知人がタイから帰ってきた。タイ人のお嫁さんをもらったから、里帰りについていったのだ。それでタイの土産をもらった。といっても、向こうの菓子クラッカーを一枚をもらっただけだが。まあ、職場の人数考えたら、安くて大量に買える物しかないわけやね。そのクラッカーは、三枚重ねのクラッカーの間に甘いバタークリームが挟んであって、すごく旨かった。その後で、ドリアンキャンディーを貰った・・・。珍しさから、口に入れたのだが。
「うっ、なんだ口に広がるこの臭いは。」
ある話が、頭をよぎった。
「ドリアンて、生ゴミみたいな臭いがするんだって。
するんだって。
するんだって。
するんだって」
と何度も頭の中で、繰り返される。
もらった手前、簡単に、口から出すのは、気が引ける。相手に悪いからとしばらくは、なめていたのだが。「すまん、駄目だ、もう限界だ!」と、口から出してしまった。
もらった他の人も複雑な顔をしていた。味は、まあ甘いのだが、匂いがねぇ・・・。しばらくどころか、晩御飯の時まで、口の中とか、鼻の中まで臭いが残っていて、晩御飯を食べたが、なんだか、だいなしな気分。めげた。食べ慣れていないからなのか、食べ慣れていてもそうなのか?疑問は残る。しばらくドリアンを貰うこともないし、食べる事もないだろう。
「世界は、広いねぇ。こんなものあるんだねぇ。」と、自分をごまかし納得させる自分がそこにいた。でなきゃ、なんだか自分的におさまりつかない気がする。
それか、口に入れてから異変に気付いて、すぐに「わぁっ!」とか言って出せばよかったのだろうか?ドリアン、かなり強烈である。