【昨日のビール】
ロング缶:3本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:2杯

 

昨日は息子のサッカーの試合を見に行って帰りが遅くなったためスーパーで総菜を買って帰った。

 

君は絶対に忘れないよ。カツオさん。

 

マイタケ天ぷら。

 

キャベツ千切り。

 

定番豆腐。

 

昨日の残りマカロニサラダ。

 

ぶりの握りもちょこっといただく。

 

 

みなさん揃って、それでは乾杯!

あぁ、今日も旨い!のである。

 

私の住む街は多摩丘陵と呼ばれる東京の喧騒から少し離れた場所にある。
少し足を延ばせばスタジオジブリ映画の舞台によく選ばれる街があり、映画のワンシーンに使われた場所にも多く行くことができる。


「耳をすませば」「平成狸合戦ぽんぽこ」あたりがその映画だ。

たまにそのロケ地といわれる場所の近くを通るが「聖地巡り」といった行動をとっている人たちを多く目にする。


私も子供に影響されてジブリ映画はたくさん見た。

何しろ私たちが子供のころはトトロは存在しなかった。
公開日が1988年なので、私はもう立派かどうかはわからないが大人になっている歳である。


その映画の存在はなんとなく知っていたが、初めて視聴したのは子供と一緒であった。
今から10年ほど前か。

子供たちは一気にその映画の虜となり何度もDVDを見る羽目になった。
良い映画なので私も何度も付き合った。

他にもジブリの良い映画はないかといろいろ探すことになるのは子供を持つ親の恒例行事だろう。


先日はそのような、のどかな私の住む街の近所で凶悪犯罪が起きたことを以下のブログに書いた。



いったんは収まったのだが、再犯が起きたのでそれも以下に書いた。



そして今回はその続きである。

要は私の家にある小さな庭に猫のフンが突如出現して困っているため、いろいろ対策したという内容なのだ。


対策は功を奏したようで、その後凶悪犯罪が犯されて遺留品が現場に残るといった事象は今のところ認められない。

その対策の一つとして3週間ほど前に防犯カメラを設置した。


憎きそのノラ猫野郎は私をあざ笑うかのように設置したばかりの防犯カメラのレンズに向かってニヤリと笑って去っていったのである。
神経が逆撫でされたのは言うまでもない。

今朝起きると、スマートフォンの防犯カメラアプリに通知が入っていた。


なにかしら防犯カメラがモーションを検知すると録画されるのである。

通知はそのことを知らせるものだった。
時間は午前4時半。
4ショットに分けて録画されていた。

1.庭に犯人と思しき猫が入ってくる映像。
2.信頼できるエージェント「猫まわれ右ビックリスプレー」とセンサーライトの目のまえを堂々と通る映像。
3.ベランダに侵入する映像。
4.庭から去ってゆく映像。

昨晩は息子のサッカーの試合を見に行き、帰ってくる時間が非常に遅かったため「猫まわれ右ビックリスプレー」のセンサーをセットし忘れていたのだ。
残念の極みである。

犯人は堂々と庭へ侵入して何かを物色しているように見える。


注目すべきは2.と3.の映像だった。

その犯人はあまりにもデカいのである。
何を食べてそんなにブクブクと太ったか、私が今まで見てきた猫の中でも最大級の大きさだ。

いや、待てよ。

良く見ると尻尾が太くて丸っこい。
体型も猫と犬の中間のような形だ。


映像は白黒なのだが、私が近所で見たことのあるノラ猫の色とは全く違い一般的に灰褐色といわれるもののようだ。

そうである。
我が家の庭にあの「ぽんぽこ」が現れたのである。

私は夕方によくランニングをするのだが、野生のタヌキにはしょっちゅう出くわす。
公園や雑木林、河原にもいるようだ。
近所でも何度か見かけたことがある。


まさにそのよく見かける形をした生き物が防犯カメラの映像として収められたのだ。

幸いなことに、その「ぽんぽこ」は私の家の近所で起きた凶悪事件の犯人ではなさそうだ。
なぜなら犯行現場に必ず残される遺留品がなかった。
防犯カメラの映像を確認したら、すぐに庭に出てみたが特有の匂いもない。

おそらくその「ぽんぽこ」はこれから寒くなる季節に向けて冬支度のために食べ物をあさりに来たのであろう。
あいにく私の家の庭にはそのようなものは見当たらなかったようだ。

ジブリの映画では「ぽんぽこ」たちは、自分たちが生きていた街から追い出され、人間などに化けて生活する様などが描かれていた。


しかし実際にはその子孫たちが強い生命力をもってこの街に生き続けている。
令和になっても彼らにとっての合戦は未だ続いているのである。

できればその「ぽんぽこ」たちにはこのままひっそりと暮らしていただき、人間との良好な関係が築けれな良いかなと思う。


しかし近所に畑があったり家庭菜園をしているお宅もあるので難しいかもしれない。

だったら我が家で犯される凶悪犯罪の遺留品を、得意の化かし合いで何かお宝に変えてくれはしないか。


できれば真っ白い泡の出るあのタヌキではないキツネ色の飲み物をたくさんお願いしたいものである。

さすれば今夜は月夜ではないが、みんな出てこいこいこい!


ビールをこよなく愛する人々よ、ぽんぽこポンのポンポンポンで乾杯なのである。
ムフフフ。