪玉のコレステロールを増やすと言われています。

ちなみに、一価不飽和脂肪酸とは、主にオリーブオイルやキャノーラオイルに含まれるもの。多価不飽和脂肪酸とは魚の脂に含まれるものです。

ということで、今日は簡単にこれくらい。
-------------------------------------------------------------------------
久しぶりの最近のお料理紹介。
たまたま葉つきのにんじんが手に入ったので、にんじんの葉、じゃこ、ゴマでお手製ふりかけを作ってみました!

くみこ日記 in the USA-carrot leaves

くみこ日記 in the USA-ふりかけ


にんじんの葉の香り、じゃこ、ゴマ、味噌の香りがとっても美味しいですよ!!
-------------------------------------------------------------------------
ブログランキングに参加してます。
気に入られた方はクリックお願いします!

人気ブログランキングへ
これは昨年の夏ごろに公開になった映画のタイトルです。
日本でもDVDになってるといいなぁと思うんですが、とってもお勧めの映画です。

アメリカの食品業界の横暴、違法移民の悲惨な労働環境、食品の安全性をテーマにしたドキュメンタリー映画で、食に携わる職業についてる者としてはかなり興味深い話でした。
この映画のプロデューサーの一人の"Eric Schlosser"という人は、以前に「Fast Food Nation」というやはりアメリカの食品業界を扱った本を書き、更に映画にもなりました。こちらの映画は、精肉業界で働く違法移民の労働環境にフォーカスしたドラマになっています。興味深い映画ですが、食品自体にはあまり焦点をあてていません。

アメリカの精肉業界は現在、片手で数えられる程度の大企業によって独占されています。
鶏、豚、牛は閉め切られた建物の中ひしめき合い、一度も外に出ることなくと殺されていきます。
成長ホルモンを打たれ、胸肉が異常に大きくなった鶏などは自分の足で立って歩くこともできません。
決して健康とはいえない食品がスーパーには並び、さまざまな加工食品にも使われています。

精肉業界だけでなく、大豆業界もやはり大企業に独占されています。
大豆農家はその企業が開発した大豆の種を購入することを迫られます。
それを断った場合、農家はブラックリストに載せられ、その企業が抜き打ちで農家の大豆のDNA検査をします。
もしそこで企業の大豆が混ざっていた場合、その農家は種を無断で使用したとして裁判をおこされ、無実を証明できない限り、最悪の場合、というより多くのケースで農家を続けていけなくなってしまうんです。
しかし植物の種というのは、当たり前のように風で飛んでいきます。
裁判を起こされた農家というのは、種を盗んだわけではなく、たまたま飛んできた種が混じってしまったケースが多いのです。

こうした大企業の横暴を描いている一方で、昔ながらの方法で家畜を放牧し、運動させ、草を食べさせ健康な肉を生産している農家もあります。大量生産はせず、彼らの考えに賛同した人だけが買っていくという方法をとっています。

安いからだけで食品を選ぶのではなく、オーガニックを見直そう、自分の地域で生産されている食品を購入するようにしよう、もっと食品の安全性、質を見直そう、というメッセージが映画の最後に繰り返されています。日本の現状はまったく同じではないにしろ、類似する部分はあると思います。食品の産地の偽装、食中毒、そういった問題は日本でも起きていますよね。

この映画で強調しているオーガニック食品。私は必ずしも賛同はできない部分があるんです。もちろんオーガニックの食品は健康に良いんですが、その食品が本当にオーガニックとして生産されているのかという疑問は以前から聞かれています。また遠い土地で生産され、何日もかけて輸送されてきた高価なオーガニック野菜を少しだけ食べるのと、自分の地域で生産された新鮮な、でもオーガニックでない安価な野菜をたくさん食べるのでは、どちらが健康にいいのか。これはやはり、その地域で生産された野菜をたくさん食べる方が健康にも、家計にも良いはずなんです。

そして栄養士として私が思っていること。この映画を観てベジタリアンになるってことはしてほしくないなぁと思うんです。もちろんお肉や魚が嫌いでベジタリアンになるということには何の異論もないんですが、人間は本来、肉も魚も食生活の中に入っていたんです。そして最近は、食べすぎによる生活習慣病や、今回の映画で取り上げられた大企業の弊害が生まれてきたんです。でも一人ひとりが必要以上に食べなければ、大量生産の必要がないんじゃないかと私は思っています。

