平成仮面ライダー10周年記念作品。クウガ、アギト、龍騎、ブレイド、555(ファイズ)、響鬼 、カブト、電王、キバの世界が「ディケイド」によって消滅する?本来、仮面ライダーは、各自、異なる世界で、誕生していた。(アギトは、クウガの数年後の世界であるが、その辺りは、ディケイドでは、どういう風になるのか?)決して交わらぬ世界であるのだが、10年記念として、歴代ライダーが一同に会するお祭り企画である。
まだ放映間もないので、現時点での番組内容を。夢。それは、全仮面ライダーと、世界を守るべく仮面ライダーを人工的に作り出した部隊が、戦闘スーツに身を包んだ謎の人物に、戦いを挑んでいく風景。その人物は仮面ライダーディケイド。仮面ライダー部隊は、ディケイドに圧倒的な力の前に敗れ去る。
ディケイドは世界を滅ぼす悪魔なのか?。光写真館に入り浸っている門屋 司(かどやつかさ)と写真館の娘、なつみがいる、この世界。突然、その世界に異変が襲い掛かる。巨大な蟹の化け物達(仮面ライダー響鬼の髪切り)がビルを破壊し、なぞの怪人(ファンガイア)が人々を襲う。街を行く司となつみの間に空間を遮る謎の見えない壁。なつみの後ろには「ディケイドライバー」?司はなぜ、それが、この壁を抜けれるのかわからぬまま、なつみに、ベルトをよこせと言う。司がディケイドに変身。暴れている化け物たちにディケイドはそれぞれの敵に応じた自分が知らない仮面ライダーに変化し、撃退していく。と同時に、他の全て仮面ライダーに変身できるカードから力が失われて何もないカードへと変化してしまう。
写真館に戻るとスクリーンには、見たこともない山が描かれていた。それはクウガの世界。これが初回のあらすじ。
ディケイドは何者で、現時点では、目的は、何なのかは、わかっていない。ただ、全ての仮面ライダーの世界へ行き、何かをすること。行った先々では、そこで何をするべきかの服装をしている。クウガ世界では、警官。ブレイド世界では社員食堂の一流コック、龍騎では弁護士に。
現時点では、仮面ライダークウガ、仮面ライダーキバ、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーブレイドの世界へ行き、その世界を救っているように見えるのだが、本当はどうなのか?。
いままでの平成仮面ライダーテレビシリーズの世界感とは設定を変えてあり、ディケイドと関わる仮面ライダーの世界感としてのことだろう。
仮面ライダークウガは、古代怪人集団グロンギの「ン」の怪人を倒し、グロンギが壊滅したことから、ディケイドと異空間を旅する事に付き合う事にした。ディケイドでは、クウガが異なる世界の仮面ライダーとの橋渡しの役目をしているのである。
学者風の謎の男が、「ディケイドは世界を滅ぼす悪魔」と呼んでいるのも、まだ謎である。と同時に別の世界から、その世界の主人公以外のライダを召喚する事が出来る。ブレイドの世界から、キングアンデッドを呼び寄せ、龍騎の世界を混乱させようとした。
主人公、門屋司も謎に包まれた人物である。カメラで他人を撮れば、人物はブレて写る。本人いわく、「この世界も、自分のいる世界ではない」と。その世界の仮面ライダーの力を自分のものとすると、司が撮った写真は、不思議ではあるが、ブレは修正されている。
ディケイドで唯一オリジナルなのは、敵役あるいはライバルの仮面ライダーの声がオリジナルであること。仮面ライダーカイザー、仮面ライダーパンチホッパー、仮面ライダーキックホッパーの声は本放送での演者が声を充てている。
そして、司の過去を知る、若い男が現れ、また新たな謎が。
「仮面ライダーディケイド2」
・本編とディケイド世界との違い。
クウガの世界。古代怪人集団グロンギは、殺人ゲームで大量で効果的にゲームが遂行された場合、位が昇格する。「ア」から「ン」までおり、最高クラスが「ン・ダグバ・ゼバ」一人で、あったがディケイドでは、二度と目覚める事のない別個体の「ン」が現れる。
グロンギの下級怪人は、現代語は、話せず古代グロンギ語を話す。上級になるにつれ、現代語を操り、中にはパソコンを使いこなすまでの怪人も現れた。
キバの世界。渡はすでにファンガイアの王として君臨しており、人間、ファンガイアともに共生する社会を構築している。この世界では、父母が逆転しており、兄の存在もない。スパイダーファンガイアは、本編と同一人物による演技。
龍騎世界。主人公真司はタブロイド新聞の記者であり、やや落ちこぼれ気味だが真面目な性格。誰が仮面ライダーであるかは、わかりにくい世界。意外と「正体は、お前だったのか」といえる世界。仮面ライダータイガが在籍した大学では、人工ライダー、オルタナティブを作り出した。ディケイドの龍騎世界は、ミラーワールドでバトルを行い、勝った者が、容疑者の判決をするという変わった世界。
仮面ライダーの存在は国民には周知され認知されている。本編には出ないサメモンスターと契約した、仮面ライダーが現れた。あれはあれで、面白いと思う。
ブレイド世界。トランプをモチーフにした四人のライダーが現れる。カブトムシ、クワガタムシ、カマキリ、クモと、うまくデザインされている。カマキリの仮面ライダーカリスは、アンデッドのジョーカー、アルビノアンデッドがヒューマンアンデッドに成り済まし、さらにカリスになっていた。この世界では、全ての生き物の祖は不死生物アンデッドであり人間も例外ではない。だからカードに封印するしか手がないのである。トランプにジョーカーが存在するように、何の祖でもないアルビノアンデッドが存在する。アンデッドを封印したカードはカードゲームと同じく、自分の力、防御、攻撃、進化と様々に使え一揃いそろうと、黄金の鎧をまとったキングフォームへと進化できる。
ディケイドでは、企業が、アンデッドと手を組み、経済発展を促している。まさにマッチポンプな世界なのである。
クモである仮面ライダーレンゲルは、本編も雰囲気の似た役者さんが好演。高校生ライダーだったのだ。ブレイド劇場版は、高校を卒業し、会社で面接を受けるレンゲルを前に、面接官二人が言い合いになりながらケンカをするシーンがあるのだが、面接官二人は前作の仮面ライダー555ファイズに出ていて、その落差に笑ってしまう怪演なのだ。
劇場版は、ほぼ前作のキャストが何らかの形で出ており、見つけるだけでも、楽しい。