2月21日朝9時、友人から一通のメールが届きました。

上関で原発を建設する工事が強行される。

それに反対するためにその友人の仲間何人かが関東から瀬戸内海へ向かった。。。

こんなことが今、日本で起きていることを一人でも多くの人に知ってほしい、という内容のメールでした。



それから、ustreamによる上関からの中継を、毎日のように見る生活が始まりました。


中継に伺い見る現地の混乱もさることながら、ネット上でも様々な情報が交錯し、現実論から感情論、理想を謳うもの、陰謀説を唱えるもの、本当に、これでもかというほどの情報が飛び交っていました。


「原発とは、一体なにか」


たぶん、あの一連の騒ぎを注視していたすべての人たちの頭に浮かんだであろう質問に、私も自分で回答しようと試みました。


この問いの答えを、ほうぼうで探すと、身震いが起きるような事実、今もなお、日本中が危険きわまりない状況であるという現実を写している情報が、次々と出てきました。

それ以外の情報、たとえば、将来的に、原子力発電は有用であるというようなことを論じているような情報には、巡り会いませんでした。


「これはまずい。」


そう思いましたが、どうしたらこの状況が改善されるのか、どうしたら原発をこれ以上作らず、現在稼働している原発を止めることができるのか、具体的なアイデアは浮かびませんでした。


3月に入っても、上関では反対派と中部電力のせめぎ合いが続く中、中部電力が少しずつ工事を進めていくのが見受けられました。


このままでは上関原発は建設されてしまうかもしれない。しかし、自分に何ができるのか。。。


と、考えるうちに、3月11日がやってきました。


いつもの仕事、いつものランチ・・・そして、銀座四丁目の交差点が、横に揺れていく。


一瞬にして、高まる緊張、それがこれほど多くの犠牲者を生み、これほど長いこと、そしてこの先何十年という単位で影響を与え続けるような出来事になるとは、そのときは思いませんでした。


その後、、
家にテレビがないので、私は情報のほとんどをネットから入手していました。


ネットでの情報の伝達は早く、海外のサイトも次々と最新情報を伝えていました。


福島の状況も、多く、伝えられていました。


「これは、本当にまずい。。。」


そう思ったときは、すでに遅かったのでした。


爆発があり、大量の放射性物質が空気中に拡散してしまったようでした。


15日、16日と、いつものように生活をして、家に帰ると、喉が、痛く、気分がわるい状態になりました。


想定内の出来事でしたが、しかし、悔しい、福島から東京一帯にかけて生活している人たち、子供たちまで、なぜこんな目に遭わなくてはならなかったのか、そういう気持ちでした。


私の周りでも、同じような症状を訴える人が何人かいて、本当に、残念に思いました。



「なぜこんなことが起きたのか?」


何度も、発せられた問いには、ついに答えることができませんでした。



今もなお、状況は悪く、福島に住む人や、原発の作業員の方々など、多くの人が、危険にさらされています。


そうした方々や、避難所での生活を強いられている人たちに健康で幸せな生活が訪れるように祈りつつも、自分はこうして、日々の生活を営んでいるわけですから、それは本当に幸せなことだと、そう思います。



原発は、順次、稼働しているものを止めていくしか、安全を追求する方策はないと思います。


上関の建設工事は、中断となり、予定地の埋め立て免許が失効となる可能性も出てきました。


今後、新しい原発を作ることは、日本でも、世界的にも、難しくなってくるかもしれません。


原発が安全であるという不可解な作り話を前提に、リスクに対する備えを意図的に怠ったことで、日本は世界に大きな失望を与えてしまいました。


4月のはじめに海外に一週間ほど出る機会がありましたが、海外では当然、私が今の政府を選び、今の政府のやり方を是認していると判断されます。これも、とても悔しく思えました。


余談ですが、私は、国家の長は国民が直接投票によって選ぶのがよいと思います。


そしてその長とは、民意を国政に迅速に反映させていく実行力をもつ人でなくてはなりません。


原子力の運用については様々な問題がこれから先も取り上げられていくことでしょう。それらを解決し、安全な日本への道のりを一日も早く踏み出せるようになるよう、心から願っています。



考えさせられるものもあります。


正直、ずいぶんと人間は大変なところまできてしまった、と思ってしまいます。

でもこれから先、本当の意味で開けてくるのかもしれません。


大きな変容を感じるかもしれませんし、何も感じないかもしれませんが、人間は進んでいくと思うのです。


ですからやはり、私自身は、自然体に戻っていくしかないのだなと思うのです。


周りの景色がどのように変わっても、自分の中身がどのように変化しても、元の自分、自然体でありたい、そんな風に思います。



原発がどんなものか知ってほしい


隠された被曝労働~日本の原発労働者~


Fukushima: Mark 1 Nuclear Reactor Design Caused GE Scientist To Quit In Protest - ABC News


いしだ壱成オフィシャルブログ『Arrivals』powered by アメブロ


USTREAM: CNIC News: 原子力資料情報室の会見を行います。


YouTube - 原子力保安院の大ウソ暴露!(関東エリア未放送)


武田邦彦 (中部大学)


Greener World : 福島県飯舘村に行ってきます


USTREAM: 満月tv: 上関原発の建設予定地からライブ中継!


物理学科概要:岡山大学理学部物理学科[大学院自然科学研究科・数理物理学科専攻・先端基礎科学専攻]


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以下は、これまでに参照したいくつかのリンクです。