【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

 

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先日、下心から芽生えた欲望を抑えきれずに献血をしに行ったことは以下に書いた。

 

 

しかし、献血前の血液検査でヘモグロビンの濃度が規定値に達しておらず献血できないまま苦汁を飲んで南区、じゃなかった帰宅したのだ。要は血が薄いということだったのである。なぜそうなったのか理由が分からず、そして自分の血液に異常があるなんて思ってもいなかったので結構ショックでもあった。濃度が上がるのには数か月かかるということも聞いたので、しばらく献血ルームから足が遠のいていたのだ。

 

わざわざネットから事前予約をして電車ゆられ献血ルームまで足を運んだにもかかわらず、門前払いされた。もしも次回もまた同じ結果だったら嫌だと思うのは、世の常、ヒトの常、腹立つね。なので交通費を抑えて無駄な時間を極力なくすタイミングはないか?と24時間365日、寝る間も惜しんで日本赤十字社のホームページに載っている献血情報を見張っていた。そしてついにその日が訪れたのだ。そう、僕らの街に臨時献血ルームがやって来る、ヤアヤアヤア!なのである。

 

しかも事前予約をしていくと、なんと耳から足が、じゃなかった、喉から手が出るほど欲しかった、アノ商品がプレゼントとしていただけるというではないか。これは行かない手はない。もしもまた事前の検査で断られてもすぐに帰って来られる距離である。喪失するものも最小限に抑えられるだろう。

 

ネットで素早く予約した私は土曜日の午後、一番遅い時間の枠で献血することを決意した。午前中にいろいろと済ませなくてはいけない用事があったので、確実に献血できる時間を選んだのだ。そして、もしもこのウブでマジメな大酒飲みの私が事前検査で献血のできない身体だと判決を下されたとしても、悲しみの時間を最小限にしてすぐにビールでヤケ酒を飲める時間を選んだのでもある。

 

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多少ビビりながら献血会場へは徒歩で向かった。駅の近くにある会場は何度か足を運んだことのある場所だ。入り口と出口が1か所ずつあるのだが、私が入った方は出口だったので、すぐにスタッフから入り口に行くよう促された。分かりづらいのだ。

 

献血ルームあるあるだが、スタッフは全員、接客というか人あたりが非常に良い。顧客満足度が高いのである。それはそうだ、横柄な態度の奴がいたら、もう二度と来るか!となってしまい輸血を待つ患者さんが困ってしまうだろう。

 

まずは受付で予約をしていたジョージクルーニー、じゃなかった、cornです、と伝える。スタッフは名簿に私の名前があるのを見つけたようでニッコリ笑いながら感謝の意を述べてくれた。

 

朝と昼のご飯は食べたか?と聞かれたので、もちろん食べましたと答える。私は晩酌至上主義。朝ごはん、昼ごはんは一切食べずに夕飯で酒を浴び、食べたいものを食べたくなくなるまで食べる暴飲暴食、一日一食主義のオートファジーなイケオジなのだが、そんな事など絶対に言わない。言ったら今度は面接段階で終了になってしまう。そんなヘマなど絶対にしない大酒飲みなのだ。

 

スタッフに言われるがまま腕を上にあげたりして異常がないことを確認すると血圧を測る。私はプロの高血圧患者なので、すでに毎日降圧剤を飲むという処方を宿敵かかりつけ医から受けている。なので、ちょっと高めだったが血圧も問題なし。他にコレステロール値を下げる薬を飲んでいることも申告しておく。私はプロの生活習慣病患者だということをアピールしたが、献血には全く関係ないことを知っているので問題なし。

 

続いて、岩による、じゃなかった、医師による問診だ。何を聞かれたかは忘れたが特に問題なし。続いていよいよ前回パスできなかった事前の血液検査だ。同年代と思しき看護師のお姉さまにどちらの手で献血するかを質問された。私は右利きなので左手がいいし、左の血管の方がよく出ている。そういえば昔、献血の前に若い女性の看護師さんから「ステキな血管ですね」と褒められたことがある。何の自慢にもならないが。

 

この日も左手から血を抜くことが決定した。なので事前の血液検査は右手で行う。いつものように中指の先っぽの方から血を採る言われた。これが結構嫌な感じで、小さな機械を指先に押し付け、看護師さんの一存でプレステ5、じゃなかった、スイッチが押されるとパチンと勢いよく短い針が飛び出て指に刺さるのだ。そこにできた小さな傷から血を絞り出しリトマス試験紙のような紙で検査するのである。

 

看護師さんに言われるがまま、中指を立ててファッ〇ユーの姿勢で待つ。

 

「ちょっとチクッとしますよー」

 

毎度のセリフに全身が固まる。首がガチガチになって少し震えてきた。

 

パチッ!

 

小さく鋭い痛みが指先に走るとすぐに1滴の血が搾り取られた。

 

「はい、問題ないですねー。ではあちらのベッドの方にお願いしまーす」

 

看護師さんはニッコリ笑って私に無罪判決を言い渡した。やったぞー!献血ができるというだけで、こんなに大喜びするのは世界中を探しても私一人くらいだろう。私は膝の上に置いていたダウンジャケットがあることを忘れて飛び上がった。持っていた荷物をあたりにブチまけながら阿波踊りでベッドの方へ向かうのだ。顔はひょっとこ以上にひょっとこの表情である。にこヅラ全開で周りにいる献血者やスタッフの顔をかすめるように、少しずつ、少しずつ阿波踊りで進む。音楽はなし。全てを忘れ、頭の中は空っぽにし、ただただ阿波踊りでベッドへ向かうジョージクルーニーになりきった。

 

400ml献血じゃないと目的のプレゼントはもらえないので、もちろんそれで予約した。時間にして20分ほどかかるだろう。暇つぶしにスマホを片手に持つと準備をしてくれる看護師さんの言うとおりに横になった。献血中は足先を動かしたりしてください、とか、東区、じゃなかった、帰宅したら水分をしっかりとってくださいとかいろいろ聞かされているうちに、私の左腕から血が抜かれ始めた。ゆっくりと私の血液がビニール袋に溜まっていくのを眺めながら終わるのを待った。

 

「お疲れさまでしたー。ありがとうございました。」

 

看護師さんにそう言われると針が抜かれ、自由の身になった。あとは20分ほど椅子に座って様子を見たら解放される。その間に、あの夢にまで見たブツをいただくという算段だ。グヒヒ。

 

そしていただいたのがコチラ。

 

 

ドーン!

 

 

これが欲しかったのだ。モバイルバッテリー。

 

 

100円ショップに800円で売られているよ、なんて言うことは言わないで欲しい。健康診断前の事前血液検査が無料でできる上にこんな素敵なプレゼントがもらえるのだ。献血ってなんてこんなに素晴らしいのだ。

 

そして気になる血液検査の結果はこちら。

 

 

 

この調子で健康診断本番に突入だ!

 

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おお!

 

気づけは今日は華金ではないか!

 

きょうも飲むぞー!

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。