【昨日のビール】

ロング缶:3本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

お菓子断ち:×(柿ピー小袋×5、バタピー)

 

惨敗の日曜日。自転車には乗らず、スーパーでは誘惑に負けて柿ピーと徳用バタピーを買ってしまった、、、週末だからええじゃないか!

と、勝手にルールを作り変えて正当化するのであった。

なので後悔なんて全く無い。

無いぞ!

 

 

 

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息子がインフルエンザA型に罹患した話は前回書いた。木曜日に喉が痛いと言いだして、金曜日の朝に高熱が出た。受診検査して陽性反応が出たのだ。ウイルス感染して体調を崩すことは残念だがしょうがない。しかしもう一つ残念な事は週末に息子がやっているサッカーの公式戦があったことである。しかも決勝戦だ。できることなら出場させてあげたいのが親心であるが、本人は全くそんな気はなく、体調回復に専念することを宣言したのだ。熱は下がったが実際は、まだまだ体力が回復しておらず、立ちあがるのがツラそうである。

 

この大会で良い成績を収めるために頑張ってきたのに可哀そうだがしかたない。一緒に頑張ってきたチームメイトが息子の分まで頑張ってくれるだろう。ということで、息子は出場しないのだが試合の結果は気になる。私は悩むこともなく観戦に行くことを決めた。

 

試合会場は八王子の山の中。車で行けは1時間程度なのだがこの日の朝はあいにくの雨であった。ちょうど同じ日に娘が英語検定の試験を受けるというので妻が送迎に車を使うと言っている。ならばしかたない。私は電車とバスで行こうではないか。八王子へは京王線を使うと早く着くので妻に聖蹟桜ヶ丘駅までは車で送ってもらった。

 

レッツゴー1匹!

決勝戦の観戦に電車でGO!

なのだ!

 

雨の日の日曜日、都心へ向かうのとは反対方向の電車はガラガラであり、座席は選び放題だ。特等席の端っこ席を余裕で獲得した。端っこ席の争奪壮絶エピソードは以下のブログに書いた。

 

 

八王子行きの特急電車は終点までスムーズに運行した。

うん、こうじゃなくちゃ、、、

 

 

あっという間の電車旅は終わり、京王八王子に着いた。ここからバスに乗り換えである。

 

 

初めてやって来たバス乗り場は駅のすぐ横にあったのだが、なんだか昭和にタイムスリップしたような雰囲気である。

 

ここでコンビニに寄りビールか日本酒などを買って気持ちよく移動してもいいかな?などと一瞬思ったが、青年たちが一生懸命勝利に向かって戦う姿を想像してやめた。他の父兄もたくさん来るだろう。私だけ酒臭かったらすぐにバレてしまうではないか。

 

「cornさんちのパパ、自分の子供が試合に出ないからって朝から酒飲んできてるわよ!ヤーネ。飲んだくれとは聞いていたけど、ここまでとはね、、、やっぱりアル中ザーマス」

 

などと言う声が聞こえてきそうである。あとから酔っぱらい観戦話が広まって息子や妻に怒られるのは非常に困るのだ。ここはぐっと我慢の大酒飲みなのである。

 

 

京王八王子駅始発のバスもガラガラだった。

 

 

すぐ近くにあるJR八王子駅。この近辺でLotusさんが突如倒れたのだ。なんだか事件現場のような感じでドキドキしてしまった。

 

休日の空いている道路をバスは順調に進んでゆく。

 

 

おお!浅川ではないか!いつもは自転車で河川敷のサイクリングロードを走るのだが、バスの上から見る景色はいつもと違って新鮮だった。

 

 

よそ見ばかりしていると、降りるバス停が突如現れた。油断しまくっていたので「降ります」ボタンをバスが停まる直前で押すハメになった。ふーぅ。

 

対戦相手は我が家の近くにある学校だった。なので知り合いが何人がいることは事前にわかっており、誰かと会うだろうなということを予想している。そして、その予想通り知り合いの顔がすぐに見えた。相手校には息子が小学校の頃に入っていたクラブチームのチームメイトが3人いるのだが、その中でも一番仲が良かったパパが家族全員で応援に来ていたのだ。

 

試合前にいろいろな情報を入手した。2年生の方が多く、1年生で出場するのはそのパパの息子とゴールキーパーだけだそうである。2年生の中には息子と同じクラブチームだった先輩が1人いるのだが、その子が凄い選手なのだ。小学校を卒業するとスカウトでJリーグの下部組織のクラブチームに入り、レギュラーを勝ち取った強者なのである。高校に入ってもクラブチームに入っていたのだが、ケガをしてしまい今は部活だけをやっているそうだ。そしてケガは完治しており、現在絶好調というではないか。

 

こ、このパパは試合前になんてことを言うのだ!一年生を中心に構成している息子チームの親としてビビってしまうではないか!小心者の私は黙ってゆっくりとうなずきながら、ちょとだけ漏らしてしまった。嘘だが。

 

実はこのチームとは1か月前に1度対戦しており、結構余裕を持ったスコアで勝っていたのだ。そのことをそのパパに言うと「あれは1年生主体のBチームだね」と返してきた。クソーッ!頑張れ息子チーム!応援も頑張るぞー!オーッ!


