瑪羅門の家族 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

昨年末くらいから精神的に体調が悪いことから更新数を減らしているが、

それが影響してか、ここ数か月アクセス数がド低減して低止まりしている。

 

世の中においてあらゆる数字を気にするタイプではないのだが

アメブロは好きでやっているだけでやはり気にしてしまう。

やばい。具体的数はいえないが、とてもじゃないがアメブロ10年以上

やっている人間のはじき出すアクセス数じゃないのはたしかだ。

 

そういえば、オレがアメブロをはじめたころ、

「アメブロはアクセス数を水増ししている」

という噂というか話があった。

 

アクセス数が多ければ多いほど、張り切って書き、更新する人が多く

なるからだという。

 

本当だろうか。

本当ならば今もそうなのだろうか。

どなたかご存じならば教えていただきたい。

 

本当だとしたらなおさら今のアクセス具合は窮地である。

 

もちろん、アクセス数が伸びないのは更新頻度の問題だけじゃない。

別に卑下しているわけでもなんでもなく純粋にオレの実力不足なこともあるので

そこは踏ん張らないといけない。

辛いには辛いが更新頻度もこうしてまたすこしずつ増やしていかないといけないなと思う。

こんな稚拙なブログでも楽しみにしてくれている人もいるのはありがたいことだし。

 

しかし週刊少年ジャンプの人気アンケートでいったら、間違いなく打ちきりになるアクセス数の

低下なのだ。

 

そうそう、よく聞く話だが、いくつかある少年漫画雑誌の中でもとくにジャンプは

掲載漫画の不人気打ち切りにはシビアなようだ。

 

読者人気アンケートで人気がない作品は雑誌の一番最後になる。

3週だっただろうか? たしか連続で人気最下位だと打ち切りになるんだと思った。

 

いくつか打ち切りになった作品も見てきたけれど、中には個人的に面白くて

好きな漫画もあったのだ。

 

その中のひとつが宮下あきらの『瑪羅門の家族』

 

 

――

聖なる力(チャクラ)を操り、法では裁けない悪を裁いていく瑪羅門一族の活躍を描いた

バイオレンスアクション。

飛び降り自殺した息子・幸男(ゆきお)が師匠の彫刻家・村雨(むらさめ)に殺されたと知った

母親は、瑪羅門寺に願いをしたためた絵馬を奉納した直後、何者かに刺殺される。

瑪羅門の秘法により、その犯人が美術商・黒岩(くろいわ)と村雨だと判明し、

瑪羅門家の三男・瑪羅門龍(ばらもん・りゅう)が裁きを……!?

(amazonから引用)

 

前半は1~数話完結の作品が多かったので、上の引用はあくまで1巻の話。

 

記憶の限りだと、大人気だった漫画「魁!男塾」の連載が終了したあと、すこし経ってから

はじまった宮下あきらの男くさい漫画である。

 

武闘大会などでひたすらたくさんの敵と戦う男塾の世界観にたいして、こちらはいわば

必殺仕事人のように世の中の悪人に裁きをくだす世界観。

それが面白かった。

 

だけど、ジャンプあるあるで後半はやはり格闘大会みたいなものに参加するような

流れになった。

ジャンプはドラゴンボールの天下一武道会やキン肉マンのプロレスが好評だったことで

編集者が漫画家にたいしてどうしてもバトル系にもってゆかせる流れがあるようだ。

なので、ハイスクール奇面組や、ジャングルの王者ターちゃんみたいな典型的なギャグ漫画

ですら、格闘技大会を開くという話があった。

 

でも、この「瑪羅門の家族」は最後のほう、孔雀院一馬という政治団体のボスと戦う

という流れになった。

 

これまでのジャンプの格闘漫画と違い、バックに政治があるバトルになるんじゃないかと

思い、面白そうだなと思ったのだが、最終回「これから立ち向かうぞ!」という中途半端な

ところで漫画が終了してしまった。

 

どうやら人気がなく打ち切りになったようだった。実に残念だ。

オレのなかでは当時のジャンプのなかで、もっとつまらない漫画もあったのだが。

 

あとになって思うと、長渕剛がでていたドラマ「RUN」に近かったかもしれない。世直し的な。

 

とにかく、もしまた復活して続編がでたらマンガ喫茶とかで読みたい漫画である。