【昨日のビール】

ロング缶:2本

芋焼酎ロック:3杯

 

【昨日の実績】

サイクリング:〇(18.5キロ)

お菓子断ち:×(柿ピー、素煎りピーナッツ1袋)

 

スーパーで柿ピー購入を我慢した。自宅には6パックのうちの小袋1袋しか残っていないことが分かっていたが、グッとこらえた。その成果があって上記のような結果となっている。成果と言えるのか、、、

気にしない。

 

 

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前回のブログで、福岡空港からの移動で使った地下鉄を七隈線と書いていたが、実際は空港線の間違いだった。七隈線に乗ったのは翌日のことで、虚偽のブログとなっていたことを陳謝するのである。誰も気にしていないと思うが。

 

 

そして今回はその続きから。

 

炎天下の中やっとのことでホテルにたどり着いたが、貧乏性が顔を出していた。せっかく博多にやって来たのだからゆっくりしている暇はない。1秒でも多く街並み見物に出かけるのだ!

 

バカンスを優雅に過ごそうなど私の辞書には載っていない。写真をたくさん撮ったので減ってしまったスマートフォンのバッテリーを補充すべくモバイルバッテリーにつなぎながら蒸し暑い博多の街を歩き始めた。

 

 

なぜか知らないが非常に渋滞していたこの通り。運転手さんからの熱い視線を感じながらパチリ。

 

 

変わった形の建物はショーを見ながら食事ができる体験型エンターテイメント施設のようだ。やはり福岡の街はオシャレである。

 

 

那賀川橋を渡る。

 

 

向こう側はあの有名な中洲の街だ。

 

 

川沿いを歩いていると突如現れた昭和アーケードとでもいうのかものすごい屋根付き商店街が見えたので吸い寄せられた。

 

 

どうも魚介市場のようである。夕方だったので殆どの店が閉まっていた。

 

 

新鮮な魚介がいけすのようなショーケース?で売られていた。焼いて食べたら最高のアテになるだろう。

 

 

市場を出て振り返ると「よってかんね 柳橋うまかもん市場」という看板があった。幼い頃の記憶にある商店街が目の前によみがえったようだった。

 

 

この道は渡辺通りという道で天神の街の目抜き通りといった感じの大きな通りである。福岡の街を発展させた渡辺さんの名にちなんでいるようで、昔はここに路面電車が走っていた。

 

 

「おしチャリ」福岡では「○○あげな」ということを方言で「ちゃりー」という。例えば、「手伝ってあげなよ」という言葉。

手伝ってあげりー>手伝ってやりー>手伝っちゃりー

ちょっと微妙だが、このように活用される。

「おしチャリ」は歩行者優先道路なので「自転車はおしチャリ」という意味なのである。勝手な解釈。

 

 

このような暑い中、歩き回るには訳があるのである。

 

 

ここだ。

横浜ラーメン博物館で病みつきになったあのラーメンの本店だ。記事は下に書いた。

 

 

 

 

18時からしかやってないのか、、、残念。

気を取り直してリーちゃんとの待ち合わせ場所方面へと向かおう。

 


なんだかものすごい家が現れたぞ。名家の建物だろう。街中にこつ然と現れた旧家の豪邸である。蔵もある。

 

 

西鉄大牟田線が見えてきた。

 

 

天神の駅に着いたようだ。

 

 

すぐ横には警固神社が賑わっている。警察も出て交通整理しているようで、何があったのか?

 

 

むかし、このあたりによく行っていたライブハウスがあったのだが様変わりしていてわからなくなっている。取り壊されたかな?

 

 

おお、なんとなくこんな感じの建物だった気がする。

 

 

あった。

ライブハウス徒楽夢(ドラム)の跡は先日解散したアイドルグループBiSHのプロデューサー松隈ケンタ氏がオーナーとなってカルチャースポットに変身していた。

と知ったかぶっているが、そんなこと私は全く知らず、あとからそのようなことをT川氏が教えてくれた。

 

 

駅の方に行ってみる。

 

 

ソラリアプラザ。

 

 

駅に隣接したいろいろな店が集まる巨大な複合施設である。

 

 

スーパーには立川飲みの〆ラーメンである一蘭の福岡限定品が売っていた。

 

 

味のタウン、懐かしい響きだ。

 

 

飲食店がたくさん入っていて、ここで十分満足できそうな店舗のバラエティーさだ。

 

 

