日ハム中田翔の巨人移籍について | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

我らが埼玉西武ライオンズが弱い。今日も負けたようだ。

シーズン序盤のほうで怪我人が続出したのはわかるが、そろそろ

本調子に戻してもらいたいものだ。

 

ライオンズはこれまでもFAで数多くの選手が抜けているわけだから

もっとFA補強すべきだと思う。

実力未知数の外国人投手とかに大金をつぎ込んで引っ張ってくる

よりかは、国内で他球団からFAした実力派選手を引っ張って来るべき。

今までたくさんの選手を抜かれてきたのだから、ここでマネーパワーを

使ってもバチはあたらないだろう。

 

そういえば、かつて巨人がFA選手を根こそぎもっていったことが発端で、

「1シーズンに獲得できるFA選手は1人」

という協定ができなかっただろうか。

たしかあったと思う。

だけどいつの間にかなくなっていたのか、また巨人が1シーズンに

何人もとったりしている。

腑に落ちない。

 

腑に落ちないといえば、FAではないが元日ハムの中田翔が球団内で

チームメイトの暴行を働いたとのことで、謹慎後に巨人に移籍した。

 

 

状況が状況だけに日ハムがそのまま抱えていられないのはわかるにしても

「また巨人かよ!」とは思った。

流れて来る情報を聞く限りだと、日ハム側から巨人に中田を受け取ってくれと

いう打診があったとのことだが、どうして巨人なのかわからない。

ずっと前にダイエーの主力であった小久保が、急に無償で巨人に移った今でも

謎の残るトレードがあったが、それを思いだした。

たくさん球団があるなかで何故。

不調にあえぐ西武ライオンズファンとしては、ちょっとだけ来て欲しい気持ちは

あったが、西武はまじめな球団なので、問題児的な選手はまあ獲らないだろうとは

思っていた。

 

日ハムと巨人の間の話に他球団ファンがとやかくいうこともないのかもしれないが

それにしても、日ハムのとき謹慎していた中田を獲得して、すぐに試合に使う巨人には

節操のなさを感じる。

 

日ハムのとき、それなりの問題をおこしたから謹慎していたわけである。

それがトレードとなり、謹慎が解除されてからすぐに試合出場では、日ハムが

謹慎させていた意味があまりないと思えるのである。

中田がやったことは暴力。

たとえ球団が移ったとしても、それなりに謹慎を続けさせるのが筋ではないだろうか。

 

情報によると、巨人はしれっと中田翔グッズも早い段階で作っていたとかいないとか。

もう獲得と同時に起用する気マンマンである。

 

そういえば巨人の原監督がちょっと前に新聞のインタビューにて、

「人的補償制度の廃止」を訴えていた。

人的補償とは自分のチームからFAで選手を他球団に出した場合、その補償として

相手チームからひとり選手を獲得できる制度である。

 

ようするに、原監督は他球団から選手は獲るだけとるけれど、自分のチームからは

補償で出したくないといっているわけである。

 

今まであれだけの選手を獲得しておいて、それはないだろうと思った。

 

中田の話からズレてしまったが、FAについてはもう一度制度を考えたほうがいい。

結局、金を持っているチームが良い選手をたくさん獲得することになり、

パワーバランスが損なわれるように思えてならない。