SHADOW CITY
見下ろせば 知り尽くした都会は雨
さよなら 言えるはずのない 君の声
今の横顔 何てSexy
ふいを衝かれて グラス止める
蒼ざめた シェイドの隙き間 近づく夜
いつのまに 翳りをまとう女に変わる
無理に微笑えば 何てSexy
妙に惹かれる 最後の時間
ルビーの指輪
くもり硝子の向うは 風の街
問わず語りの 心が切ないね
枯葉ひとつの 重さもない命
あなたを失ってから
背中を丸めながら
指のリング抜きとったね
俺に返すつもりならば
捨ててくれ
そうね誕生石なら ルビーなの
そんな言葉が 頭に渦巻くよ
あれは八月 まばゆい陽の中で
誓った愛の 幻
孤独が好きな俺さ
気にしないで 行っていいよ
気が変わらぬ うちに早く
消えてくれ
くもり硝子の向うは 風の街
さめた紅茶が 残ったテーブルで
襟を合わせて 日暮れの人並みに
まぎれる あなたを見てた
そして 二年の月日が流れ去り
街でベージュのコートを 見かけると
指にルビーのリングを 探すのさ
あなたを失ってから
そして 二年の月日が流れ去り
街でベージュのコートを 見かけると
指にルビーのリングを 探すのさ
あなたを失ってから
https://www.youtube.com/watch?v=wQO9LetApC4
二季物語
凍えた湖 まぶたに銀の木洩れ陽
冬に届いた手紙を 開けるたびに
あなたが悲しい
グレイの便箋 見知らぬ文字が教える
あなたは二度と 訪ねはしない
眠りの汽車で 旅に出た
愛してると繰りかえすた俺に 髪をゆらし微笑った
真冬を ひとりすごすはずのヴィラに 誘えばよかった
水鳥ながめる もの憂い午後は空白...
俺のこころの 静かな雪は止まず
あなたへ 愛を閉じ込める
あなたへ 愛を閉じ込める
真夏の 波間で あなたとデッキにまどろむ
旧いラジオのJazzに この身まかせて
グラスをうけとる
入江のホテルで 泊まり合わせた偶然
過ぎた夏ごとの痛みが ふとよぎる
今年は あなたが共犯者さ
夏は ふたり甘い蜜に溺れ 灼けた肌を重ねる
強い酒をあおるような恋に めまいさえ憶えて
テラスにもたれて 濡れた背中を目で追う
ふりむく あなたを 光に奪われて
つかのま ため息
砂に 抱かれ あなたは何故に...
このまま夏を 止めてしまえるならば
すべてを棄てても 惜しくないぜ