焼鳥日高@聖蹟桜ヶ丘 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

約9カ月ぶりの居酒屋記事である。

 

前から気になっている店にひとりで飲みにいってきた。

場所は多摩市の聖蹟桜ヶ丘である。

 

自宅からは駅で3駅ほど離れているのだが、ウォーキングがてら

1時間ほど歩いていってからダイレクトで飲むビールのほうが、

サウナからの水風呂みたいに快感なんじゃないかと思い、歩いて

店まで向かった。

 

黄昏どきに府中市と多摩市をつなぐ関戸橋を渡る。

 

橋の下に見える川は、あの伝説のドラマ「スクール☆ウォーズ」で

熱血教師役の山下真司とワル役の小沢仁志がバトルを繰り広げた

あの多摩川である。

1時間強歩いて、聖蹟桜ヶ丘駅前に到着。

そこはもう映画「耳をすませば」の舞台の地である。

 

今回のお目当ての店は駅前にあるこちらである。

 

『焼鳥日高』

HPはココ

 

もう店名からわかるとおり、中華食堂日高屋を経営するハイデイ日高のお店である。

日高屋はあちらこちらでよく見かけるけれど、焼鳥日高はあまり見かけない。

ドラクエでいえばメタルスライムくらいレアな存在である。

すこし前にこの店を発見して、日高屋は焼鳥もやっているのかとはじめてしった。

 

店内は既にけっこう賑わっていた。

カウンターはひと席とばしですべて埋まっていたので、今入れば必然的に誰かが

となりにいる状態になるが、まあしょうがない。

 

入店して着席すると店員さんがシステムを説明してくれた。

実はこの焼鳥日高は日高屋と違って、タッチペンで注文するのである。

 

下はメニュー。

 

下はタッチペン。

 

 

このペン先で「メニュー」→「数量」→「注文する」という順序でタッチする。

ちなみにタッチするたびにペンからは音声が聴こえてくる。

お会計の際はこのペンをレジにもってゆくシステムである。

これも一種のハイテクだろうか。

 

まずはビールを注文。

 

「一番搾り 生中ジョッキ」 320円

 

 

やはり1時間歩いて程よく汗ばんだあとのダイレクトで飲む冷えた一杯は美味い。

 

 

「つくね(タレ)」 230円

「もつ煮込み」 200円

 

 

おつまみも価格が安い。

目の前にあるボードを見ると100円のおつまみもあるようだ。

 

同じカウンターの奥では(比較的)若い女性がオレは入る前からずっとひとりで

吞んでいる。

そしてオレが入店してからも、単体や複数のお客さんがどんどん入ってくる

やはり人気店舗のようである。

 

ドリンクもおかわりを。

 

「緑茶ハイ」 290円

 

 

BS-TBSの「町中華で飲ろうぜ!」の玉袋筋太郎師匠曰く、濃いチューハイを

「カタい」というが、ここのはカタくなくやわらかかった。

まあ、この価格でチェーン店ならばこれだ妥当といったところか。

 

 

「かわ(タレ)」 210円

 

 

オーダーはこれで〆。

 

滞在時間約40分。

 

お会計はドリンク2杯とおつまみ3品で1220円だった。

これは安い。

 

帰りはひと駅だけ歩き、あとはさすがに電車に乗った。

 

今回みたいにゴールを居酒屋に見定めて、そこまでウォーキングして汗をかき

ながらゆき、ついたらグビグビやるという試みもたまにはいいかもしれない。

このお店はひとりでも入りやすいし、けっこう気に入った。