この映画の後にはいろいろと議論の分かれるところもあるとは思いますが、それでも食について考える良い機会になると思います。お勧めですよ~~♪

---------------------------------------------------------------
ブログランキングに参加し始めました。
気に入られた方はぜひぜひクリックしてみてくださいな。




人気ブログランキングへ
今日はアメリカの税金事情について。

日本でも年が明けると確定申告の時期ですよね。日本の場合は、自営業や年金生活者、または収入が高額の人のみ、個人での確定申告が必要だそうですが、アメリカでは、すべて個人の責任で申請することになってます。
個人主義のアメリカらしいシステムですにひひ
なので、その書類準備をしてくれる会計士の会社やら、自分で準備するためのコンピューターのソフトなど、この時期はそんなCMがテレビを見ているとしょっちゅう流れてきます(このソフトを使えば、たっくさん税金が返ってきますよ!!とか 笑)

それぞれの人の収入、月々の税金納入、税金免除項目などによって、更に税金を払う必要があるのか、それとも税金が返ってくるのかが決まります。
子供のいる家庭は手当てが支給されるので、結果的に払う税金は少なくなります。
一年間の収入が低く、貧困層と呼ばれるグループに区分される場合も、手当てがあり、税金は少なくなります。

私の場合、月々多めに税金を払っているので、申請をすると余分に払った税金が返ってきます。
しかし、今年は去年に比べて戻ってくる税金が少ない!しょぼん
でもこれには理由があるんです。

私は2008年の8月に仕事を始めたため、5ヶ月分のお給料が1年間のお給料とみなされました。
その金額は、実は貧困層と区分される金額だったんです(笑)
そのため、2008年に支払った税金とほとんど同じ額が返金されちゃいました!!

が、2009年は年間通して収入があったため、貧困層には区分されず(されるようなお給料じゃ困りますが 笑)
2008年よりも3倍近く税金を払っているにも関わらず、戻ってくる税金は少ないんです。

2008年の私は税金をほとんど納めていなくて、2009年の私は何十万ものお金を国や州に納めているんです。
税金のしくみを肌で感じた瞬間でした ( ̄_ ̄ i)

税金を払うようになった今、そのお金は賢く使ってもらいたいものです。。
ねぇ、シュワルツネッガー知事さんシラー
----------------------------------------------------------------
ブログランキングに参加し始めました。
気に入った方はクリックしてみてください♪


人気ブログランキングへ

みなさん、すでに2010年が始まって1ヶ月が経とうとしていますが、遅ればせながらあけましておめでとうございます。今年は自分の勉強も兼ねて、昨年末から少し始めましたが、栄養についてのトピックを増やしていこうと思います。日常生活の中での栄養、食物の疑問があれば、ぜひぜひリクエストしてください。


さてさて、前々回から続いているプロバイオティクス。

最後はプロバイオティクス、プレバイオティクスとして知られている食品にはどんなものがあるのか、ということでした。


プロバイオティクスは初回にも説明したとおり、健康に有益な微生物を含む食品ということになります。

基本的には発酵食品ということになりますね。

日本でははっ酵乳、乳酸菌飲料として表示されているものは一定以上の乳酸菌、または酵母を含むという規格のもと作られているようです(はっ酵乳の方が乳酸菌飲料より菌数が多い)。乳製品乳酸菌飲料という製品は菌が入っているものと入っていないものとあるようです。

詳しくはこちら。

http://www.nyusankin.or.jp/lactic/lactic6.html


アメリカではヨーグルトと言っても製造の最終過程で殺菌することが認められています。「live active culture」という表示を使っている製品を最近では良く見かけるのですが、これはある一定以上の数の菌を含む製品に認められています。ただし、この表示についてはいろいろと議論もあるようです。

詳しくはこちら。

http://usprobiotic.org/


そして注目すべき点は、乳糖不耐症の人ってアジア人に多いですよね。牛乳を飲むとお腹を壊してしまう人。

これは牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少なかったり、無かったりする人のことなんですが、そんな人でもヨーグルトは食べられる可能性があるんです!ヨーグルトは乳糖を分解する酵素を含んでいて、しかも胃酸にも打ち勝って、腸まで届くものがあるようなんです。よって、牛乳を飲めなくても、ヨーグルトは大丈夫という人もいます。すべての人が大丈夫というわけではないので、少し食べて試してみるといいかもしれません。



