この三連休は珍しく3日とも仕事でした。


土日はもとから決まっていたけれど、

月曜は休みを取っていたのですが

アルバイトの女の子のご家族がコロナにかかったとのことで急遽お休みになったので

ピンチヒッターを引き受けました。


発熱したとのことだったけれど

翌日には平熱に下がったそうで

良かった良かった!

たぶん普通に夏風邪でしょうね。

PCR検査も当てにならないらしいから。


それでも、もう症状がなくても

検査してしまったら

何日だか知らないけれど外には出られないんですよね。



さてさて、土曜のことだったか日曜のことだったか、すでに記憶は曖昧ですが、

おばあちゃんのお客様のお話し。


かなりのお年とお見受けしましたが、

お着替えをされるのに

ご家族は誰もお付き添いになりません。


おばあちゃん大丈夫でしょ?

一人で出来るよね?って言われたおばあちゃんは、まあ出来るよって答えてますが、

どう見ても一人では何かしら不便がありそう。


なので、普通はしないのだけど

私が一緒に更衣室に入ってお手伝いをすることにしました。


案の定、靴も一人で脱げない・・・


お着替えするお洋服をハンガーに掛けてあげて、

脱いだお洋服を畳んでいたら

なにやら急に怒り出したんです。


何かが気に入らなかったようで

何度も舌打ちをして怒ってる。


あらまあ、どうしたものかと思っていたら

たまたま来た着付けの担当の方が

目配せをしてくれて

(私、ヘルパーの資格持ってて、こういう対応慣れてるから代わるわよ)って小さい声で耳打ちしてくれて代わってくれました。


私は目の前のおばあちゃんが怒っているのを見ているけれど、なんだかとても俯瞰して見ていて、ぜんぜん動揺もしないし別の次元で起こっているような感覚だったのだけど、

端から見たら、私がフリーズしてるように見えたみたい😀


でも、せっかくなのでお言葉に甘えてお任せしてしまいました。

すぐに救世主が現れるって、神様ありがとう!


ご家族が誰も付き添いたがらないのには訳があったのですね🤣


でも、そのおばあちゃんから感じられたのは悲しみと淋しさでした。


このおばあちゃんに特にこれといった感情は沸かないのだけど、

怒られて悔しいとか悲しいとかもないし、

家族に付き添われなくて可哀想も少しはあるけどそれほどでもない。

ただここに遭遇したってだけ。


だけど結局、良かれと思って私が付き添ったけれど、

そのおばあちゃんには私は何の役にも立たなかったわけで、

良かれと思うことって、

ホントに良かれなのか?と疑問が湧いたのです。


でも、代わってくれた着付けの方に翌日にもう一度改めてお礼を言った後は、もうその事は頭からは離れていたのだけど、


今日この記事を読んで  ⬇️


その中のこの言葉に引き付けられました。


もうひとつ優越の錯覚「よかれと思って」


この間のおばあちゃんの件を思い出し、


良かれと思うは  優越の錯覚?


ここに紹介されている本、

これは読んでみたい!

ピコーンと頭の中で鳴った感じニコニコ


早速ポチっと注文してしまいました。


本を読むのはとても久しぶり。


届くのが楽しみですキラキラ