さて、前回はあの世の話をしたけれど、もし、自分が三途の河のマネージャーだったら何をするか?。まあ、想像ですけどね。
まあ、悪い奴らがサンズリバー(三途の河)の川岸に来たら、「はいはい、こちらは、〇〇様御一行様ですね、ようこそ。サンズリバーへ。残念ながらあなたがたは、二度と現世には、戻れませんので、悪しからず。まあ、場合によっては・・・」と、いいながら地獄検察庁サンズリバー支庁まで、ご案内~!さあさあ、お一人ずつお部屋へどうぞ!」すると扉がバタン!「さぁて、いまから、取り調べ。えっ?俺は善人だ?いや罪人ですよ。立派な罪人。どこからみても悪い奴です。悪いことなんかしてないって?いま、さらに嘘、つきましたね、あんた。」ふてぶてしい態度をとる男。「あっ、身に覚えがない。あっ、そう!。じゃ、いまから、ビデオ見てもらうからね~。交通安全のビデオじゃないから、きっと楽しいよ~!」と、ニヤニヤしながら小一時間、現世の時間で、そのぐらいの間、男の悪業の数々が映し出されたビデオを上映。顔が青ざめて行くのが見て取れる。
「何?捏造されたビデオだって?おやおや、往生際悪いですよ~。」「どうします~?いまならまだ、最悪は回避出来るんですが~?」と言っても、頑として、かたくなな態度。「あっ、あくまでそんな態度ですか。わかりました。最後通告はこれで、終わりです。ご苦労様でした。では。」というと、部屋の扉が開いた。外には、赤や青い顔をした、警察帽を被った鬼さんが、立っていてギロリと男を睨みながら、室内に入って来た。
「あ~、この人、反省する気が無いから、そのように扱って下さいね。」というと鬼さん達、鬼澤さんと鬼村さんは、ニヤリッと笑い、男の両手をむんずとつかみ、何やらわめき立てる男を引きずりながら室外へ出ていった。外では「たすけて~。」と男の声。
それが一人ではない。隣の部屋の男、そのまた隣の部屋の男、また、そのまた隣の部屋の男もみんな、部屋から引きずり出されて一斉に「たすけて~神様~!」の大合唱。「はい、みなさ~ん、ここは現世の対岸ですから、まだ人間界に近いですが~、ここからしばらく下流に行くとですね~、なんと~、亡者の世界ですよ~!あの有名な亡者、金の亡者とか、ガリガリ亡者とか代名詞にも使われる亡者です。それに誰にもわかるように、獄堺、早い話、県境の看板みたいなもの立ててあるので、わかります。で、あなたがたをそこで、リリースします~。あとは、あなたがたの運次第、頑張ってくださ~い!」などと言いながら「で、さっき神様~!なんて言ってた人、こちらは神様からの委託業務でやってるんだから、いまさら、神様だの、仏様だの、キリスト様だの言わない!はい、ではさようなら~!」
「はい、次の方、ほほぅ、政治家の方ですか?最近、政治家の方、よくいらっしゃいますよ。えぇとね、この前もね・・・。ふふふ。」
「あっ~、あなた。駄目ですわ。何がって?そりゃ、嘘を平気で付くわ、権力を傘に来て威張り放題、訳わからぬ意味不明な事で、国民馬鹿にしてたでしょ?おまけにある個人を馬鹿にした事してましたね。」とパラパラまた閻魔帳みたいな物を開いていると、「えっ何!助けて欲しい?あ~無理無理。生きてるうちに相手に賠償しとくんだったね~。いまさら死んでからじゃ、もう、遅い。悪いことしたから、ここにいるんだから。で、あなたの処分なんですが、普通は輪廻転生で、何かになるんですが、はっきり言って、アウト~!人生、ゲームセット!な~んにも、生まれ変われません。消えます。はい、ご苦労様でした。」
まさに人生泡の様でございます。