2015年植林ツアー第3弾! | Cordillera Green Network インターン体験記

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フィリピン・ルソン島北部のバギオを本拠地に、山岳地方(コーディリエラ地方)で活動する現地法人の環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(Cordillera Green Network:CGN)」の日本人インターンによるブログです。お問い合わせはcordigreen(a)gmail.com
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日帰り植林ツアー、第3弾が開催されました!
はじめまして、インターン生の生田と申します。はじめての植林、はじめてのインターン生として参加するツアー、ということで少し緊張しましたが、学びあり笑いありの盛り沢山な一日でした!新人の視点から今回のことを綴っていきます。よろしくお願いします。
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場所は前回同様アンボンドラン村。朝7時にTALA集合で出発です!
2時間半の道のりをひたすらCGNのジープニーで進むわけですが、全く苦にならないんですね、これが。途中途中で水やら昼食の鶏やら、とにかくいろんなものを調達しながらの道のりは遠足みたいで、みんなワクワクです!
和気あいあいとした雰囲気のなか、景色は雑多な街並みから緑あふれる山々へと移っていきます。

 ←昼食の食材のチキン

↓ジープニーの上に乗って走りながら受ける風は最高です!

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現地に到着すると、レナートさん(CGNのフォレスター)のプチレクチャー。
・根が雨水を蓄えることにより、1本の成木が28000ガロン(1米ガロン=訳3.8リットル)の水資源を保存し、安定した供給を村落にもたらすこと
・1人の人間が1年間に必要な酸素を出すには16本の成木が必要であること
なぜ植林するのか、木が私たちにとっていかに大切なものであるかを頭に置きながら、
いざ植林開始です!



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2種類(ハンノキと松)の苗木を、山の高低に応じて分けながら植えます。
みなさん、急な斜面に苦戦しながらも一生懸命植えています^^


経験豊富なフィリピン人との植林はさぞ厳しく過酷なものなのかと思いきや、
開始早々山のあちこちで笑い声が。笑
日本人とフィリピン人で、言葉を教え合いっこしながら植えてたんですね!
こういう交流もすごく楽しい!
終わるころにはみなさん汗だくでしたが、達成感に満ちたいい顔してましたよ~



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お昼は村の皆さんがおいしくて栄養たっぷりの手料理を振る舞ってくれました^^
先ほど出てきたチキンちゃんも、頭からおしりまで一切残さず料理に入っています。
「命をいただく」ということを、見て、食べて、感じられたのではないでしょうか。



村人たちに倣って、手でモリモリ食べます!皆さんとてもなじんでますね^^

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ちなみに!
日本の一般的な松は2本葉なのですが、今回植えた松は3本葉なんですね!
日本でも和歌山県の金剛峯寺に3本葉の松がありますが、
大変珍しいということで参詣者が縁起物としてお守りに持ち帰るほど貴重みたいなんです。
そう考えると山一帯に広がっているこの3本葉、とんでもなく有難いものに感じますね。


高野山真言宗総本山金剛峯寺HPサイト http://www.koyasan.or.jp/meguru/sights.html
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ちなみにちなみに!
きのこも収穫できました~
あとでおいしくいただきましょう^^
村の方から採れたてパッションフルーツもいただいて、得しちゃいましたね!嬉しい!



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帰りの途中でなぜか大笑いしながら写真を撮りまくるみんな。
女性陣と男性陣のグループフォトを最後に載せておきます。
楽しかったですね!ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました~!!