翌朝のモンサンミッシェル
朝起きてみると、昨日の青空とは一転して、どんよりとした曇り空。
ホテルの朝食はさっと済ませましたが、正直少し期待外れな内容でした。
それで、「もう一度、静かなモンサンミッシェルを味わいたい」と思い、再び島へ向かいました。
朝のうちは人も少なく、ひんやりとした空気のなか静けさに包まれています。
島内に着くと、メイン通りもほとんど人がいなくて、前日は歩かなかった細い脇道を通りながら、ゆっくりと上まで登ることができました。
誰もいない
「やっぱり泊まってよかった」と実感するひとときです。
きっと11時ごろには、レンヌからの観光客や車で来る人たちで、また賑やかになるはずでしょう。
1時間ほど散策していると、空模様が怪しくなってきました。
やがて雨がポツポツと降り出したので、急いでバスに乗ってホテルへ戻ります。
チェックアウトのころには本格的な大雨に。
どうやら今日は一日中雨になりそうです。
レンヌ行きのバス停までは雨の中を歩いて向かいました。
これは前日のバス停の様子です
昨日と同じ場所にバスが到着し、反対側の道路ではありません。
(他の人たちも不安そうに待っていました)。
「昨日、しっかり見学できて本当によかった」と心から思いました。
そして振り返れば、21日間の旅のなかで雨が降ったのは、この日だけ。
不思議と恵まれていたことにも気づかされました。
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