【昨日のビール】
ロング缶:2本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:4杯
【昨日の実績】
ウォーキング:〇(12000歩)
お菓子断ち:×(柿ピー小袋×7、、、)
昨日は出社だったので暑い中、ひと駅手前から歩いて帰った。ご褒美にレギュラー缶ビールを1本追加で飲んでくれてやった。プレモル様。ありがとう!
それにしても柿ピー小袋を7袋とは、、、食べ過ぎである。そんなことは分かっている。しかし止まらない。この手が悪いのだ。私が悪いのではない。これだけは言っておく。
そのせいか、最近血圧が上昇気流に乗ってきたようだ。気を付けなくては宿敵かかりつけ医にコテンパンにやられてしまう。どうしようか、、、
あ、後悔はしないけどね。
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今年の夏休みは小さなイベントがいくつかあって忙しかったがその中での最大のイベントは妻の実家である新潟に1泊だけして帰るという弾丸ツアーだった。その日は息子のサッカーの試合があり、遅い時間からの出発だった。20時頃に家族全員車に乗り込み日付が変わった頃に実家着となったことは先日のブログに書いた。
深夜に乾杯したあとはそのままぐっすりと寝てしまい、翌日は遅い時間からゴソゴソと動き始めることになった。しかしこの日も予定を立てていたので11時には家を出ることに決めていた。
私と息子はこの日東京に帰ることが決まっていたので忘れ物が無いよう入念に確認して実家を出発した。これから親類の家に行って夕飯を一緒に食べる予定なのだ。久しぶりにお会いする方々なので手ぶらではお邪魔できない。なので行く途中の店で買い物をしてから向かわなくてはならなかった。夕飯にオードブルや寿司などを多めに買って、あとはどんなに懇願しでも絶対に私が飲むことが許されないビールを1ケース買った。涙をこらえて、、、
買い物が終わると昼過ぎの時間になったので、何か食べようか?という話になった。私は休みの日、1日1食しか食べないというルールを策定し、敢行しているのだが、家族の手前、そんなことは言ってられない。盆くらい思いっきり食べるか!ということで向かったのは思い出のある、くるまやラーメンであった。
ここは妻と結婚する前に二人でやって来たっきりなので20年ぶりの再訪となった。行きたい行きたいと思っていたが叶わず、この日やっと実現したのだ。前回来たのは独身同士の私と妻。今回はその二人が結婚してこの世に現れた息子と娘の4人で訪れることができたので感慨深かった。
くるまやラーメンは関東にもあるので行こうと思えはいつでも行けるのだが、20年間そんな気は起らなかった。行くならやはり思い出のある新潟のくるまやだと思っていたのである。
20年ぶりのラーメンは何を頼もうか。実は味を全く覚えっていなかった。ただ「おいしかった」という印象しか残っていなかったのだ。しかも当時、何を食べたのかも記憶ゼロである。
とりあえずメニューを見て一番のおすすめにしよう。
私は醤油チャーシューにした。
娘は醤油ラーメン。娘が言った。
「この枝豆もたべれるの?」
娘よ、それはインゲン豆だ。
食べていいよ。
息子は味噌チャーシューだ。本当は私もこれにしたかったが、それぞれ違うものを頼んでスープだけ少し飲ませてもらうことにしておいた。
妻は味噌ラーメン。
餃子も頼んだ。
ではいいただきます!
