前回もお話しした通り、Statementはアメリカの大学院に合格合格する為の大切な書類です。特に面接の無い学校では、Statementは自分をアピールする為の大切な場であると思います。個人的にどのようなプロセスをたどったのかを今日は書いてみたいと思います。これはトピックが決まっていないStatementのみ、対応可です。メモ

1自分のバックグランドを書き出す右矢印書き出したバックグラウンドの中で、体験したバイトや大学等の出来事から、スクールカウンセラーになろうと思ったきっかけとなるようなイベントにはマークをつけ、どうしてそう思ったのかを書きだす(箇条書きでOK)。客観的に見て、実用的な視点で考えましょう。

2自分の興味のある分野と志望する大学院の接点を考える(事前に大学院のプログラムや役立つ資料、カリキュラム、授業の内容、教授の研究内容等についてウェブで、熟知しておきましょう)。また、「もし自分がこの大学院に入ったら、どのような事に力を入れたいのか」、「大学側から考えて、自分を合格させる利点とは何か」を考え、書き出す(箇条書きでOK)。

312について文章として書く。別々に書いてOKです。

4いよいよ、文章として書いてみましょう。まず、文字数とページ数に制限があるのかの確認をします。もしなければ、5-8パラグラフ(5センテンス以上)、2-3ページ、800-1000字を目安にすると言いでしょう。(アメリカ人の編集者曰く)右矢印もし、知り合いにネイティブがいるようでしたら、チェックしてもらうと言いでしょう。

5ネイティブに指摘された部分を基に修正しましょう。

6理解しにくい箇所は無いか、文法的にあっているのかの最終チェックをしましょう。

これは、アメリカのライティングのでは、KISS(Keep It Simple Stupid(笑))が大切だと言います。ストレートな文章の方が、Artistic (修飾された)文章よりも気持ちが伝わりやすく、審査する教授にも意図が通じやすいでしょう。審査する教授は多くのStatementを読むので、思慮深く(thoughtful)、ストレートな言い回し(Straight to the point)に気をつけて書きましょう。


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忘れないうちに書き溜めしておこうと思います。
前回は大学院出願の書類について主に書きましたが、今回はMATの事や大学院出願の注意点について、書いていこうと思います。あくまでも、私が思う事なので、その点、ご了承ください。

前回、お話しした、MATはMirror Analogies Testと言うもので、Pearson社がつくっている試験です。あまり、日本では聞き慣れないこのテストですが、カウンセリングを主な学科として、多くの学校で使われていると思います。2010年6月まで実施されていた(多分、6月だったと思います)、GREのAnalogyのセクションの様な問題を1時間で120問解く試験です。20問は採点に含まれませんが、受験者は、どの問題がダミーなのか分かりません。Semantic, Classification, Association, Logical/Mathematicalに基づいて、問題を解きます。出題範囲は、General, Humanities, Mathematics, Language, Natural Sciences, Social Sciencesです。点数は200-600点で表され、平均点は400点です。トータルの点数、パーセントの他、専攻の点数もでます。詳しくはMATのオフィシャルサイトをご覧ください。リンクを下に貼ります。

MAT: http://psychcorp.pearsonassessments.com/haiweb/Cultures/en-US/site/Community/PostSecondary/Products/MAT/mathome.htm

次に、大学院出願の注意点について書きます。多くの大学では足切りがなく、総合的に判断されますが、中にはGPA(大学の平均成績を表したもの)やテストの点数により、足切りされてしまいます。大学院によってはウェブサイトにどの位、必要なのか、載せてあると思うので、チェックしてみてください。おそらく、中堅校ではGPAのスコアーを3.0~3.2以上と載せてあるのではないでしょうか。私の出願した大学院の中には、必要条件として、総合的(主にGPA、ふさわしいテストのスコアー、推薦書、Statement)に判断するが、GPAは必ず 3.0以上である事となっていました。このように、一定のGPAを大学時代に修めておく事が大切と言えそうです。

もし、質問がある方は是非、メールください。できる範囲で、お答えします。

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前回、予告した通り、今日は大学院の出願法について書いてみようと思います。私が出願したのは主にChild DevelopmentとSchool Counselingと言う学科だったので、その二つの学科に焦点を当てたいと思います。

必要だった書類等メモ

-各学校のApplication Form

-出願費:私が出願した大学院は$50-70でした。

-志願書:学校によってはトピックが決まっているところもありますが、一般的には「どうして、この学校を選んだのか」、「今までの自分の経歴と出願する学科の関係性や出来事」、「将来、どのようにして大学院で学んだ事を役立てたいか」等です。

- GRE、MAT又は州毎のTeachingライセンス:出願する州によって、Teaching examは違いますが、多くの州では、praxisと言う試験を導入しているようです。マサチューセッツ州ではMTELと言う試験を導入しています。私の大学ではMTELを推進していましたが、私はMATをうけました。MATについては後ほどのブログで書きます。

- TOEFL:私の場合は大学がアメリカだったので、受ける必要はありませんでしたが、基本的に留学生は受けなければなりません。

-レジュメ:日本語で言う履歴書です。

-英文の成績証明書

-推薦書:私の出願した大学の多くは3通でした。

- Writing Sample:これは必修ではありませんが、出しておくと大学院側にとって、どの位のライティング力があるのかを知る為に良いかも。


以上です。もし、忘れている物があったら、追加しておきます。それぞれの大学のウェブサイトを必ず確認してください。

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