ゴジラ映画において、「キングギドラ」という強敵。あれだけ強いのに、なぜか宇宙人にコントロールされているという点が非常に不明。コントロールされているから強いのか?
嫌でも目につく金色の体。長い首、三つの頭。声は電子音(小学生の頃、音楽室の電子オルガンの高いキーを鳴らして「キングギドラ!」なんてやってた。)。シルエットで一目瞭然なのだからこれだけ有名な奴はいない。
とにかく怪獣としては、インパクトは最高であろう。
金星の文明を滅ぼした宇宙怪獣。いやいや、キングギドラの存在に驚く前に、金星に文明!が存在していた事、そっちの方で、驚けよ!と、いまさら思うのであった。
「三大怪獣 地球最大の決戦」、「怪獣総進撃」、「怪獣大戦争」、「地球攻撃指令 ゴジラ対ガイガン」と四本の映画に出ている。
ここまでは宇宙怪獣キングギドラ。
「ゴジラVSキングギドラ」では、未来人の遺伝子操作で作り出されたペット「ドラット」三体が放射能の影響により融合、巨大化、キングギドラへと変貌する。
このキングギドラは、未来世界から、日本の世界経済把握を阻止すべく、送り込まれた。が、ゴジラに敗れ去り、200年以上、冷たいオホーツク海に眠っていた。
そして、未来の日本人により「メカキングギドラ」へと改造され、200年の時間を遡り、再びゴジラと対決する。
人間の手により作り出された人工怪獣となる。
金子修介監督の「ゴジラ、モスラ、キングギドラ 大怪獣総攻撃」では、ゴジラは、太平洋戦争の犠牲者の怨念が集まりゴジラとなったとされており、キングギドラはこの作品内では、単にギドラ「儀怒羅」(儀の字が違うかも)と称され、「護国神獣」という神の扱いを受けている。古代日本において、災いとされた、「ギドラ」、「モスラ」、「バラゴン」は、退治された後、国の安全を護る「護国神獣」として奉られていたがゴジラが出現し、日本を護るため、バラゴン、モスラが復活。バラゴンとモスラは、ゴジラに倒すことが出来ず、富士の樹海の氷穴で眠っていたギドラは、覚醒前に不完全なままゴジラと対決することになる。対決のさなか、死んだバラゴン、モスラはエネルギー体となって、ギドラに合体、千年龍王「キングギドラ」に覚醒し、ゴジラを海底深く沈めることに成功するのだが。ゴジラは再び・・・。
今回、キングギドラは日本を護る神獣となって登場。ヤマタノオロチ神話のイメージがモチーフなのか。
キングギドラのデザインは、日本や中国の龍をモチーフとしているが、「VSキングギドラ」版は、西洋では悪意の象徴である「ドラゴン」をモチーフとしているため、側頭部にも角が多数あり、似ているようで、全く別物なのであった。
余談ではあるが、新「モスラ」では、四足の「デスギドラ」、「モスラ3」では恐竜を、絶滅に追いやったキングギドラの幼体ヤングギドラとキングギドラ、「ゴジラファイナルウォーズ」では謎の怪獣モンスターXが変貌する、最終形態カイザー(皇帝)ギドラ、と亜種や同族らしきものがいるが、ゴジラと対決したキングギドラに関係するかどうか定かではない。