【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:6杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

お菓子断ち:〇

昨晩、お菓子は食べなかったが自転車には乗らなかったしその他の運動も一切しなかった。そして焼酎をたくさん飲んだのだ。これはどういうことかと言うと、そういうことなのである。そんな日だった。なので気にしないでおく。



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それにしても寒い。今日は出社の日なので通勤のため駅まで歩いて電車に乗ったのだが、今までの寒さとは格がひとつふたつ上の寒さである。スマートフォンにはマイナス3度の表示が出ていた。ウールのセットアップに下半身はもちろん極暖をはいている。昔で言うモモヒキだ。歩いたり電車に乗ったりすると暑くなるので上半身はヒートテック系を着ていないが、マフラーを巻いてダウンジャケットを羽織り、手袋をつけた完全防備で家を出た。


まだ薄暗い道を歩くと白い息が勢いよく目の前に飛び出してはパッと消えて行く。体は防寒されていてまあ良いのだが、無防備な頭部は寒いと言うより痛い感じである。頬と耳が冷たい外気に当たって急激に冷やされたからだろう。そして靴の中のつま先も寒い。私は末端冷え性の気があり若い頃から冬場は足の先が冷えて仕方がない。最近はつま先用の使い捨てカイロというありがたいものがあるが、通勤時はウォーキングがてら会社最寄り駅の一つ手前で降りて長距離を歩くため、靴の中で足が踊ったり熱くなりすぎる。なので歩く時はカイロをつけないのだ。



今が1年の中で一番寒い時期だろう。これが夏になると、うだるような暑さに耐えられなくなるのだ。地球とは不思議なものである。季節や天気のことを思うと宇宙を感じる。なんともロマンティックな私なのである。

グヒヒ。

 

23.4度という数値をご存じの人も多いだろう。温度ではなく、地球の斜度、傾きの角度である。地球を焼き鳥屋で頼む特大つくね串にたとえよう。大きなつくね1個の中心に串を刺す。この場合、タレでも塩でもどちらでも良いことを最初に申し述べておく。


串を刺し始めた点が南極となり、串が出てきた点が北極になるわけだ。そして焼き鳥屋の大将はおもむろにそのつくね串を串焼き機の上に乗せる。下には真っ赤っかになった備長炭が熱々になってこちらを見ているのだ。太陽である。ちょっと距離が近すぎるが気にしない。

 

大将は串の手前側先っぽを持って備長炭の上をくるくる回し、まんべんなく焼いていくのだが、つくねの北極と南極のちょうど中間、赤道にあたる部分は備長炭太陽に一番近くてすぐに焼ける。天国に一番近い島はこの辺りにある。みんな焼け焦げて天国行きになるのだろう。非常に熱い場所なのである。地球もやっぱり赤道直下は暑い。


そして串が出ている部分、北極と南極は備長炭から遠いのであまり焼けない。イコール寒いのである。

ちょっとややこしいが、地球の場合、先に述べた23.4度だけ地軸が傾いている。なので例えると大将は串の先っぽを串焼き機にひっつけて、手元の串を浮かせている状態で回している感じになる。するとどうなるかというと串を浮かせるのでその分備長炭太陽から離れてしまい手元側のつくね地球はなかなか焼けないのだ。地球でいうと南半球が焼けない状態なので北半球にある日本は夏の状態だ。文字通り焼け焦げるような暑さの状態である。

 

しかし大将はそのまま焼いて客に出すわけにはいかない。手元側が生焼け状態なので反対側もきちんと焼かなくてはいけないのだ。今度は串の先っぽを浮かせて、手元側を備長炭太陽に近づけなくてはならない。そうなると南半球が良く焼けて、北半球は炭太陽から遠くなり熱が届かなくなる。日本に冬が来たのだ。

 

今のこの時期はまさしく、つくね地球と備長炭太陽がその状態にあるのだ。なので非常に寒いのである。あれ?わかりにくくなってしまったか?まあいい。

 

太陽系の中心にある太陽に対して、ちょっと傾いた地球が自転しながら太陽の周りを真円に近い軌道で回ると、つくねと備長炭相関図のような状況になる。北半球にある日本では暑くなったり寒くなったり、でも春と秋はちょうど良かったりというような四季が生まれるのだ。素晴らしいではないか。

 

昔、仕事でブラジルに行った時、赤道に近い町に赴任していた日本人のかたがこう言っていた。ブラジルに来て最初の1年目は暑い日が続くので、そろそろ涼しくなる頃だろうと思っていたけどそのままずーっと暑くて今日まで来ました。と、、、


それはそうだろう。だって、大将が串の先と手元を串焼き機にのせて、豚の丸焼きのようにくるくる回している時の赤道、天国に一番近い国?に住んでいるのだ。暑いに決まっている。この場合、イメージするとやっぱりつくねはタレではなく塩の方が良さそうな気がする。タレだとなんだか人間が住めるような星ではなく、映画バタリアンに出てくるタールマンのような生き物が住んでいそうな感じだ。

 

まとめよう。今日はつくねの塩焼きがビールに合って、とても美味しいという話を書いた。いや違った。宇宙の中の銀河系の中の太陽系の中の地球の中の北半球にある日本には四季があって非常に良い国であるのだが、今日のような冬の日は非常に寒くてイヤだという話なのである。


 

日本に生まれてよかった。

もう少しで春が来るだろう。

これもまた楽しみである。





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昨日の晩酌。



いなだが安売りされていた。ブリではないが旨し。

息子に半分食べられた。

クソーッ!



この前買ったイワシの大葉巻きフライが安かった。買わずにはいられない。アジフライといい勝負しているな。旨し。



絶対的存在のお豆腐さま。



揃いましたなアテの衆。


しかし今日は華金なので本当に焼き鳥を食べたくなった。

つくね串の塩焼きである。

よだれゴクリ。

おお!そうだ!

今日は久しぶりにT川氏と会う約束をしていたのだった。

焼き鳥屋ではないが、外飲みは確実なのである。

ビールをこよなく愛する皆さま。

であるからして

こんなに寒い冬の夜でも

キンキンに冷えたビールで

乾杯っ!

なのである。
ムフフフフ。