ちょっと足を延ばして気になる場所へ。


天神駅の改札口でキミのよれた笑顔♪に会いに行こう。

 

 

スピッツの「さわって・変わって」の歌の舞台となった改札口は新しく建て替わっていた。

 

 

天神と言えば新天町。ここのアーケードを意味もなく良く歩いていた。

 

 

反対側に出ると、地元では有名なコマーシャル「アイラブラブ愛眼」の愛眼ビルがそびえたつ。これは2代目ビル。この辺りは大規模再開発があり、大きく生まれ変わるようだ。

 

 

待ち合わせの時間まで天神の街をグルグル回って昔を懐かしんだ。

長かった、、、


やっと待ち合わせの時間になったので、決めていた場所に向かう。

 

すると向こう側からラグビー日本代表のリーチマイケルそっくりな顔が笑顔でこちらへやってくるではないか!

一発でわかるその懐かしい顔。

やっとリーちゃんと出会えたのである!

 

C「久しぶりー!元気やった?」

 

方言が普通に出てくる。

 

リ「久しぶりやねー、でも全然変わらんね」

 

C「リーちゃんも全然変わらんねー」

 

15年ぶりに見たその顔は昔と変わらず愛嬌のある優しいリーちゃんの顔であった。

 

「行こう!今日は飲むバイ!」

 

 

 

焼き鳥が食べたいとリクエストをしていたらここに連れてきてくれた。昔はよく「家康」という焼き鳥屋に行っていたがこちらは「信長」だ。

 

 

2名で掘りごたつのようなカウンター席に通された。お通しは好物のマカロニサラダではないか!

 

 

目の前にネタのショーケースが並んでいる。店員さんは元気がよく、注文で呼ぶと飛んできてくれる接客良しの店である。

 

 

九州の焼き鳥屋に行くと必ず出てくるキャベツ。これがまたうまいのだ。

 

 

注文?

あたりまえだ。

これしかないやろ!

 

 

久しぶり!

乾杯っ!

 

ブハーッ!

いや、もう、最強に決まっとるやんね!

 

 

安くてうまいのが福岡の食べ物やさんである。

 

 

さっそっく割り箸を割ったら不吉な予感が、、、

何もなかったけどね。

 

 

焼き鳥なのに豚バラを必ず頼むのは九州人の定番。

T川氏と若い頃、東京に遊びに行って焼き鳥屋に豚バラが無くて驚いた覚えがある。

 

「ウチは焼き鳥屋だよ!」

 

と当時言われたような、言われてないような、、、

 

 

鶏、豚、牛の串をどんどん頼んだ。食べても食べても旨いモノばかり。

クーッ!福岡最強!

 

 

から揚げも頼まないとね。

旨し。

他にもたくさん頼んだが、写真なんて撮り忘れるに決まっている。

 

リーちゃんは最近体調を崩して大変な様子だが、そんなことなどもろともせず仕事に明け暮れていること、プライベートのことなどを面白おかしく話してくれた。どことなく元気がないように見えるが、話し方がゆっくりしていて、これが大人になったリーちゃんの姿なのだと妙に納得した。

 

リーちゃんにはいろいろなことを教えてもらった。学生の頃「それは大人にならないとやってはいけないよ」と言われること「大人になってもやってはいけないよ」と言われるようなことを若さに任せて2人でやって来た。今となっては懐かしい笑い話である。

 

高校は違う学校に通っていたのに、なぜか私の学校の友人とすべて知り合いになっていた。みんなでよく遊びに行ったのだろう。思い出話に出てくる私の高校の友人のことをすべて覚えているのでびっくりした。

 

時間制限のない「信長」で満足の飲食を堪能した後は、もう一つの目的地に向かうと決めていた。リーちゃんも快諾したのでお会計を済ませると夜の天神の街を二人でゆっくり歩いて向かうことにした。話に花が咲き続ける。

 

 

おっと、屋台にも寄りたいがしがないサラリーマンのお財布事情にはちょっと優しくない価格設定が多いのだ。しかも私のようにビールをがぶ飲みすると必ず目が飛び出るお会計タイムが待っている。今日はやめておこう。

 

 

目的地はここ。

 

 

昼間にやってきて開いてなかった「八ちゃん」である。

店内は私たちの前に1人スーッと入っていったサラリーマン風の男性で満席になり10分ほど待たされた。

 

 

15席ほどの小さな店の中はこんな感じ。

 

席に案内されるとカウンターの中にいる思っていたよりも若いお兄さん2人に、瓶ビール1本、ラーメン2杯、餃子一皿を頼んだ。

夢にまで見た八ちゃんラーメン本店のラーメンが食べられるのである!気分は絶好調だ!

