縁あってKTCの『ものづくり技術館』に私のコレクションを展示して貰えることになりました。
今後、半年レベルで展示内容を更新していく予定です。
まず最初は京都機械/一重丸京の海軍發動機スパナから。
2階の歴史展示コーナーに展示してありますので、来館の折には是非ともご覧になって下さい。
My collections have been displayed at KTC museum from Nov/2024.
Collection items will be changed every half year.
1.展示開始のKTCニュースリリース
11月18日のKTCニュースリリースにて私のコレクション展示開始が発表されています。
コレクターとしては日本を代表する工具メーカーであるKTCに展示することが出来て光栄なことと思っています。
ニュースリリースの詳細は、こちら。
2.展示詳細
★多田コレクションの紹介
1)榮二○/ゼロ戦後期型向け
2)天風/赤トンボ向け
3)誉/紫電改向け
4)榮一○/ゼロ戦初期型向け
5)アツタ/彗星向け(追加展示)
發動機5機種のスパナ詳細については、当ブログ内のこちらにて。
6)汎用スパナ2種
発動機用ではなく、特定機種向けでは無い一般の汎用工具と思われる2本。
上は一重丸京の刻印のみ。
下は共通整備要具を示す"要"と"○共"が刻印されています。
★展示スパナの詳細写真
↓ 榮二○/ゼロ戦後期型
↓ 天風/赤トンボ
↓ 誉/紫電改
↓ 榮一○/ゼロ戦初期型
↓ アツタ/彗星(展示予定)
3.赤トンボ/天風整備工具一式の展示
茨城/霞ヶ浦にある予科練平和記念館の所蔵品が、同じく11月18日よりKTC75周年(来年2025年)に合わせて展示されています。
私が知る限り海軍の整備工具一式は世界に2つしか現存しておらず、一つが米国ワシントン・スミソニアン航空博物館の倉庫に人知れず眠っている榮/ゼロ戦用と、この天風/赤トンボだけになります。(工具箱は良く見かけますが、中身無しです)
この天風/赤トンボ用は、これまで予科練平和記念館では一般公開されていませんでしたので、海軍の整備工具一式を直接見ることが出来る世界で初めての貴重な展示だと思います。
1階入口の左側に展示されています。
整備工具一式の詳細は、当ブログのこちらにて。
4.コレクション展示に至った経緯
ちょうど1年前にKTC『ものづくり技術館』を訪れた時の感想をブログに書いています。
『KTCの歴史にもっと重きを置いた展示になれば良いなと感じました。
例えば、スパナのスタンダードモデルだけを取り上げ、一重丸京の初市販モデル"KKK"から二重丸京、楕円KTC/S10とS100、海外向けFULLERを経て、現代のS20までをずらっと時系列に並べると圧巻なのかと思います。(30本は並びます)
このスタンダードモデル群の先頭にKTCの原点とも言えるゼロ戦スパナが置かれていれば最高ですね。
来る2025年のKTC75周年に向けて、期待しています。』(以上、ブログより原文)
実はこの訪問時に歴史展示の提案をしていて、KTCとの調整が始まりました。
そして、1年後に実現した次第です。
1年前のKTC訪問ブログは、こちら。
ちなみに、天風/赤トンボ整備工具一式の展示は、この時に私がKTCと予科練平和記念館双方に提案し、これも1年後に実現したものです。

この回、終わり


