キックオフの笛が鳴り、試合が始まった。

 

オーレーオレオレオレー!

サギじゃなーい!サギじゃなーい!

 

コーフンした私は応援席で一人立ち上がり、太鼓をたたきながら右に行ったり左に行きながらこの歌を叫んだ。というのは真っ赤な嘘で、他の父兄と一緒に固唾をのんで見守ったのである。

 

試合は予想を覆し、前半開始から我が息子チームがボール支配率90%以上で試合を進めた。そして前半終了10分前に試合が動いた。息子チームがコーナーキックから鮮やかなヘディングシュートが決まり、先制点をとったのだ!私は狂喜乱舞、あろうことかグラウンドの中に駆け入って、得点を決めた選手にウエスタンラリアットをかましてしまったのだ。嘘だが。

 

そのまま前半終了。後半に入ると相手チームのギアが1段上がった。猛攻が始まったのだ。前半とは打って変わってボールを支配される場面の方が多くなってしまった。しかもJリーグ下部組織にいたJ先輩がもの凄い迫力で猪突猛進してくるではないか。応援席から見ていてもその空気は伝わり、それはそれは恐ろしい勢いなのだ。

 

なんとか持ちこたえながら試合を進めた後半20分過ぎ、敵陣のペナルティエリア手前に華麗なパスが通り、息子チームのトップの選手がそれを受けた。ドリブルでゴールに向かっている途中、相手選手がたまらずスライディングしてくる。その足が、息子チームの選手の足に入りそのままつまずいて転んだ瞬間、鋭く長い笛が鳴った。

 

「しゃ~っ!PKだ!」

 

観客席の父兄が静かに喜んだ。ここで追加点が入ればかなり心に余裕が出る。我々はその選手のキックを見守った。

 

ピッという笛と共に、軽く助走してからボールを勢いよく蹴った。そしてカサッという音と共にゴール左上のネットが大きく揺れた。

 

「ウォーっ!」

 

つい、声が出てしまった。しかしその会場にいた息子チームの応援団全員の声である。2-0だ。

 

その後、試合は相手チームの猛攻にあうのだが、すんでのところで持ちこたえ、そのまま勝利確定となった。優勝である!オメデトウ!

 

 

優勝をお祝しいてくれるかのように、素晴らしい虹が出た。しかもダブルである。我が人生でこんなにきれいな虹を見たのはこれが初めてである。

 

優勝が決まり、ご機嫌になった私は帰りのバスの時間に間に合うようグラウンドを後にした。途中であのJリーグ下部組織に所属していた2年生のJ先輩とすれ違ったので少し話をした。

 

C「○○君だよね?小学校の時のクラブチームにいた1年後輩の○○の父です。今日はインフルエンザにかかって休みだったんだよね。息子はJ先輩との今日の試合を楽しみにしてたんだけどねー。お疲れさまでした!」

 

そう言うとJ先輩がかなりひきつった笑顔で答えた。

 

J「ああ、そうだったんですね。失礼します。」

 

スポーツマンらしく、礼儀正しい青年とそこで分かれると急いでバス停に向かった。

 

 

帰りのバスもガラガラだった。

 

そのまま歩いて帰宅し、急いで息子に試合の話をした。息子は満足そうな顔をしながら聞いている。そして最後にJ先輩と話したことも付け加えた。

 

C「J先輩と最後に会ったから話をしておいたよ。キミが試合を楽しみにしていたけど残念がってたって。」

 

息「えっ?そしたら?なんて言ってた?」

 

C「そうなんですね、って言ってたよ」

 

息「マヂ?俺、その人と一回もしゃべったことないよ」

 

C「。。。」

 

J先輩は全く知らない敵チーム応援席にいた怪しいオヤジの胡散臭い話を聞いて、顔を引きつらせながら返事をしてくれたのであった。

 

メシツブ、メシツブ。

 

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昨日の晩酌。

 

 

ブリが旨そうだった。やっぱり旨かった。

 

 

大根の葉をニンニクとごま油と鶏がらスープの素で炒めた。妻が非常に旨いと言った。

 

 

大根の葉を炒めたフライパンを洗わずそのまま使って炒めたウインナー。味がついて旨し。

 

 

忘れないお豆腐さま。

 

 

豚の角煮大根を作ったが写真を撮り忘れていた。

 

揃いましたなアテの衆。

 

最近体を全然動かしていないので、万年ダイエッターの私としては不安がいつも付きまとう。

 

今日くらいは走るか、自転車に乗ろうか?

 

でも寒いしな、、、

 

今夜、ビールを飲みながら考えよう

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

冷たいビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。