以前も書いたが、一番はじめに勤めていた会社で亡くなった社長から
酒の席でいわれた言葉がある。
「○○、おまえは結婚するならば、顔でも性格でもなくて酒が呑める
女の人と結婚しろ」
オレが酒好きだとしってて、そういってくれたんだと思う。
残念ながら今のところ結婚はしそうもないが、でも、ただ友人として付き合う
だけにしても、亡くなった社長のいうとおり、酒が呑める女性と付き合いたいな
と思う。
辛いとき、仕事が終わって帰ってきたとき、あるいは休日。
オレに付き合って、一緒に酒を呑んでくれる女性がオレには一番いいというのが
社長の論だ。
的を得ていると思う。
酒が呑める女性と一緒に過ごす時間は楽しい。
そして、酒場が似合う女性はかっこいいと思う。
BSーTBSで毎週金曜日23時から放送している
『おんな酒場放浪記』
を観ていてもそう思う。
(TVerでも配信)
月曜夜には月曜夜に、金曜夜には金曜夜にふさわしい内容のテレビ番組がある。
個人的には過去にも記事で取り上げた「吉田類の酒場放浪記」「町中華で飲ろうぜ」
「サウナを愛でたい」などの情報番組は週のあたまである月曜日の夜にやるよりも
一週間が終わってほっこりする金曜日の夜に放送したほうがいいかと思っている
のだが、この「おんな酒場放浪記」は金曜の夜に放送しているのがいいと思う。
昨日2月28日の放送では、モデルの倉本康子が新宿三丁目の「どん底」を訪れていた。
記事でも書いたが、「どん底」はオレも2回訪れている。
なので、放送を楽しみに観た。
名物であるどん底カクテル(通称どんカク)を呑んでいた。
ほんのり甘くて呑みやすいんだけど、なにげにアルコール度数が15度くらい?あるから
調子に乗って何杯も吞むと、あとでクル。
でも美味しいからまた呑みたくなった。
「どん底」黒澤明や三島由紀夫なども通った名店。
料金は高いが、生きているうちに一度は是非行ってほしいお店である。
おんな酒場放浪記も一番初めにその存在を知ったときは、単なる吉田類の酒場放浪記の
焼き直しかなと思ったが、これはこれで金曜日の夜に観るにはちょうどいい。
呑みにゆく店探しの参考にもなる。
ただ、1時間放送のなかで、1軒15分で毎回4店舗を訪れるのだが、一軒め以外の
店はほぼ再放送なので、情報は古い場合が多い。
蛇足だが、毎月最終金曜日の夜は深夜テレビが充実している。
昨日はおんな酒場放浪記を観たあと、23時45分からNHKで月一回最終金曜日に
放送している「今夜は生でさだまさし」を観た。
さだまさしとか、南こうせつとかこのあたりの世代好きだ。
通称生さだは、ラジオスタイルの放送。
視聴者からのハガキをパーソナリティのさだまさしが紹介していくのがメインの番組。
今はなんでもメール投稿の時代だが、ハガキというのがアナログ人間には嬉しいし好感的。
したがって投稿者に高齢者が多い。
生さだを途中まで観たあと深夜1時からはtvkで「太田上田」を観た。
これまた一週間が終わった金曜の夜に観るにはちょうどいいユルさ。
個人的にはゲストなしでの太田と上田のふたりのトークが好き。
金曜日の夜っていうのはプレミア感がある。
遅くまで起きていても、まだ翌日翌々日と休みが残っているから。