そのほか、いろいろな発酵食品が日本食には含まれていると思います。たとえば、納豆、味噌、漬物など。こういった食品のプロバイオティクスとしての効果の研究も進んできているようです。


さてさて、もうひとつはプレバイオティクスの食品。

プロバイオティクスの働きのある微生物の食べ物となるものですね。これは、「オリゴ糖」。

オリゴ糖という液体の製品もいろいろと出回っていますが、基本的には水溶性食物繊維なんです。

食物繊維というのはブドウ糖が何千、何万とつながったものです。それが口から取り込まれた後に、酵素によって切られ、最終的に10個以下になったものをオリゴ糖といいます。ただし、これは体内に吸収される物質ではないので、そのまま腸にたどりつき腸内細菌のえさとなります。

水溶性食物繊維が多い食品は、


果物

海草

こんにゃく

野菜

オートミール


などです。


ということは、このプロバイオティクス、プレバイオティクスを組み合わせて食生活に取り入れれば、腸の健康の助けになるということです。

たとえば、


フルーツのヨーグルトかけを朝食、または間食に取り入れてみる

野菜たっぷりの味噌汁を一日に一度組み込む

和食の朝食(玄米ご飯、納豆)にしてみる


わざわざサプリメントを使わなくても食品の組み合わせで工夫できますよね!


ということで、プロバイオティクスシリーズは終了。もし質問などあればメッセージくださいね。


--------------------------------------------------------------

またまた最近(ちょっと前だけど)のお料理シリーズ。


1年も前に友人が手作りしてくれた栗の渋皮煮。

ビンに密封されて、お菓子作りの出番を待ちながら眠ってました。

でやっとこさ、昨年のクリスマス前に栗のパウンドケーキとして活躍してくれました♪



くみこ日記 in the USA-栗パウンドケーキ



美味しく頂きました(-^□^-)


Tちゃんありがと~。 


---------------------------------------------------------------

ブログランキングに参加し始めました。気に入られた方はクリックしてみてください♪

人気ブログランキングへ

さてさて、前回の続き!


前回、腸の健康が身体全体の健康の70%を担っていると紹介しましたが、腸の健康には何が影響するのか?


食事のバランス(食物繊維は腸内細菌のえさになります!)

加齢(これは避けようがありませんしょぼん

薬(抗生物質は良性、悪性両方の腸内細菌を殺してしまいます)

腸の感染(消化器系の風邪のようなものですね)

腸内細菌のアンバランス(良性の腸内細菌が少なかったり、悪性の細菌が増えてしまう状態ですね)

悪い衛生環境(雑菌に囲まれていれば感染する確立が高まりますよね)

アルコール・たばこ(アルコールは飲みすぎの場合。タバコは身体にとって良いことはまったくありません!)

ストレス・疲れ(心の問題は身体にも影響します)


こんなにも!

自分ではどうにもならないものも中にはありますが(加齢や薬)、それでも衛生状態を良くすることや、お酒を飲みすぎない、ストレスを上手に発散する、そして食事に気をつけることで半分以上の要因を減らすことができますね!


ではでは、今回のテーマのプロバイオティクスの食品を食べて、腸内の健康が保たれるとどんな利点があるんでしょうか!いろいろな分野での研究が進んでいるものの、これらの分野がとくに注目されてるようです。


便秘・下痢の改善

肥満の改善

高血圧の改善

高コレステロールの改善

癌予防


便秘、下痢の改善というのは想像しやすい効果ですよね。実は、便というのはかなりの割合の細菌から構成されているので、腸内細菌が足りなければ便もきちんと形成されませんよね。


そして、驚きなのは肥満の改善!プロバイオティクス食品を含む食事はより満足感があって、その満足感が長続きすることで、体重の増加を防ぐという研究があるそうです。ただし、ヨーグルトを食べれば痩せる!というような、どこかのコマーシャルのようなことを言っているわけではないので、早とちりしないでくださいね。今のところ、そういう研究結果もあるという程度です。


高血圧、高コレステロールの改善。軽い高血圧の患者がプロバイオティクスの食品を食べた場合、血圧が10-20mmHg下がったという研究があるそうです。高コレステロールの改善についても、そういった研究結果があるという程度でまだ結論には至っていないようですが、ある種類の細菌は効果があるかもしれないそうです。この二つから、心疾患の予防に効果があるかもしれません。


