山田うどん攻略戦 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

よく、「世の中にカレーライスを嫌いだという人はいない」とかいうセリフを耳にする。

しかし、マヂカルラブリーの野田クリスタルは「水曜日のダウンタウン」で

「オレ、カレーライス嫌いなんですよ」

といっていた。

なんだ、いるじゃないか。

 

とかいいつつ、オレも好きじゃない。

いや、厳密にいえば、ココイチとかマイカリ-食堂のカレーは好きなのだが

よくいう昔ながらのカレー、家庭の味のカレーが好きじゃない。

理由はもうお察しのとおり。

でっかいタマネギがごろごろ、というか、びろびろと入っているからである。

 

そうなんだ。

森羅万象で、嫌いな人がいないものなど存在しない。

サッカーワールドカップも高校野球も嫌いな人間はいるのだ。

ここではあえて誰とはいわないが、国民的といわれ大人気だけどオレは嫌いだという

グループも二組ほどいる。

(両方ともイニシャルがSだな。うち一組はすこし前に解散した5人組)

 

オレはモツが好物のひとつなのだが、モツも嫌いな人がいくらかいるようである。

オレの個人的な意見をいえば、タマネギを食べることができて、モツを食べられない

というのは相当変わっているなあというところなのだが、世間からみればタマネギを

食べられないほうが珍しいのだろう、きっと。

 

すこし前の話になるが、東村山に志村けんの銅像を観にいった日、その途中で

山田うどんで昼食を食べた。

 

 

『山田うどん食堂』

公式サイトはココ

 

 

実はこれまでの人生で2回しか山田うどんにいったことがなかった。

しかも1回目はごく最近である。

 

埼玉県を中心に展開しているチェーンだけあって、関東以外の人には

もっとなじみがないだろう。

そう、関東に住んでいる人間でも、滅多にお目にかかれない店である。

うちから一番近いところでどこだろうとネットで検索してみたら、小平市だった。

なので、志村けんの銅像を観にゆく途中ならば、ちょうどいいかなと思い

立ち寄ったのである。

 

1回目に山田うどんにいったときは、うどん屋らしくうどんを食べたのだが、

そのときに見たメニューでひとつ気になるのがあった。

今回はそれを食べた。

冒頭にも書いたモツである。

 

「パンチ定食」 640円

 

 

パンチというのはガツンとスタミナをつけるという意味らしい。

モツ煮込みと、ごはんと、とろろと、味噌汁。

 

モツはうまい。

モツがダメな人はきっとこのクニクニ感が嫌なのかなと思う。

 

うーむ。味は悪くないのだけどパンチというわりにこの価格でこの量は

ちょっと物足りない気がする。

 

ここでは定食のひとつとしてでてくるけれど、モツ煮込って店によって

本当に値段がピンキリ。

安くて180円くらいのところもあれば、700円近くする店もある。

浅草の捕○船はけっこういい値段した。

 

まあ、チェーン店のモツ煮ならこんなところかという感じだろうか。

ところで山田うどんのことを略して「だうどん」というらしいが、そう呼んでいる人に

今まであったことはない(笑)