 

 

まずはもちろんコレです、コレ。

 

 

ああ、悪いね、リーちゃん。

 

 

それでは本日2回目の~

乾杯っ!

 

ブハーッ!

2回目の最強!

 

軽く飲んでいるとすぐにラーメンが出てきた。

 

 

私の知っているラーメンである。

ではいただきます!

 

あれ?

ちょっと薄いかな?

横浜で食べていたラーメンの味が頭の中で妄想が妄想を呼び、コッテリ味が助長されていたようである。

本家の味はあっさりしていた。

しかし旨いには変わりない。

ズルズルと一気にスープまで飲み干したのだ。

 

あれ?

餃子きてないね?

 

リーちゃんとヒソヒソ話したが、餃子が出てくる気配は一向になかった。店を出て飲みなおすことに決めたのでお会計を済ませて八ちゃんを出ることにする。

 

 

出た途端、八ちゃんには長い行列ができていて驚いた。

 

 

昼間に通った市場を歩いたがやはり趣のある通りで非常に良かった。

 

どこかもう一軒行こうという話だったが歩いていると暑さも重なり非常に疲れた二人はコンビニで買い出ししてホテルで飲むことで合意した。

 

※音が出ます

 
ホテルに戻る途中にラスベガス?のような噴水があった。
 
二人でビールや焼酎、ハイボールにお菓子などを購入しているとき、ホテルの部屋が喫煙できる部屋だということを思い出した。ああ、あのタバコ臭い部屋で寝るのか。私は必殺の大作戦を頭に思い描き対策を打つことを決意。
 
部屋に戻ると案の定リーちゃんは美味しそうに最初の一服をモクモクと始めた。紙巻きたばこの煙が部屋に立ち込めると独特のあの匂いが充満した。
 
「ゲホゲホ」
 
やっぱり臭いのだ。6年ほど前までは私も吸ったりやめたりを繰り返していたのだが、最後の方は電子タバコしか吸っていなかったので、紙のタバコのにおいは強烈であった。
 
リーちゃんも火事が怖いので自宅では電子タバコを吸っているそうである。私はその話を覚えていた。そこで必殺の作戦を決行した!
 
なんと!
私も電子タバコをひと箱買ってきて吸ったのだ!
毒を持って毒を制す。
違うか。
 
実は年に1回くらいは飲み会で吸う機会があった私。この日がその日だと決めて久しぶりに喫煙したのであった。旨いことは旨かったが、紙タバコの煙対策にはならなかった、、、
何をやっているのだ、私は、、、
 
その日、朝方4時まで二人で語り明かした。子供の頃の話、大人になってからの話、私が東京に行ってからの話など会話は尽きなかった。とても楽しい夜だったが、仕事をしてきたリーちゃんと遠くからやって来た私は力尽きた。オジサンふたりはツインのベッドに各々突っ伏して眠りについたのであった。
 

おそらく1時間くらい寝ただろう。ものすごいイビキで目が覚めった。やはり予想していた通りリーちゃんのイビキは昔よりも磨きがかかっていて、野獣がいきり立って、これから獲物を捕らえようという瞬間のようなそんな豪快なイビキが鳴りやまなかった。
 
しかたない、これも良い想い出。
半分寝たり起きたりしながら獣のようなイビキを聞いて少しニンマリする私の旅の初日なのであった。
 
メシツブ、メシツブ。
 

 

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海の日が終わり、子供たちは間もなく夏休みに突入する。早いものである。つい先日入学式があったかと思ったのに。

 

私と言えばその時と全く変わらずビール三昧の日々。

昨夜、平日ルールとして自分に課しているロング缶ビール2本までを飲み終わった私を見て、息子がもう一本ビールを持ってきてくれた。涙が出るほど嬉しかったが、その平日ルールのことを話すと

 

「えっ?そんなルール作ってたの?偉いねー、フフッ」

 

不敵な笑みを浮かべながら妻がそうつぶやいた。

その笑みの意味は謎のままである、、、

 

 

ビールをこよなく愛する皆さま。

そんなことなど気にしてられない。

 

やっぱり今宵もそうですな。

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。