中太ちぢれ麵はモチモチと歯ごたえがあり非常に良い感じだ。かなりニンニクが効いており、まろやかな醤油スープを引き立てている。旨し!これが20年前から忘れられなかった味だったか!覚えていないのだが、、、
久々に味わったラーメンに満足した我々は目的地である親類の家に急いだ。
もの凄くきれいな夏空が広がって気分が高揚してくる。
しかしこの時点で、私には心に引っかかるものが、ずっとあった。実は本日伺う親類の家に何も言っておらず、サプライズ訪問をするという計画なのだ。私はお盆時期で大変だからやめた方がいいと何度も言ったのだが妻が聞かなかった。そもそも妻方の親類なので妻がそういうのであればそれで良いのだが、わたしは気になっていた。ものすごく仲の良い親類なので何とかなるかと思ってはいたが、、、
しかし妻が思い直したようだ。
「やっぱり電話しておくね!」
おお、そう来なくっちゃ。
直前だがあと20分後にお宅訪問します!という電話をしたら相手は笑いが止まらなかったそうである。そんな気持ちの良いかたがたなのだ。
突然お邪魔した我々に対し、ご主人は笑顔で迎えてくれたが奥様は少しひきつった表情だったがそれはそうだろう、本当に申し訳ないのである。しかし快く迎え入れてくれ、リビングへと家族全員でドカドカ入って行った。子供たちの成長を非常に喜んでくれたので私の気持ちはちょっとだけ落ち着いた。ありがたい限りだ。
ご主人は釣りが大好きで、ついこの間釣ってきたアユを冷蔵保存していたので食べさせてくれることになった。
ラッキー!
「cornさん、串うちしたことある?」
突然の質問が飛んできた。
「いやぁ、さすがにないですねー」
そうであればとすぐにご主人がレクチャーしてくれた。
このようにアユを波打たせるようにして串をさしていくのだ。よしっ!やってみよう!
いいね~、ヤルでないか。筋は悪くないそうである。ムフフ。これにあら塩をバラバラと振りかける。よだれゴクリ。
そしてこれが素晴らしい。
炭をおこしてくれた。
串専用炭火焼き器でアユを焼いてくれるのだ。これが堪らない。良い匂いがぷーんと漂ってくる。アユから水分が抜けてゆき、炭火でこんがり焼かれる。
焼かれている間、cornもワンちゃんもヨダレをたらして待つしかない。
焼き上がり!!
クーッ!たまりまへんな~。
宴の準備は出来上がった。
しかしお酒は飲めないのだ。これから長距離運転が待っている。禁酒、これは私にとって極刑に等しいことである、、、
クソーッ!
悲しいことではあるが、この日はスプライトで乾杯となった。しかし料理は最高!眠くならない程度にパクパクとご馳走をいただいたのであった。
陽も暮れてきた。帰るか、息子よ!
親類及び妻と娘に見送られ東京へと車で旅立つ父と息子なのであった。帰省ラッシュに引っかかり、かなりの渋滞を覚悟していたが予想に反して渋滞には一度も合わなかった。途中のサービスエリアでお土産を買ったり、お腹が空いたのでパンなどを買って寄り道していると高速降り口の料金所を通る頃には日付が変わっていた。行きと同様の深夜割引が適用された。ツイているのだ!しかし頭は疲れ切っていた。車の運転に100%の脳みそが必要だとしたら、今回は70%の脳しか働いておらず、残りの30%は眠っていたと思われる。その足りなかった部分はプロパイロット様にそれ以上の力で補っていただいた。ありがとう!
深夜になったが無事に帰宅するとすぐに荷物を降ろした。シャワーを浴びて息子は眠りについたが私はこれで収まるわけがない。アユの塩焼きを思い出しながらもちろんキッチリ冷えたビールで乾杯したことは言うまでもないのだ。ザマみろ、このヤロウ!
新潟滞在時間は賞味20時間程度だった今回の帰省だが、息子と密な時間を過ごせたのが非常に楽しかった。こんなこと、この先あるかどうか分からない。妻も娘も実家天国を満喫し、結果として全員満足の素晴らしい旅となったのだ。機会があれば今度はもう少しゆっくり行きたいものである。
あぁ、楽しかった。
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今回の新潟帰省で一番驚いたのは蚊がいなかったことだ。いつも夏休みに帰省した時は蚊にかまれて蚊取り線香などを焚いていたのだが、今回は一匹も見なかった。親類のご主人に聞いてみると、今年の夏があまりにも暑すぎてボウフラが育つような水たまりがすべて蒸発してしまったのではないか?ということだった。確かに水たまりがなかった。それだけの酷暑であり異常気象なのだ。将来が不安になるようなこの超常現象だが、その分これが旨いのである。
ビールをこよなく愛する皆さま。
異常気象の暑い夏
やっぱりキンキンに冷えたビール
そして華金に
今宵も
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。