動物の絵 日本とヨーロッパ  | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

自分が子供のころのTBSの番組はすべて置きにいっていた印象だ。

置きにゆくとは今でいうBPOとかに引っかからないような無難な家族向けの

ほっこり、まったりするような番組を作りにゆくということ。

 

月曜日にやっていた「クイズ!100人に聞きました」とか毎週観ていたものだ。

毎回出題されるクイズで、街で100人にアンケートをとっているわりには

自分は一度もアンケートに出くわしたこともなければ、周囲でアンケートに遭った

という人間にも会ったことないなと思いながらも、しっかり観ていた。

 

クイズの参加者も一般の家族で、あれこそまさにどこからもクレームが

来ないような見本のクイズ番組だった。

 

のちに同じTBSで和田アキ子と古館伊知郎が司会をやる「クイズ悪魔のささやき」

という番組が放送され、お金が欲しい人たちにビンボーエピソードや悩みをテレビで

告白させることを条件にクイズに挑戦させ、正解すれば賞金をもらえるという内容だったが、

今おもえば、性や病気にたいする悩みもゴールデンで放送していたため、今ならば

BPOに引っかかる可能性が高い番組だとは思う。

あとクイズ番組ではないが、同じTBSで知る人ぞ知る「ねる様の踏み絵」とか。完全にNG。

 

そうそう、TBSのクイズ番組といえば、「クイズ!100人に聞きました」と同じくらいの

時期に「わくわく動物ランド」というのもやっていて、それも観ていた。

これもまたTBSが置きにいった番組だ。

 

なんだろう。すごい面白いとかいう類に番組じゃないんだけれども、

「動物の生態にかんする番組を観ている知的なオレ」

に酔いたかった部分は子供ながらにあったかもしれない。

 

それでもやはり純粋に動物が好きというのも根底にはあったのだろうと信じたい。

犬派か猫派かといえば犬派。

実家で犬を飼っていたこともあり、動物は可愛いと思う。

 

そんな動物だが、今、府中市美術館で動物にかんする企画をやっているので

すこし前に観てきた。

 

『開館20周年記念 動物の絵 日本とヨーロッパ 

ふしぎ・かわいい・へそまがり』

 

詳しくはココ

 

 

今までも何度かこの美術館に来たが、オレが来たときのなかで一番人がいた気がする。

 

 

 

例によって中は撮影禁止なので、画像はここまで。

 

 

正直オレも絵の世界には詳しくないので、名前をしっている日本人作者は

伊藤若冲と葛飾北斎と歌川国芳くらいだった。

 

入口入っていきなり目に入ったのが伊藤若冲の描いた巨大な

「象と鯨図屏風」。

絵に詳しくない人間にもこれはインパクトあった。

 

会場内は4ブロックにわかれている。

 

第1章 動物の命と心

第2章 いろいろな動物、いろいろな絵画

第3章 動物から広がるイメージ

第4章 愛おしいもの

 

タヌキやキツネなど日本では動物が人間に化けたり、あるいは人間みたいに表されたりする

傾向が多いが、外国では人間が動物になって表される表現が多いようだ。

すまん。説明が難しい。

 

やはり小動物が可愛い。カエルとか。

 

美術館関係は撮影ができないから画像がないため、文章も膨らませづらい(おまけに知識もない)

ので一応記録としてここまで記事にアップした。

 

開催は前期と後期わけて、11月28日まで。