最後は癌予防。これもまだまだ研究途中。試験管と動物の研究から、癌を予防するかもしれない!という結果が出ているそうですが、人間で証明する必要があるみたいです。


どれもかなり興味深い効果ですよね。ただ重要な点は、一つの食品が何かの病気を劇的に治したり、病気を完全に防いだりすることはありえないということ。プロバイオティクスの食品を毎日の食事に取り入れて、食生活全体のバランスを整えることが大切なんですよね。


次回はプロバイオティクスとプレバイオティクスとして知られる食品にはどんなものがあるのが紹介します!



自分の勉強の為にも、すこーしずつ栄養の話を増やしていこうと思ってますチョキ前回は食べ物への欲求についてで、今回からはプロバイオティクスプレバイオティクス


数年前からだいぶ聞かれるようになった言葉ですよね。プロバイオティクスの定義は、「体内に取り込まれたときに、健康にとって有益な生きた微生物」 だそうです。人間の腸の中には、私の健康にとって有益な菌と害をもたらす菌が共存してます。そのバランスが崩れて悪い菌が増えてしまうと下痢を起こしたり、はたまた免疫力が下がって感染症にかかりやすくなってしまいます。最近の研究から、人間の免疫機構の70%は腸に依存していると分かってきたそうです!そのために腸の健康を助けるプロバイオティクスが注目されてきたんですねぇ。主にプロバイオティクスとして使われている菌は、乳酸菌とビフィズス菌。どちらもなじみのある菌の名前ですよね~。


そしてそして、「プレバイオティクス」とは?私も栄養士といいながら最近までこの二つの言葉がごちゃごちゃになってたんですよね(おはずかしや 笑)定義は、「腸の健康に有益な微生物に選択的に栄養を与える食品や栄養素」のこと。いくら微生物を体内に取り入れても、その菌が繁殖するのに十分なえさがないと増えてくれませんよね。プレバイオティクスとしてよく知られているのはオリゴ糖。。


とりあえず今回はここまで。次回はプロバイオティクスはどんな健康問題に効果があるのか!

---------------------------------------------------------------------------

そして、最近のお料理紹介ナイフとフォーク

日本ではかぼちゃというと1種類、皮が緑で固くて、中はオレンジのものを思い出しますよね。アメリカでは様々な種類があって、中でも「Butternut squash(バターナッツスクワッシュ)」が多く使われてます。アメリカに来て4年、実は初めて使ってみました!!写真取り忘れちゃったんですが、皮はクリーム色、中はオレンジ。日本のかぼちゃに比べて水分が多くて、あっさりした味です。写真は先日作ったスープ♪


くみこ日記 in the USA-butternutsquash soup

鮮やかな黄色のスープになりました~音譜

おいしゅうございましたm(u_u)m

日本語にすると「食べ物への欲望」??になるのかなぁ。。。なんかぱっとしないけど、、、

英語でFood Cravingという言い方があります。


これは、何か特定の食べものをむしょうに食べたくて食べたくてたまらなくなる欲求のこと。

みなさんもこんな経験一度くらいはありませんか??


先月半ばに、アメリカ栄養士学会(American Dietetic Association)が開催され、初めて参加してきたんですが、そこで興味深い研究が紹介されてました。


アメリカでのある調査によると、若い女性の100%、若い男性の70%がこのfood cravingを経験しているとのこと。そして、このfood cravingは空腹感とは違うもので、脳の中のドーパミンとアセチルコリンの割合によって起こる状態らしいのです。


更に興味深いのは、これは薬物中毒に似たような状態だということ!!というのは、薬物中毒の人が薬を見た時に反応する脳の部位と、food cravingの時に反応する脳の部位が同じ。脳の「海馬」という場所だそうです。たしかに、薬を見てどうしてもほしくなってしまうという状態と、ある食べ物を見てどうしても食べたくなってしまう状態、対象が薬か食べ物かという違いだけですよね。


私自身も、体重を減らそうとしているときこそ何かをむしょうに食べたくなってしまったり、患者さんのカウンセリングをしていても、どうしても食べてしまうんだ、ということを何度も言われたりした経験があります。そのたびに、栄養士って栄養の知識を教えるだけじゃ患者の助けになれないなぁって思っていたんです。もっと心理学の部分の知識とスキルが必要だなぁって。


