これ、当て字で「大連者」ってのがあるね。戦隊物は、大体、その年のブームの先取りで組んじゃう。太極拳とかF1、恐竜、ミステリー、忍者、で方向性が決められる感ありみたいな。で、気功が流行った年ではなかったろうか。伝説の獣、龍、麒麟、天馬、鳳凰、獅子(狛犬みたいな方、神社の前に二匹いるでしょ!あれだよ!)をモチーフにしてあって、主人公たちは、中華料理店で修業しながら、正義の味方の二足の草鞋生活。導士カクのもとで気力を高める訓練でダイレンジャーになり戦うという話。当然、「中国三千年の歴史」ってのが、出てくるわけで、敵の「ゴーマ」一族と過去から戦っていて、いまだに決着つかず。ってことは、過去にも「ダイレンジャー」がいたわけだ。昔だから、現在みたいな服装ではないが、さすが中国、歴史あるな。
で、敵側、ゴーマの親分は、ゴーマ十二世だったか十三世だったか、平清盛みたいに摂政政治してるような悪役で、でんと構えちゃってて、後は手下が事を進めてる。まあ、そんなこんなで、ある日、転機がダイレンジャーに訪れる。白いダイレンジャーが、現れる。白虎をモチーフにしたキバレンジャー。正体が、ダイレンジャーに関係してる子供。虎の顔が柄に付いている生きている青龍刀で変身すると、大人の体格になるという寸法。当然、虎のメカ「王大牙」(ウォンタイガー)なんてものがある。で、人型に変型して、完成!「牙大王」(きばだいおう)になるのだ。はい、ここ、よくみて。「王大牙」=「牙大王」ってことだよ。
で、この子供の出生が、また複雑なわけで、両親は敵、味方、早い話、ロミオとジュリエット状態。で、なにかにつけ陰険な敵側の子供が実は兄弟だったと、いうオチが。
さらに、今まで仲間だった導士カクが実は敵側の人間で、結果的に戦わなければならなくなるなど、「先、読めね~」展開をするのである。
最終回はラスト5分、さらに20年以上後にも、決着はついておらず、ダイレンジャーの子供達が引き継いでいるのだが、親と一緒な性格であるわけないから、なにやらおかしなダイレンジャーとして戦っている場面を見せて終わっている。この辺りは、遊びで作ってるんですよ。
で、カクシワザが。劇場版ダイレンジャー予告編、テレビ版と変身前の並びが 違っていることに気付いた。赤のリュウレンジャーと青のテンマレンジャーの役者が入れ代わっていたのだ。って事は青役が本来赤役だったのでは?と、気付いた人間だけで、盛り上がってしまった。重箱の隅をつつくようなネタでしたな。
追伸、龍、天馬、獅子、鳳凰、麒麟 が合体して、「大連王」になるんです。それに白虎と亀が合体して、「天空大貴殿」に。ここまでくるとロボットじゃなく、建築物になります。だって、動かないんだもん。
主題歌の歌い始めが〓「変身だぁ~、気力だぁ~」
なんだけど、主人公が中華料理屋の店員だから、雑誌の投稿で誰かが、〓「点心だぁ~。火力だぁ~。」
ごもっともで。うまい!