万年筆インク「極黒」 | コルネットのうだうだ

万年筆インク「極黒」

私は万年筆を毎日の仕事に使っています。ノンカーボン紙など筆圧がいるものには向きませんが、そうでない事務文書にはほぼすべて万年筆で書いています。ボールペンより字に味わいが出て、うまく見えるから。


万年筆のインクは基本的に水で流れます。万年筆の構造上、サラサラのインクでなくてはならず、また万年筆をしばらく使わずに置いておくと、万年筆の中でインクが固まってしまうため、水で洗い流せる水性のインクである必要があるためです。しかし事務文書では水で流れるインクは困ります。重要文書の上に、お茶でもこぼしてしまったら大変なことに。


そこで水で流れない万年筆のインクがあればいいのですが、実はそれがあるのです。セーラー万年筆の「極黒(きわぐろ)」というインクです。


http://www.sailor.co.jp/BUNGU/consumable-goods/index.html


http://www.sumi-ri.com/sailorkiwaguroink.htm


HPに説明のあるように超微粒子の顔料インクを使っています。粒子が粗いと万年筆の中で詰まってしまう可能性があるのですが、超微粒子のためその心配がないわけです。このインクで書いた字は墨汁のように黒く、コピーやFAXもきれいに取れます。ボールペンのインクよりは乾くのが遅いですが、それでもけっこう早く乾きます。


ボトルインクを万年筆に使う場合、「コンバータ」という器具を使います(メーカーごとに発売されています)。またコンバータを使わない方法として、空になったカートリッジを洗い、100円ショップで売っている注射器(化粧品を入れ替えるためのものが売っています)でインクを入れても使えます。


私の場合、ラミー社のサファリ(EF、透明軸)に、コンバータに「極黒」を入れて日常的に使用しています。インクが漏れることもなく、快適な万年筆ライフです。



73.4Kg/17.5%