そういうバックグラウンドを踏まえて今回の発表があり、じゃあどうしたら食べずにいられるのか、という明確な答えは出ないにしても、お腹が空いていないのに食べてしまう環境要因だとか、その時の精神状態といったものに栄養士はもっと目を向けてその状況を回避する方法を患者さんと一緒に見つけていったらいいんじゃないか、という方向性が見えてきました。


そしてもうひとつ、これは女性だけの問題。月経周期後半の黄体期は統計的に摂取カロリーが高くなるそうです。これはみなさんある程度感じていることでしょうね。月経周期前半よりも食欲が増すんですよね。体重を減らそうとしているならばこんな時、実は体は空腹ではないんだ、脳が食べ物を欲しているだけなんだ、ととらえて、たとえばガムをかむだけにするとか、何か別のことをして気を紛らわすなんて方法が取れるかもしれませんね。


面白いテーマだなぁと思ったので、ちょっと紹介してみました。


最後にテーマに反して、今日の手作りデザート紹介♪


くみこ日記 in the USA-apple galette

りんごのガレットです。初めて作ったんですが、なかなか良く出来ました♪

りんごの甘酸っぱさがちょうど良いです。

またまたブログの更新をサボってました。。。いかんいかん。

でも、その間にちょっぴり挑戦をしてみてました。


それはハーフマラソン♪


以前、5kmレースに出たという話をしたと思うんですが、それからもちょこちょこと走り続けていて、

今年になってから、コンスタントに週3回程度走るようになりました。

そして、職場の近くにあるランニンググループにも参加し始め、メンバーの走る意欲にだいぶ影響されたんです。

はじめは来年あたりハーフマラソン走れたらいいなぁなんて思っていた程度だったのが、11月にサンフランシスコでレースがあることを知り、2ヶ月ほど前から徐々に走る距離を上げていき、出場しちゃいました!


11月1日。US Half Marathonというサンフランシスコの海岸沿い、そしてゴールデンゲートブリッジを走るレースです。自分としては、完走できるかどうかもちょっと不安で、2時間半以内でゴールできたら万歳かな、と走る前は考えてました (トップの人は1時間10分以内でゴールしちゃいます)。


そして結果は!


なんと2時間3分で完走!!!


マラソンランナーにしてみたらなんて遅いんだ!って時間なんですが、私としては大満足。

もう少し道路の状態がよければ、もうちょっと早くゴールできたかもしれないなぁなんて思ってしまうほど。

というのも残り5kmの時点で、砂浜の脇にあるジョギング/サイクリングコースを走り始めたんです。道路は砂浜の砂に覆われていて、走っても走っても進んでいる気がしない!!そんな状態の道を走ったことで、だいぶ体力を消耗して、最後はヘトヘトでした。。。


何はともあれ、海岸沿いの綺麗な景色を見ながら、海の上を渡りながら、走っている間は苦しい/辛いというよりも、楽しむことが出来ました♪子供の頃から運動がとぉーっても苦手で、自分がハーフマラソンを走れるようになるとは考えたことも無かったんですが、どうにかなるものですねぇ~。


最近、新聞記事で読んだのは、マラソンをする人は健康に対する意識が高いとのこと。意識が高いから、走ることを選ぶ人もいるだろうし、走ることで睡眠、水分補給、食事に対する意識が変わる人もいるだろうし。私も、栄養士のくせして、走り始めてからの方が食べることと運動することのバランスを意識するようになったなぁと感じてます。そして、誰でも走ることはできて、安上がりなスポーツ。なかなかお勧めですよ~ん。


最後に完走した人がもらえるメダルをご紹介♪


くみこ日記 in the USA-US half marathon

日本での、栄養士の臨床参加第一歩が褥瘡ケアだってのではないでしょうか。

今のNST加算の前は、褥瘡ケアをすることで加算が取れるという所から始まりましたよね。


私が学生時代に見学させていただいた病院で、始めて褥瘡の患者さんを見たのを覚えています。病院の栄養士さんが、その患者さんたちは、末梢静脈栄養で600Kcal程度しか栄養を取っていなかった時期があり、それが褥瘡に繋がったという話をしてくれました。授業や本などで聞いていた話が実際に起きていたことにとても驚きました。昔は栄養状態の悪化がどれだけ疾病の治療に影響するのか、また新たな疾病を引き起こすのか、あまり考慮されていなかったんですね。


