コルネットのうだうだ -90ページ目

万年筆インク「極黒」

私は万年筆を毎日の仕事に使っています。ノンカーボン紙など筆圧がいるものには向きませんが、そうでない事務文書にはほぼすべて万年筆で書いています。ボールペンより字に味わいが出て、うまく見えるから。


万年筆のインクは基本的に水で流れます。万年筆の構造上、サラサラのインクでなくてはならず、また万年筆をしばらく使わずに置いておくと、万年筆の中でインクが固まってしまうため、水で洗い流せる水性のインクである必要があるためです。しかし事務文書では水で流れるインクは困ります。重要文書の上に、お茶でもこぼしてしまったら大変なことに。


そこで水で流れない万年筆のインクがあればいいのですが、実はそれがあるのです。セーラー万年筆の「極黒(きわぐろ)」というインクです。


http://www.sailor.co.jp/BUNGU/consumable-goods/index.html


http://www.sumi-ri.com/sailorkiwaguroink.htm


HPに説明のあるように超微粒子の顔料インクを使っています。粒子が粗いと万年筆の中で詰まってしまう可能性があるのですが、超微粒子のためその心配がないわけです。このインクで書いた字は墨汁のように黒く、コピーやFAXもきれいに取れます。ボールペンのインクよりは乾くのが遅いですが、それでもけっこう早く乾きます。


ボトルインクを万年筆に使う場合、「コンバータ」という器具を使います(メーカーごとに発売されています)。またコンバータを使わない方法として、空になったカートリッジを洗い、100円ショップで売っている注射器(化粧品を入れ替えるためのものが売っています)でインクを入れても使えます。


私の場合、ラミー社のサファリ(EF、透明軸)に、コンバータに「極黒」を入れて日常的に使用しています。インクが漏れることもなく、快適な万年筆ライフです。



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フルーティなイソジン

フルーティな「イソジンうがい薬」が発売されたそうです。


http://news.ameba.jp/economy/2008/09/17224.html


http://www.meiji.co.jp/corp/news/2008/0820_1.html


イソジンといえばあの独特の匂い。ダメな人は全然受け付けないようです。私もあんまり好きではありませんが、風邪の季節は、ガマンして使っているような感じです。特に説明書に書いてある濃さで使用するとものすごく臭いので、それよりも薄めで使っています。


また風邪をひいてノドがやられてしまうと、ちょっとしたことでセキがでてしまうので、逆にイソジンを使えなくなってしまいます(イソジンの刺激が強すぎるから)。そんなときは、私はコルゲンのうがい薬を使っています。こちらはすっきりして気持ちが良いです。


http://hc.kowa.co.jp/colgen/ugai.php


「イソジン」と「フルーティ」ってミスマッチな取り合わせで、「えっ?」って感じですけど、使いやすくなったとすれば良いことですね。



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映画「たみおのしあわせ」

公式HP
http://tamiono.jp/indexp.html


ずいぶん前から観に行きたいと思っていた映画なのですが、なかなか時間がとれず上映終了ぎりぎりになってしまいました。この日曜日を逃すと時間的に観に行けなくなるので、朝から映画館に行きました。けっこう早く映画館に着いたのに、ミニシアターだと席が少ないため満席になっており、やむを得ず立ち見になりました。映画館で映画を立ち見で観るのは小学生のとき以来だと思います(あの当時はいまよりもずっと映画館が込んでいた)。


主演はオダギリジョーで共演の麻生久美子とはテレビドラマ「時効警察」の名コンビ。でもこの映画はオダギリジョー以上にクセの強い大物俳優が次から次に登場してくるので、主役としての影は薄いです。監督は岩松了氏で「時効警察」の上司(課長)役の人ですが、本職は劇作家・映画監督なのだそうです。そして「時効警察」の三木聡監督は、この映画では制作側ではなく、役者として出演しているようです。


原田芳雄が良い味を出していました。偶然ですが、先日観た「歩いても歩いても」にも原田が出演していて、登場する家が田舎の元医院であるという設定も同じでした。ただ「歩いても」では古風で威厳のあるおじいさん役であったのに対し、こちらでは現代のちょっと悪さのあるおやじさん役で、ダンディでかっこよくもあり、断然こちらの役のほうが彼に合っていました。


あと何回か出てくるシーンに、ケータイ文化への批判があります。ミスドでメール打つのにカチャカチャやっていたり、川辺でデートしてたら後ろでケータイで話す大きな声が聞こえる、などのシーンです。私など、別に気にもならないシチュエーションですが、原作者はケータイが嫌いなのだろうなと感じました。


この映画も事前にストーリーを知らずに観ました。よくある話を普通に描いていくのかな、と思っていたら突然普通でない話が入ってきます。しかしまた普通の話に戻りますが、ときどきおかしなシーンが出てきて、やっぱり普通ではありません。ストーリーは日を追って進み、クライマックスでは・・・・・。あー、そうきたか!そしてラストに向けてなだらかにエンディングを迎えました。なるほど、そういうことだったのか!面白い!これはすごいぞ。ストーリー構成が素晴らしい!


そう思って帰り、ネットで一般人の映画評を見てみると概して評価がすごく低い。不条理な映画として0点をつけている人もいたし、独自の奥深い解釈を試みている人もいました。でも映画というものは基本的にファンタジー(絵空事)なわけですし、そう真面目に掘り下げなくてもいいんじゃないでしょうかね。特にこのようなコメディ映画は。


私なりにテーマを解釈することはできますし、それが一般的に受け入れにくいものであったとしても、こういうテーマもありだよな、というところです。思うに、登場する女性がワルばっかりなのです。この映画が男性目線で描かれているとすれば、女性にはウケないかもしれない、と思いました。


私としてはけっこう気に入ったのですが、一般的にはそうでもないようなので、ご興味があればご覧ください(DVDででも)。



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