「なんとなく疲れやすい」「眠りが浅い」「ストレスが溜まっている」
── そんな不調の原因のひとつに、自律神経の乱れがあります。
ヨガの呼吸法は、
この自律神経のバランスを整えるための、とてもやさしいセルフケアです。
今回は、
自律神経についてわかりやすく整理しながら、呼吸とのつながりを見ていきましょう。
自律神経とは?
自律神経は、私たちの意思とは関係なく、体を自動的に調整してくれる神経です。
- 交感神経 … 活動しているとき、緊張しているとき、ストレスを感じているときに働く
- 副交感神経 … 休息しているとき、リラックスしているとき、眠っているときに働く
両方がバランスよく切り替わることで、心と体は安定しています。
自律神経の働きの違い
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自律神経と呼吸の関係
ほとんどの内臓の働きは、私たちが意識しなくても動いています。
でも、呼吸だけは唯一、自分の意思でコントロールできるもの。
そのため、呼吸を整えることは、自律神経を整える近道になります。
浅く速い呼吸は交感神経を優位に、
深くゆっくりした呼吸は副交感神経を優位にします。
つまり、
呼吸を意識的に深めるだけで、心と体をリラックスモードへ切り替えることができるのです。
現代人は交感神経が優位になりやすい
私たちの生活環境は、自律神経を乱しやすい要素にあふれています。
- 運動不足
- 夜も明るい照明やスマホのブルーライト
- 常に忙しい生活リズム
これらは交感神経が優位になり続け、
リラックスできない状態を作ってしまいます。
慢性的な疲労、不眠、心の不安定さ…。
そんな現代の不調にこそ、呼吸を整えるヨガが役立つのです。
ヨガで「本来のリズム」を取り戻す
ヨガの呼吸法は、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、
自律神経のバランスを整えてくれます。
意識して呼吸を深めることは、体を整えるだけでなく、
心をリセットすることにもつながります。
まとめ
- 自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで心身を整えている
- 呼吸は自律神経と直結していて、自分でコントロールできる数少ない方法のひとつ
- 現代人は交感神経が優位になりがちだが、ヨガの呼吸法でバランスを整えられる
まずは「呼吸に意識を向ける」ことから始めてみましょう。
深呼吸をするだけで、心も体もふっと軽くなりますよ。
次回予告
次回は、
自律神経を整える具体的な呼吸法──
「腹式呼吸」と「アヌローマ・ヴィローマ(交互鼻呼吸)」について詳しくご紹介します。

