おはようございます。
3月20日に、福山マラソン(ハーフマラソン)に参加する事になりました。
自分にとって「マラソン」って、
自分自身いう小宇宙につながる
内なる自分と向き合える
もう一人の自分と対話する
「呼吸」を意識する
カラダと二人三脚する
そんな、世界かもしれません。
中学生の時に、私は、バスケットボール部でした。
中学1年生には、2位
中学2年生には、3位
部活動を卒業して、受験勉強で、カラダもなまりかけている
10月にマラソン大会が行われる。
どう考えるか?
どのように参加するか?
毎年の1位は、陸上部の佐々木君、圧倒的に速い!
どう考えるか?
当時、私の机の前の元彼女 T.Y.の一言から
未知なる挑戦がはじまる!
登校拒否をしていたO.K.君にお願いして、
自転車で、マラソンコースをペースメーカーで走ってもらい
どんどん、きついペースを練習して行きました。
ところが、当日、自分のペースの想定をこえた、スタートダッシュがはじまりました。
どんどんはなされていきます。
1位どころか、トップ集団から離されて行きます。
しかし、後半追い上げ型のタイプですので
マイペース(前半のウォームアップ)を選択しました。
ようやく、カラダもあったまり、後半追いあげようとしましたが
あまりにも、離されていて、なかなか追いつきません。
200メートルくらいかな
何度か、あきらめかけました。
このまま、いけば3位には入賞出来る!
それで、いいと!
ところが、急遽、もう一人の自分が、
「本当に、それでいいのか?」
「それで、後悔しないのか?」
自分の声なのか? 天のこえなのかわかりません。
死ぬ気で、走る!
ゴール500メートくらい前から、
ラストスパートを全身全力でかけました。
ゴールして、すぐに倒れ込みましたので
グランドの声援やゴールテープを切った記憶がありません。
佐々木君を追い抜いた記憶すらさえ、思考する余裕もありませんでした。
どれくらい立ったのかわかりませんが、
表彰式で、私の名前が、呼ばれました。
「第一位 イマイ ヒロユキ」
私は、1位でゴールしていたのでした。
その時の感情は、
あまり、思い出せませんが、嬉しいというようなものではなく
もう一人の自分に、
「おめでとう!」
「よかったね!」
そんな声が、ささやかれていました。
挑戦するきっかけを与えてくれた元彼女Yさん、
毎朝、練習につきあってくれたK君
目標になってくれたS君、佐々木君
22年も立ちますが、
あらためて、「ありがとう、心より感謝しています!」
マラソンは、他人と競うものではなく、
もう一人の内なる自分と走るものなのかな
3月20日、福山マラソン
どんな感動が、待ち構えているのかな
一緒に走りませんか?