現在アメリカでは、褥瘡のある患者さんが入院してきた場合、栄養介入はあたりまえ。急性期の病院では、入院から24時間以内に栄養士がアセスメントに向かいます。。私の勤める病院は長期療養型なので、3日以内には栄養士がアセスメントをすることになります。


栄養投与量を決める時には、傷の深さ、そのほかの疾病の有無を考慮する必要があります。National Pressure Ulcer Advisory Panelによると、傷の深さによって4段階に分けられます。傷が深いほど回復に栄養が必要になるわけで、

エネルギー:30-35kcal/体重Kgが基準、最大40kcal/体重Kgまで

たんぱく質:1.2-1.5gm/体重Kgが基準、最大2gm/体重kgまで


カロリーもたんぱく質も、傷が深い場合、以前はもっと投与するようなガイドラインだったらしいのですが(50Kcal/体重Kgまで、たんぱく質5gm/体重Kgまで)、最近の研究から、一定以上投与しても、傷の回復には影響しないということがわかったそうです。


そして、もうひとつ有名なのが、亜鉛のサプリメント。ガイドラインによると、亜鉛欠乏が見られる場合には、サプリメントが必要だけれども、そうでなければ必要はないということです。褥瘡と亜鉛、という関係は覚えていたんですが、亜鉛欠乏がなければサプリメントを投与しても効果はないという部分は、重要なポイントですよね。必要のないサプリメント、栄養剤、薬は医療費を無駄にするだけですからね。


そのほかには、アミノ酸のアルギニン、グルタミンのサプリメントが褥瘡に効果的なのかどうか。これは、すでに業者からアルギニンの入った栄養剤が発売されていて、その効果についての研究もどんどんされていますよね。実際学会で、アルギニン入りの免疫を高める栄養剤を手術前から使うと、手術の予後に効果的だという発表を聞いたことがあります。ただ、現在のガイドラインとしては、効果がありそうだけれども、エビデンスが足りずまだ分からないということでした。特別な栄養剤は値段も高いので、使うべきなのかどうか、というところは気になるところです。


とまあ、こんなことを実はインターンに向けてレクチャーしたんです。それで、自分で覚えておくためにも、ここにまとめてみようかな、と思ったわけです。日本の褥瘡ケアは、どういったガイドラインをもとにしているのかなぁ。アメリカとは違うのか、こんどちょっと調べてみようと思います。


前回の予告したテーマの前に、今日の娯楽をひとつ。


現在の職場のあるNapaに去年Westinホテルが出来ました。

今までホテルだってことさえも実は知らなかったんですが(ホテルかなぁ、なんだろうなぁって思ってただけでした 笑)、今日はそのホテルの一周年記念パーティー。誰でも参加可能です♪


初めてホテルに足を踏み入れました。

いや~ゴージャスですクラッカー


くみこ日記 in the USA-open house 1

ホテルに入ってすぐ目にはいってくるバー。


くみこ日記 in the USA-open house 2


この写真の奥がホテルの入り口。モダンなつくりです。

くみこ日記 in the USA-open house 3

ホテルロビーの奥に広がる中庭。パラソルの先にはプールがあります。


このオープンハウス、さすがカリフォルニアワインの産地であるNapaにちなんで、Napa Valleyのワイナリーが集まりました。ホテル内を見学できるように、コースが設定されていて、その途中にワインテイスティングのコーナーが。そして、テイスティングはなんとFree!!ホテル内にあるレストランがアペタイザーもサービスしていました。


くみこ日記 in the USA-open house 4


私はあまりワインに詳しくないんですが、一緒に行った友人はワイン業界で働いています。

有名なワイナリーなどを教えてもらいながら、テイスティングも10種類近くしたでしょうか。。。。

アペタイザーがあまりなかったので、ワインを飲むばかりで頭がちょっとクラクラショック!

一つ一つの量は少なくても、トータルで結構な量なんですよね(笑)


後から友人に、今日はとっても楽しそうだったね~って。。。。

たぶん、よっぱらっちーだったからでしょう(笑)


Napaならではの午後をすごさせてもらいました♪