今朝の富士山。全く見えなかった、、、



【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

お菓子断ち:〇


昨日は自転車に乗らなかった。翌日が出社なので早起き対策として、晩酌の時間を早めたのだ。デキるサラリーマンは酒を飲むのにも緻密な計算及び計画が重要なのである。

グヒヒ。



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先日、電車に乗ったときは長椅子席の端に座りたいというブログを書いた。
車両の出入り口にあるドアに一番近い端っこの席をゲットできると座った時に片側が壁になるため、そちら側にもたれかかることができるので特等席といえるのだ。始発駅では、その特等席の争奪戦が繰り広げられたり、満員電車でも満席だった長椅子の端っこ席に乗っていた人が電車を降りると、その一つ隣に座っていた人がおしりをスルリとスライドさせて特等席に移動したりする。そうなると、特等席の前の吊革に捕まり、立っていた人が座ろうと思っていたのに突然座れなくなり、そしてその隣に立っていた人が思いがけず目の前の席が空いて座れるようになったりする。私はこれを無常型スライド式下剋上と呼んでいる。今思いついたのだが、、、


突然だが、男子トイレには小便用と大便用の2種類の便器が存在する。そんなこと誰でも知っていると思うがあえて書く。女性にはわからないと思うが、小便器で用を足すときにはある法則が存在する。先ほどの電車の席と同様、休憩時間などトイレに人が集中したりすると端の方から埋まっていくのだ。

私が過去に仕事で通っていたオフィスでは小便器が3つ並んでいるトイレが多かった。おそらくそのトイレがあるビルのフロアの広さや用途で便器の数が計算され、建築時に設計されるのだろう。かなりの確率で私の職場は小便器が3つだった。3つあるとどうなるかというと、まずは両側の便器から先に埋まっていく。右に一人、左に一人、そして3番目にやってきた人が真ん中を使用するという自然の摂理、マーフィーの法則が存在するのだ。もちろん私もそうだった。ある人と出会うまでは。

殿方の小便は立ったままで放出するので隣の人との隔たりがない。個室では無いので壁も何もないのだ。なので、3人同時に用を足す際は後ろから見ると3人が肩を並べて、仲良しこよし「これからもよろしくな、俺たち!」というような姿になるのだ。仲の良い人が隣だったらよいが、全く知らない人と肩を並べるというのは私的にあまりやりたくない。結構距離が近いので、なんとなく気まずいというかなんというか、あまり居心地の良くない空気が流れる。なので、できれば他人とは離れた形でスッキリしたいのである。そうなるとやはり自然と両端から埋まっていくのだ。納得である。しかし10年ほど前、そのような法則にとらわれない、全く新しい考えを持った我が道を行く人に出会った。

私がトイレに行った時その人が先に用を足していると、必ず一人で真ん中の小便器を使用しているのだ。それはそれは堂々とした大きな背中で天井などを見上げながらチョロチョロブルブルしているのである。年齢は私より2つか3つ上だった。

ある日私はそのようなタイミングに出くわした時、横に並んでその奇人変人先輩に聞いてみた。

「〇〇さん。普通トイレに入るときって端っこを選びそうなものですけど、なんで真ん中なんですか?」

すると、バタ臭い、四角い顔をしたガッチリ体系のその人は落ち着いて、ゆっくりと低い声でこう言った。

「cornさん、いいところに気づきましたね。あえて私は真ん中でやるんです。意図的にですよ。理由は、感覚的なものですが、端っこはみんなが使うからなんとなく衛生的にバッチイような気がするんですよね。でも真ん中は使用頻度が低いから、ちょっとだけ清潔な気がするんです」

その話を聞いた私は脳天に100万ボルトの電流が流れたような衝撃を受けた。嘘だが。

「なるほど、確かにそうですね~」

その奇人変人先輩は変わり者で、声が大きく、ぶっきらぼうであり、お世辞にも仕事ができる人ではないのだが、人あたりだけは良い人なのだ。

「俺もそうします!」

2人笑顔で肩を並べ「これからトイレで一緒になったら、真ん中小便器の取り合いだな!ガハハハハ!」とは言わなかったが、意気投合してトイレを出た記憶が鮮明に残っている。


現在私が勤めている会社のトイレも小便器が3つ並んでいる。私は出社する時間が比較的早いので出社時、オフィスに入るとまだ4、5人しか来ておらず執務室はガランとしている。そんな時、私は何をするかと言ったらデスクに荷物を置いて急ぎトイレに向かうのだ。3つ並んだ小便器の両端はおおよそ誰かが使用して、便器の内側に水が流れた後がみられ湿っている。しかし私の本命、真ん中の便器はもちろんその日まだ誰も使用しておらず、便器の内側はカラッカラに乾燥しているのだ。私が一番乗りで真ん中の便器を使って用を足すのである。

「今日も真ん中の便器、初使用だ!俺!よしっ!一日頑張るぞ!」

などと会社でささやかな快感を味わいながら、その日一日の仕事を始めるのが、しがないサラリーマンである私の密かな楽しみになっているのである。決して私は奇人変人ではないのだが。たぶんね。



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今日は華金。
思う存分お酒が飲める日であると自身で定めている週末なのだ。
もう、ウキウキワクワクなのである。
しかし、自宅にビールの在庫がないことがわかっている。
おいしいビールを購入しないと楽しみな晩酌は始められないのだ。

ビールをこよなく愛する皆さま。

テレビジョッキー日曜大行進。

奇人変人コーナーを思い出しながら

土居まさるになった気分で

今宵も

乾杯ッ!

なのである。

ムフフフフ。