埼玉県のうた | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

 

 

 

大学時代の友人3人が現在、埼玉県民。

 

大学時代から卒業後もバイトしていたガソリンスタンドも埼玉県。

 

最初の会社で営業担当だったエリアのひとつも埼玉県。

 

我らが西武ライオンズの本拠地も埼玉県。

 

そして先日いった記事にも書いたサイボクの温泉も埼玉県である。

 

 

 

……

そう、オレはなにげに埼玉県が好きなのである。

 

東京都民だけど、けっして埼玉を見下したりはしていない。

むしろ、へたな都内よりも埼玉の大宮や川越のほうがずっと栄えている

と思う。

お世辞でもなんでもなく、東京の双子の兄弟みたいな感覚で埼玉県を

見ている部分はある。

 

いや、オレに限らず、いうほど埼玉のことを見下している都民は

いないのではないだろうか。

昔みたいな「ダサい玉」というフレーズもまったく耳にしない。

 

最初の会社に入る前、二十代前半のころは西川口駅から2、30分あるいた

ところにあるガソリンスタンドで2年半ほどバイトをしていた。

最寄り駅は西川口だったが住所は戸田市だった。

 

営業マンやってたときは、東京都北区(赤羽)も営業担当だったから、セットで

川口、西川口、蕨、南浦和も必死こいて回っていたものだ。

 

書店まわりだったんだれど、西川口駅周辺の書店はよく注文をたくさんくれた

ので嬉しかったし、月1で営業にゆくのが楽しかった。

ただ、あのころは周辺によくそのスジの人が闊歩してはいたが。

 

なので、なんだかんだで埼玉にはけっこう想い出があるのである。

 

だから先日、埼玉のサイボク温泉にいったときは、頭のなかで

NACK5でおなじみの曲だった「人生たまたま……さいたまで」が自然と流れ

だした。

 

あと、もうひとつ流れたのが、はなわの

『埼玉県のうた』。

 

伊勢○友介が出演していた映画の

「タイマでトんでさ」?? 

……じゃなかった、「翔んで埼玉」のエンディングテーマだった曲。

 

この曲、はなわの曲で比べると個人的には佐賀の歌より好き。

 

地上波で放送されたとき、本編のほうも観てみたんだけれど、正直映画の

ほうはそこまでピンとこなかった。全編ギャグみたいな感じで。

 

ただ、この映画って、基本的に埼玉が東京から蔑まされてるって設定の

世界観だから、オレみたいにもともと埼玉を見下していなかったり、ある程度の

埼玉リスペクトがある人には弱いかもしれない。

 

あとは埼玉県民の人の自虐ギャグ心をそそるかどうかというところかと。

 

全編ギャグみたいな感じだったので、全体的なストーリーはガクトがでていた

ということくらいしかおぼえていないのだけれど、エンディングがもう、はなわの

ためにもうけたひとつのネタ時間のようになり、映像も歌詞にあわせてしっかり

構成されていてよかった。

 

実際の埼玉あるあるなのか、それとも単なる偏見なのかはオレには判断

しかねるが、けっこう笑えた。

 

歌詞はコチラ → 埼玉県のうた

 

そうなんだよな。はなわも歌っていたけれど、埼玉西武ライオンズの西武ドーム

(現在の名称はベルーナドーム)、ドームなのに雨が降ると濡れるのだ。

東京ドームみたいに完全に密封したドームじゃなくて、横が吹き抜けになっているから

風が強い日とかの小雨は観客スタンドに吹きこんできるのだ。

 

どうして、アレ、ああいう設計にしちゃったのだろうか。

自然に囲まれた良いロケーションの球場だから、視界から完全に周囲の景色が

シャットされるのを防ぎたかったのだろうか。

 

だとしたら、気持ちはわからんでもないが、どうせ雨をよけるためのドームをつくる

なら、あんな半端なドームにしなくてもよかったのに。

夏は蒸してエアコンも当然ないし。

 

貧乳率が1位と、巨乳好き率1位って、どういう統計をとったのだろうか。

ちなみに今でも男はみな巨乳好き、若い子好きと思っている女性がいるかもしれないけれど

それは大間違いなので。念のため。

 

埼玉の人におススメスポットきいたら、鉄道博物館。

これにたいして「まさかの屋内」というツッコミはなかなかいいと思う。

 

おやつはみなゼリーフライというのは偏見だろう、たぶん。

ゼリーフライといえば行田だが、埼玉といっても広いのですべての人がおやつに

ゼリーフライを食べているとは考えられん。

 

でもまあそれも歌っているはなわ自身が生まれた場所が春日部だから

自虐的ネタとして受け入れられるのだろう。

埼玉に縁もゆかりもない人間がこの歌を歌っていたら埼玉の人は

カチンとくるかもしれない(笑)