前回の体重と運動の話に引き続き、今日はアメリカのリアリティーショーの話。
肥満大国のアメリカ。「Biggest Loser」というテレビ番組があります。
タイトルから想像できるかもしれませんが、一番体重を減らした人が勝ち!という番組です。
たとえば、彼 。
番組の最初の時点で240Kg!! そして、番組の最後には120Kg!! 約半分の体重にまで落としたんです!
もう一人、彼女 。
最初は170Kg!! 番組の最後には86Kg!!彼女も約半分の体重にまで落としてますよね。
栄養士としてこの番組に興味があるのは、食生活の改善と運動の重要性を前面に押し出しているからなんです。ダイエットというと、これを食べれば、飲めば楽にダイエットできるだとか、これを使えばすぐに体重が減るだとか、そんな情報が氾濫してますよね。そんな中で、運動と食生活が大切だよっていうメッセージを確実に伝えてくれていると思うんです。
この番組の参加者は、毎日ジムで数時間のトレーニングをこなし、栄養士の指導の下、食生活の改善にも取り組んでいます。ただし、番組としてはドラマチックなもののが視聴率につながるからか、ほとんどが運動や運動を取り入れたゲームの場面になってしまっています(笑)といっても、この番組から、食事療法の本なんかも出ているんですけどね。
ただし、競争というこの番組の性格上、彼らのダイエットがあまりにも急激なのは、視聴者に間違ったメッセージを与えかねないと思うんです。一般に1ヶ月に4kg程度までの減量が適度だとされています。でもこの参加者は,
約5ヶ月で100Kgも落としているということは、1ヶ月あたり20Kgにもなりますよね。これは急激すぎ。もちろん毎日数時間も運動するという特殊な環境だからこそ出来ていることですけど。
そしてもうひとつは、この番組でダイエットに成功した人でも、リバウンドしていることが多いという点なんです。元の環境に戻ったときにそれまでの運動量、食事制限を続けるのは現実的ではないし、トレーナーや栄養士がいなくなるということも大きいんだと思います。
体重を減らすのは大変なことだけれども、それを維持するのはもっと大変だということはやはり明らかなようです。そんな時、栄養士がフォローアップできたら、リバウンドが少しでも防げるはず、そしてそこに栄養士の活躍の場もまたあるはず、そんなことも感じました。
賛否両論はあるものの、肥満大国のアメリカでこの番組からダイエットすることへのモチベーションをもらっている人がいるだろうとも思います。娯楽としても、栄養士としても興味深い番組です!
日本語でもこの番組についてのページ ができているみたいですよ~。
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