6月といえば、定時株主総会。
かつては、企業を悩ます存在として総会屋などがいましたが、最近ではめっきり少なくなりました。
総会屋が減少した理由に、
・1981年と1997年の2度の商法改正によって活動が制約されたこと
・2006年に施行された会社法第120条によって、株主の権利の行使に関する利益の供与が規制されたこと
・総会屋による利益要求自体を禁じる「利益要求罪」も新設されたこと
などが挙げられます。
代わりに、企業を悩ます存在として、アクティビスト(もの言う株主)が目立つようになりました。
今年は、そのアクティビストからの株主提案が増加。過去最多を更新しています。
株主提案自体が悪いとは思いませんが、権利の濫用はやはり企業や社会に悪影響を及ぼすおそれがあります。
日本は諸外国と比較して、最も株主提案がしやすい国の一つだ。議決権総数の1%を6カ月継続保有していることなどが条件となる。
大和総研によると、英国やドイツ、フランスは5%以上の保有、米国は2万5000ドル相当の保有が1年以上、1万5000ドル相当の保有は2年以上などと要件が定められている。
外圧からか、次々と改正される会社法。
大丈夫かコレといつも思いながら…。
日本の企業は閉鎖的だと難癖つけてきますが、大手外資系企業は合同会社などを使って「決算公告をする義務はありません。」って。
どっちが閉鎖的やねん!
このマーケット中心主義、株主至上主義はどこまでいくのか。
コロナや戦争。
全て巨大に膨れ上がった投機マネーが暴走して引き起こしたもの。
この暴走を止めるには、
岸田首相の「貯蓄から投資に」ではなく、「投資(マネー)を消費に」。
今求められるのは、富の再分配。
世界の最富裕層1%の保有資産が、残る99%の総資産額を上回ると言われています。
選挙で1%の暴走を99%が止めることは理論上可能なはずなのですが。
私の中にも、1%の邪悪な心と99%の理性が存在し、1%が暴走しないように99%の理性でコントロールしなければといつも思います。
先日、家族を亡くされた方のブログを読んで、私自身、父を亡くしたときのことを思い出し…。子供の頃よく聴いてた曲。
多くのスケーターがこの曲を使用しています。
↓伊藤みどりさん。
この傘持ったままジャンプ、簡単そうに見えますが難しい。
↓真央ちゃん(ジュニア時代)。
靴ひもが切れるアクシデントや最後のループジャンプの前、エッジが溝にハマってカクッてなってますが、動揺することなくパーフェクトに近い演技で優勝。
↓キーラ・コルピ(フィンランド)
本人曰く、「一番お気に入りのプログラム」だそうです。